「IDOLY PRIDE」第7話感想

　EPISODE:7「Shining Smile」

　いくら外から見えるサテライトスタジオとはいえラジオにステージ衣装では出ないでしょ、というツッコミはさておいて、順風満帆な活動を続ける星見プロの面々。勝負の世界は無慈悲ですが、互いに讃え合うその姿もまた美しい。
　いよいよ開催されるNEXT VENUS PROJECTへのエントリーを決め、新人アイドルの頂点を賭けたステージへ。
　…と、その前のつかの間の休息的なエピソードだった第7話。

　それぞれ思い思いに休日を過ごすメンバーたち。休みだからこそと早起きしてくる芽衣ちゃんだったり、いつも通りにトレーニングをこなす怜ちゃんだったり。そんな中でサボっていた宿題をやらされるすずちゃんが哀れでしたね（笑）。でも、それでもちゃっかりプール遊びを満喫したり、かと思えば芽衣ちゃんにやられてダウンしたりと、踏んだり蹴ったりでもめげないある種のメンタルの強さはメンバー屈指ではないかとも思ったりｗ
　そしてさくらの手術も改めて心臓の手術と明かされましたが、3年前ということはやはり…。
　一方、買い物に出た沙季ちゃんと紗ちゃんの姉妹。珍しく不安を漏らす沙季ちゃんに対し、しっかりと前を見据える紗ちゃんには改めて成長を感じさせられました。
　そうそう、麻奈は芽衣ちゃんが居れば航平から離れて行動もできるんですね。

■Shining Smile

　で、そんなこんなの休日の最後には、みんなでバーベキュー。
　ここで航平が粋なサプライズで麻奈の楽屋での様子を撮ったビデオを上映（なお、本人には未許諾ｗ）。かつての伝説的なトップアイドルで、姉で、事務所の先輩で、同期で、自分たちがこれから目指す場所をかつて目指し、そしてそれが叶わなかった人。その知られざる素顔。屈託のない笑顔。
　そんな映像がみんなの気持ちをすっと解きほぐしていくかのようなある種の清々しさを感じさせるラストシーンはとても良かったですね。

　休日を楽しむみんなの笑顔、あの日の麻奈の笑顔。まさにShining Smileな第7話でした。

　で、そんな7話は特殊エンディング。サニーピースの新曲「Shining Days」。爽やかで可愛らしいサマーソングですね。

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• 出版社/メーカー: ミュージックレイン
• 発売日: 2021/03/10
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