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Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~ 福岡・Day2その5 [日記]

マリンメッセ福岡
 ソロ曲パートとまさかのネタに抱腹絶倒の幕間ドラマパートが終わり、ライブもいよいよ後半へ。
 ステージに再び登場した9人の衣装はなんと…!

 まさかの「HAPPY PARTY TRAIN」衣装!
 ということはのセットリスト入れ替えに期待が高まりつつの、まずは「空も心も晴れるから」。TVアニメ2期の劇中で流れた9人バージョン。
 続く「SKY JOURNEY」はフリフリの恋アク衣装のときとはまたひと味違っていてい、よりシャープな印象になってカッコよかったですね。
 そしてこの衣装で登場したということは、これまでの埼玉・大阪公演の「恋アク」と入れ変わっての「HAPPY PARTY TRAIN」。Aqoursが福岡に来ることが発表になってからずっと楽しみにしていた今日この日に、福岡公演が発表になった2ndツアーのテーマ曲とも言える曲が、2ndライブツアー終着駅のメットライフドームから再び出発したツアーの終点で再び披露されるというのも、サプライズでもあると同時に粋な構成だなぁと思いましたね。ちなみに、衣装の発光ギミックは省かれていたみたいです。

 そしてアニメダイジェストを挟んでの「Awaken the power」。
 いよいよラストということもあって、観客の「ハイハイハイ!」の合いの手もいつも以上に力が入る。パワフルな歌唱と相まってとにかく熱いステージでした。
 ここでAqoursの9人はいったん退場して、Saint Snowの2人がトークでつなぐといういつもの流れに。
 「私の中の思い出のあれやりたい」「セイラバウアー」「リナバウアー」「…じゃなくて」なんて軽妙なトークで披露されたのは、まさかのラジオ体操第1w
 ひとしきりトークして、ペンライトの色変えなんかもやって、そしておもむろにセンターステージからメインステージへ移動する二人。いつもならここでステージからはけるところですが…。
 「私達Saint Snowには予選でやりきれなかった曲があって…」「里亜の願い、私たちの願い、叶えてくれますか!」からの…「DROPOUT!?」。パワフルな曲に会場は熱く盛り上がりました。

 ラブライブ!のナンバリングライブ史上初となった11人でのパフォーマンスや、衣装替えの時間を軽妙なトークでつないだSaint Snowの二人など、これまでのラブライブ!のライブには無かった新しい風を吹かせたSaint Aqours Snowパート。またいつかこの11人のステージを見たいなと思いますし、「Saint Aqours Snow 1stシングル」と言うからには2ndも出ると期待してその日を楽しみに待ちたいですね。

 再びのダイジェストアニメから、いよいよライブもクライマックスへ。
 今回のライブでの注目曲の一つでもあった「WATER BLUE NEW WORLD」。衣装の早替えも見事でしたし、舞い上がる羽根の演出も感動的でしたね。福岡公演も埼玉公演と同じように羽根が舞い上がる演出だったのですが、会場の環境や規模の違いなどもあってか、羽根の舞いかたやライティングが一段と美しかったようにも見えました。
 曲が終わり、大きな歓声と拍手。そして静かに流れてくる「私たちの輝きはそこに」。美しい照明演出に彩られた静かな時間。じっと聞き入る観客。曲の終わりに自然と沸き起こる大きな拍手。
 12.5話とでもいうべき新規アニメーションからの「青空Jumping Heart」は、まるで物語の中に入ったかのうで、現実と物語の世界が一体となったアンコールの体験はほんとうに素晴らしかったですね。こういうライブ演出、ライブ体験もまた、ラブライブ!のライブの醍醐味です。
 そんな“アンコール曲”の「青空Jumping Heart」を歌い終え、「ホントにホントに…ありがとうございました!」と挨拶する9人。しかし、ステージを降りることなくそのまま披露された曲はなんと…!
 「キセキヒカル」!!!
 試聴動画公開時から期待を集め福岡公演直前に発売になったばかりのBlu-ray7巻特典CD曲が、満を持しての初披露。「起こそうキセキを!」がテーマ曲とも言える今回の3rdライブだけに、ツアーファイナル本編ラストのこの曲で遂に完成した感じがしましたし、そのパフォーマンスもまた、一糸乱れぬ振り付け、繊細な表現力、力強いダンス、美しいフォーメーションと歌唱で、まさに「これぞAqoursだ」と感じられる素晴らしいものでした。

 そして3rdライブツアー中盤からすっかり定着したAqoursコールでのアンコール。これも今回のライブツーアで生まれたドラマの一つ。
 アンコール1曲目はAqoursCLUB 2018シーズンスタートということで、「Landing action Yeah!!」に代わって「ホップ・ステップ・ワーイ!」が早速の初披露。これはライブやファンミで歌ったら楽しいだろうなと思っていたとおり、爽やかなメロディーと、なんといっても終盤にみんなで「ホップ!」「ステップ!」「ワーイ!」を言う所が最高に楽しく、そして盛り上がりますね。
 続く「勇気はどこに?君の胸に!」は、なんとフルバージョンとTV11話での合唱バージョンの要素を織り交ぜた特別バージョン!会場を包む大合唱がほんとうに感動的でした。
 3rdツアー初披露となるフルバージョンと、TV2期になぞらえたライブとしては外せない11話バージョン。これらをどうセットリストに盛り込んでくるかなと期待していたのですが、両方のオイシイ所を組み合わせた見事な構成に「そうきたか!」と脱帽です。
 そんな感動の1曲を終え、再び沸き起こるAqoursコール。
 「Aqoursコールありがとう!すーっごいみんなの声きこえたよー!」
 「ホップ・ステップ・ワーイ!ファイナル初披露、勇君は特別バージョンでお送りしちゃいましたー!」
 そして恒例のお知らせタイム。
 「カーンカーン、チャ・イ・ム!で不思議なことが起こります」ということで、今回はお馴染み千歌ちゃんのコーレス風の呪文でチャイムを鳴らします(笑)。
 告知コーナーでは劇場版の特報PVが公開になったほか、「Thank you, FRIENDS!!」のジャケットイラストも初公開になりました。「うゆかわ」なジャケットで、発売が待ち遠しいですね。

 そんなこんなで、盛り上がったライブもいよいよ終わりの時。3rdライブツアー最後の挨拶。
 「ホントに駆け抜けてきた。なんか早かったよね。またみんなといっしょに、ずっと走っていきたい」とあいきゃん。ソロ曲の思い出やドゥームに向けての意気込みを語ったあいにゃ。Awaken the Powerの思い出、そしてルビィへの想いを熱く語ったあいあい。「4thでもたくさんの笑顔を見られると思うとワクワクが止まらない」と語ったありしゃ。
 そして博多花丸ネタで笑いを取りつつも、「自分に自信が無かったりすることもあるけど(涙)私の居場所はここなんだなって」と珍しく涙に言葉を詰まらせるきんちゃん。「みんなの居場所もAqoursであって欲しいな」という言葉がグッときます。
 たくさんのパワーをもらったことや光の海の美しさを語り、「また会いに来てくれるよう、会いに行けるようにがんばります」というすわわの言葉は、2ndライブツアーからの繋がりを感じさせます。
 「Aqoursまだまだこれで終わりじゃないから!もっともっとライブもしていって一緒に居たい」「いろんなこと言われたりとか、いろいろあるけど、ここにいるみんなが居てくれると、なんだってやれると思います!」と力強く訴えるりきゃこ。思ったことを割とハッキリ口にする彼女ですが、そんな言葉をねじ曲げて解釈したり(どうしてそういう風に曲解するの?と本当に疑問に思うのですが…)、まるで何か失言でもしたかのように書き立てるゴシップメディアやそれを真に受けて騒ぐ人がいたりして、そういうモノも彼女たちにも伝わっていたりするのでしょう。そしてそのことをバッサリと口にするのもまた彼女のらしさですし、この言葉を理解できる多くのファンには、もはやくだらないゴシップなど取るに足らない存在となるはずです。
 「すっごい鼻詰まってて、マジかよーって」「みんなの前に立ったら鼻がすーっとなって、みんなの力すごいなってw」「VSみんな、でも勝ったの私だけどねw」と相変わらずの他愛ないトークで和ませるしゅかしゅー。
 そして最後はあんちゃん。「2ndツアーファイナルでビックリさせてやると言いました」「みんな!驚いたかーっ!!」「ビックリしたかーっ!」「ドヤァ(可愛い)」。まさに有言実行でした。
 そして、「すこしだけ、怖いと思ってました」と一言。こういう場であんちゃんが不安だった気持ちを語るというのは、ずいぶん久しぶりな気がします。それだけ今回のチャレンジは大きかったのでしょう。
 「本気でぶつかってきたから、6公演やりきったと思います!見届けてくれたみんな、ホントにありがとう!」「Aqoursがいたから、千歌ちゃんがいたから、みんなが居てくれたから、飛べた」「感謝の気持ちでいーっぱいです!全てのみんなに、大きな拍手を!」という言葉に、大きな拍手に包まれる会場。

 そしていよいよ最後の曲、「WONDERFUL STORIES」。最後にTVアニメと同じようにモニタに映し出される映像に幕が下りる…という演出は何度見ても良いですよね。

 最後はツアーファイナルということもあって、今回のツアーをいっしょに回ってきたSaint Snowの二人も登場してのカーテンコール。
 「おはようとか、仲良くしてくれたのがホントに嬉しくて」とツアーの日々を振り返るひなひな。「またみんなに会えたらうれしいです
 「ここに連れてきてくれてありがとう」「また明日ねという言葉がすごく嬉しくて、だから、また、みんな絶対会いましょうね!」とアサミさん。
 そして最後に…「いつもありがとうスタッフの皆さん!」「ウォー!」「そしてそしてSaint Aqours Snowのみんな!」「イェーイ!」と、このツアーで恒例だったコール&レスポンスで締め。
 アサミさんのパワフルなMCと煽りは、当たり前だけれど忘れがちな多くのスタッフ・関係者の存在と支え(そして熱い意気込み)を改めて認識させると共に、今回のライブツアーの一体感を形成する大きな力になったと思います。公演後にひなひなのtwitterやアサミさんのInstagramにアップされた集合写真も印象的でした。

 「これからも全身全霊魂かけて、このAqoursを最高のグループにしてみせます!」
 「ついてきてくれるかい!一緒に輝いてくれるかい!」
 「これからもラブライブ!サンシャイン!!、Aqours、Saint Aqours Snow、沼津を、よろしくお願いします!
 本当に!ありがとうございましたー
 惜しみない拍手に包まれる会場。

 改めて、今回の3rdライブツアーは、単にアニメ本編の流れや楽曲の再現では無く、“物語る”ライブだったなと思いました。ライブとライブに参加することを通して、参加者全員でひとつの物語を再構築していくライブ。そしてこの6公演のツアーそのものもまた、ひとつの物語(ワンダフルなストーリー)だったなと。
 これまでのアンコールアニメの定番をあえて変えて、 12.5話とも言うべき演出で物語と一体になった“アンコール”を体験させてくれた所は特にそうですし、「起こそうキセキを!」のテーマで一本芯が通っていたり、幕間のアニメダイジェストの編集も素晴らしかった。「MY舞☆TONIGHT」や「MIRACLE WAVE」は、本当に予選でそのパフォーマンスを目の当たりにした気分でしたし、そりゃ予選突破するわ、と思えたし、「WATER BLUE NEW WORLD」はそりゃ優勝ですわ、と思える。
 Firstもそうでしたが、AqoursのライブはTVアニメの内容が“体験”として強烈な説得力を持ってくるのが面白く、そういう点では、Firstライブで見せてくれたAqours流のシアトリカルなライブエンタテインメントの、いわばその進化した姿を見せてくれた3rdライブツアーだったと思います。

 また、函館ユニットカーニバルを3rdの前に開催していたからこその3rdライブツアーでの共演でもあったし、とっておいたからこその「Awaken the power」であり、2ndライブツアーファイナルのメットライブドームからの3rdライブツアースタートという構成あってこそのツアーファイナル福岡であり「HAPPY PARTY TRAIN」サプライズだったとも思います。
 各公演ごとの違いはもちろん、キャストのパフォーマンスや構成演出、そして観客側の声援の送り方などにもアップデートが重ねられていくのもツアーの魅力でしたね。

 そしてなんと言っても、今回のライブツアー最大級のチャレンジだった「MIRACLE WAVE」はまた、いろんな意味で3rdライブを象徴するもののひとつだったと思います。あまりこういう事に触れるのもくだらなくてナンですが、こんなのを再現させようとする運営おかしい、とか、期待するは奴おかしい、みたいに言う人やそういった論調もあったと思うんですよ。でも、Aqoursは挑戦した。そして、成功させた。やってやったぞ!みんなのおかげだぞ!と示した。そしてファンもそんなAqoursの挑戦を全力で見届けた。スタッフの皆さんの気概も伝わってきた。
 なんというか、未だに外野でウダウダ言ってる人はもういつまでもそこで言ってればいいよ。そこには既に誰もいないし、Aqoursは歩みを止めないし、僕らもどんどん前に進んで行ってるから。というのを強く感じたライブツアーでもあったなと思います。

 その6へ続く。


タグ:Aqours
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