TVアニメ「ラブライブ！スーパースター!!」2nd Season 第8話見所チェック

　今回のエピソードは1期の8話といろんな意味で重なるところがあったり対になるエピソードでしたね。生徒会にまつわる話だったり、学校に込められた想いというテーマだったり、オープンキャンパスだったり。
　前にも書きましたが、こういうところも2年目の物語の面白いところです。
　（第8話感想はこちら）

■新生徒会役員
　Liella!メンバーからではなく、クラスメイトのナナミちゃんが生徒会に加わるというのは意外な人選だなと思いましたが、幅広く起用の実践でもあり、また、後々ナナミちゃん達が生徒会の代理を務める流れとも繋がってるんですよね。さすがに全員が生徒会と全く無関係の立場で私たちが代わりにやりますとはいかないでしょうけれど、ナナミちゃんが居るので本来の生徒会メンバーもちゃんと残っている。
　また、改めて振り返ると、今回のこの展開によってLiella!を生徒会とスクールアイドルの二足のわらじ状態から大会期間中だけでも本来の練習に集中させるための布石としての7話（かのんちゃんが副会長を申し出る流れ）でもあったのかなと思います。よくできたシリーズ構成です。

■来年は3学年揃う

　体育館に集まった生徒の数も増えましたね。あと、よくよく見ると音楽科と普通科で制服も混じってます。制服は自由に選んで着ていいよというのが浸透している。何気ないところですが、2年目の結女らしさが現れているシーンだなとも感じましたね。
　そして来年はいよいよ3学年が揃う。ある意味そこからが始まりでもあります。

■実質副部長？
　なんだかんだでラブライブ！の情報収集やら基本方針の考案やら、きな子ちゃんが入ってきたときも練習メニューだとかで気にかけたりと、可可ちゃんは実質的に副部長みたいなところありますよねｗ
　それはそうと、会計やりたかったと残念そうな可可ちゃんが可愛かった。

■神宮球場

　ストレッチしてる千砂都ちゃんと恋ちゃんの間からひょっこり顔を出すかのんちゃんｗ
　それはそうと、このシーンに出てきた球場周辺地図には後にライブステージになるイチョウ並木がバッチリ書かれているんですよね。さりげない布石です。
　ちなみに、劇中では外苑球場という名称になっている神宮球場ですが、現在老朽化に伴う建て替えと付近の再開発の計画が浮上しているそうで、立て替えや再開発によるイチョウ並木への影響（建物が並木に近くなることで地中の根を傷めたり生育に悪影響を及ぼす恐れ）なども懸念されているのだとか。

■諦めない気持ちで挑戦だー！
　こんなしょうもない状況で「諦めない気持ち」を例えに出されていたかのんちゃんの心境やいかにｗ

■投票の見返り
　Liella!の秘蔵写真欲しいので投票します！追加課金特典も気になります！

■レインボーたこ焼きスムージー

　スクールアイドル部のライブ以外の出し物と言えばもはや定番と化したたこ焼き屋台。そしてレインボーたこ焼き。ネオレインボーたこ焼きはどうやら不評だったようです…。
　ちょっとやそっとではめげない商魂たくましい夏美ちゃんさすがです。そしてスムージーとたこ焼きを混ぜられている時の千砂都ちゃんの表情ｗ 見た目はどっちもどっちだと思うよｗ
　あと、意外といけるという四季ちゃんの味覚は信じて良いのかどうかｗ

■ポンコツちぃちゃん
　千砂都ちゃん、丸やたこ焼きの事になるとポンコツですよね。

■ありあちゃん
　かのんちゃんの妹のありあちゃん、来年はたぶん結女に入学するんでしょうけど、やはりスクールアイドル部には入らなそうですね（すくなくともメンバーにはならなそう）。間接的に関わることはあるかもしれませんが。

■町歩き
　かのんちゃんときな子ちゃんが町歩きしている場面の最後の方に出てくるビルに書かれている店名の「selze」「Luminous」はグループ名候補だったものです。
　あと、渋谷の有名なビルが「108」で煩悩の数になってるんですよねｗ

■イチョウ並木
　イチョウ並木周辺は、実は1話でかのんちゃんがランニングしていたり、5話でLiella!が練習していたりと、2期になって度々描かれていました。なので、そういえばあの場所…と閃いた人も居るのでは。

■表参道と外苑のイチョウ並木通り
　どちらも100年の歴史ある大通りで、地域のシンボル的な道です。
　前回は冬のステージだったのでクリスマスのイルミネーションと言えば表参道、今回は秋だったので、秋の紅葉といえば外苑のイチョウ並木というわけで、同じ地域の象徴的な「道」というテーマでありつつ、季節に合わせたチョイスをしてきた、という感じですね。

■ステージと道
　ステージを作るのでは無く、街そのものをステージにする。ある意味ただの道を、「人」「交」「結」というテーマと重ね合わせる。また、ただの道ではあるけれど、一面に敷き詰められた銀杏の葉っぱで黄金色に輝く道になっている。
　道というのは人が行き交う場所。
　そしてこの黄金色に輝く道はまた、（「Starlight Prologue」のステージの秋版であると考えれば）「私たち」でもあり、ペンライトの光のメタファーでもあるのかなと思いますね。ある意味Liella!の道と私たちの道とが「交わる」ことを表現しているとも感じました。

■Liella!です！

　1期8話のときは「まだ名も無いグループ」だったので、「私たち、結ヶ丘女子高等学校のスクールアイドルです！」でした。
　それが今回、同じようなシチュエーションで、「私たちは、結ヶ丘女子スクールアイドル部」「Liella!です！」になりました。
　前回の8話の時点でグループ名がまだ無かったからこそですし、2年目の物語だからこその演出ですよね。見事です。

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