SSブログ

TGS2019 [ゲーム]

 東京ゲームショウ2019、現地には行かずにネットの配信やニュースで見ていたのですが、今年のゲームショウはいつにも増して楽しそうだなぁと感じましたね。
 正直なところここ数年のゲームショウは個人的にはなんだかパッとしない印象だったんですよ。でも今年はビックタイトルは桁違いに凄いし、旧作のリメイクや伝統あるシリーズのリブートもあれば、大胆に刷新した新作もある。小粒だけどアイディアが光るゲームやVRタイトル、海外メーカーのAAA級の注目作。そしてメガドラミニやPCエンジンminiといった往年のレトロゲームもあって、世代を超えて楽しまれていたりする。とにかくバラエティとワクワクに満ちていて、これがゲームショウだよ!というか、ゲーム文化が積み重ねてきたものの凄さというか、そいういうものが感じられました。

 特に今年のゲームショウを象徴する存在だなと思ったのがセガ。
 「新サクラ大戦」で注目していたというのも大きかったのですが、「龍が如く7」を筆頭に、新サクラ、オリンピック、ペルソナや十三機兵と、コンソールゲームがバラエティーに富みつつそれぞれが気合いの入った内容で、ステージでもゲームの紹介や実際のプレイを中心にじっくりとPRしていました。
 特に2大看板となる「龍が如く7」と「新サクラ大戦」が象徴的だったというか、どちらも新主人公新システムで、「新サクラ大戦」に関しては往年のセガを代表するシリーズの待望のリブート。新しいことにチャレンジしていく、ファンの熱意に本気で応えていくという気概が感じられました。あと、厳密にはセガのタイトルではありませんが「シェンムーIII」もセガが突き抜けていた頃を象徴するタイトルですし、メガドライブミニも話題で、なんというか輝いていた頃のセガが戻ってきたというか、久々に「セガの本気」を見た感じでした。

 PCエンジンminiの出展でチェックしていたコナミブースでは、ステージイベントの合間にサテライトスタジオからミニコーナー的な配信が行われていて、そこでパーソナリティを務める細谷美友さんと永島聖羅さんがPCエンジンminiのゲームにチャレンジするコーナーをやっていたのですが、これが地味に面白かったw
 当時のゲームとか全く知らない世代ならではリアクションも面白かったですし、ある意味とても正しいPRになっていたと思います。あとはやり高橋名人のステージが最高でしたね。スーパースターソルジャーのゲームプレイでは、今なお衰えないその連射と腕前に感動ですよ。残念ながらコナミの配信はアーカイブは非公開でもう見ることができないのが勿体ない…。高橋名人のステージやチャレンジコーナーだけでもダイジェストとしてアップして欲しいw ■追記:PCエンジンmini 3本勝負!のアーカイブが期間限定で配信(YouTube)になっています。ぜひ!
 ただ、コナミはもうここ数年ずっとですが、コンソールゲームにはもうあまり関心が無いのかなという印象ですよね…。コナミの新作・ビックタイトルなんて久しく見ていませんし、どちらかというと関心事はeスポーツ事業の方に向いている感じです。

 SIEはPS4ゲームのハブ的な存在感。「DEATH STRANDING」はもちろん大注目だったようですが、自社タイトルだけではなく他社の話題作もステージで大きく紹介していくスタイルで、試遊にも他社タイトルが多く並ぶというのはSIEブースの特徴ですね。
 追記:SIEが公開したブースダイジェストムービーがめっちゃお洒落!w

 SIEのゲームショウでのポジションや存在感がよく現れているというか、ゲームショウの雰囲気の縮図というか、そんな感じ。

 そんなこんなの今回のTGS。来場者数的には過去最高を記録した去年よりは少なくなっているらしいのですが(というか逆に去年なぜそんなに多かったのか…)、個人的には一時期のゲームショウの停滞感と比べるとかなり期待感を感じることができたゲームショウでした。


コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標または登録商標です。

引用の範囲を超えた無断転載・盗用等は固くお断りいたします。
Reproducing all or any part of the contents is prohibited.
(C)2010 yamakazu0215 All Rights Reserved.