今のなかで「変わり続ける」ことを描いたラブライブ! [アニメ]
TVアニメ「ラブライブ!」が、ついに次回で最終回を迎えます。
古くからのいちファンとしてこの3ヶ月本当に楽しませてもらいましたし、それを差し引いても近年まれに見るほど面白く魅力的なアニメだったと思います。
さて、そんなTVアニメ「ラブライブ!」、振り返ってみると「夢を叶える物語」を柱に、そのために「大切なモノを守りつつ」も「変わっていく」ことを描いた物語だったようにも思います。
廃校から存続へ。999位から19位へ(そして圏外へ…)。1人から3人へ、3人から9人へ。0人から大勢へ。電気の街からサブカルの街へ。自分を変え、誰かを変え、出会いがあり別れがある、変わっていく日常、変わっていく人間模様。
TVアニメ「ラブライブ!」は、変えていき、変わり続ける世界を描いたアニメです。
時代と共に変わりゆく街「秋葉原」を舞台に、「歴史と伝統」ある学校の「廃校」という現実を「変える」ために始まった物語。変えてみせる、変わらないものなんてない。だからこそ、それは楽しいことばかりじゃないし、大切なモノも見えてくる。9話で「ずっと一緒」と不変を誓った願いだって、究極的にはいつかは変わらざるを得ません。
でも、だから…。
思えばそんな本作の物語は最初からオープニングに凝縮されていたのかもしれません。
例えば、11話・12話の穂乃果・ことり・海未の関係性もオープニングで既に暗示されていたようにも受け取れます。
「本気でも」→海未
「不器用」→ことり
「ぶつかり合うこころ」→ことほのうみ
そして改めて映像を見直し、歌詞を読み解くと、オープニングに込められた様々なメッセージがまるで伏線だったかのように浮かび上がってきます。
「楽しいだけじゃない、試されるだろう」「わかってる」
「だって、その苦しさもミライ」「行くんだよ」
「集まったら強い自分になってくよ」「きっとね」
「変わり続けて」「We'll be start!」
しかもこの歌を歌っているステージは、11話で「ラブライブ!」が開催される会場として示された場所でもあります(何気なく見ていたオープニングが「繋がった」瞬間はちょっとした鳥肌モノでした。そして普通にそこにつなげて綺麗に終わるのかな、と思ったら!…いやしかし、そう、このままでは終われない)。
そして、「ラブライブ!」の楽曲の歌詞は(物語の設定上もそうですが、実際にも)μ’sが、彼女たちが作っている、という目線で綴られています(リスアニVol.10.1の作詞家・畑亜貴さんのインタビュー参照のこと)。
この曲はこれまでの3年近い「ラブライブ!」というプロジェクトの歩み自体を歌った曲のようでもありますが、それ以前に、TVアニメ「ラブライブ!」の劇中での歩みと経験を経た彼女たちが、万感の想いを込めて「ラブライブ!」というステージで歌うために作った自分たちを誇る歌でもあるのだと思います。そういう意味でも、この歌の詞に込められているモノは深い。
ならば…。
穂乃果達は「わかってる」と歌っている。きっと強い自分になっていくと歌っている。
大きな夢はここにある。始まったばかりと歌っています。
何も心配することは無いではありませんか。恐がる癖は捨てちゃえ。
「新しい場所がゴール」
そして、終わりは始まり。
「無謀な賭け?勝ちにいこう!」
最終回、楽しみです!
…なーんて、柄にもないことを書いてしまったうえに的外れだったらどうしようと若干ビクビクしておりますが(笑)、ともあれ―こんな記事書いといて言うのもナンですが―「ラブライブ!」はあまり小難しいことを考えすぎずに存分に楽しむのが良いと思います。
今回、作品の面白さを伝えたくて、いつにも増してしっかり感想記事を書いて、みどころチェックなんて記事でチェックしたりで何度も繰り返し振り返り見て反芻してきて、改めて、全体の構成とかそういうのがすごく考えて作られていて、方向性やスタイルにブレが無いというか、強い信念のようなものを感じています。最終13話によっていよいよ完成するのがとても楽しみです。
さて、自分はBS11での視聴なので、日曜夜からはオンエアまで諸々の情報を遮断して楽しみに待ちたいと思います。
1~3話リフレイン説を自分は有力視しているんですけど、1話のミュージカル的メタ演出の様な度肝を抜くようなウルトラCもあり得る。シーズン繋がりや1話繋がりの可能性(桜とか)、これまで描かれてきたものは何で、まだ描かれてないものは何だろう(ことりと穂乃果の出会いがまだ描かれていないな)とか、1話はラブライブ!の基本スタンスが定義されているとも言えるんだよねとか、希が最初に示したタロットカードは「太陽」のカードだったなとか、神田明神での願掛けとか、アルパカどうすんのとか、いろんなものが“布石”に見えて、いろいろ妄想しながら楽しみに。
古くからのいちファンとしてこの3ヶ月本当に楽しませてもらいましたし、それを差し引いても近年まれに見るほど面白く魅力的なアニメだったと思います。
さて、そんなTVアニメ「ラブライブ!」、振り返ってみると「夢を叶える物語」を柱に、そのために「大切なモノを守りつつ」も「変わっていく」ことを描いた物語だったようにも思います。
廃校から存続へ。999位から19位へ(そして圏外へ…)。1人から3人へ、3人から9人へ。0人から大勢へ。電気の街からサブカルの街へ。自分を変え、誰かを変え、出会いがあり別れがある、変わっていく日常、変わっていく人間模様。
TVアニメ「ラブライブ!」は、変えていき、変わり続ける世界を描いたアニメです。
時代と共に変わりゆく街「秋葉原」を舞台に、「歴史と伝統」ある学校の「廃校」という現実を「変える」ために始まった物語。変えてみせる、変わらないものなんてない。だからこそ、それは楽しいことばかりじゃないし、大切なモノも見えてくる。9話で「ずっと一緒」と不変を誓った願いだって、究極的にはいつかは変わらざるを得ません。
でも、だから…。
思えばそんな本作の物語は最初からオープニングに凝縮されていたのかもしれません。
例えば、11話・12話の穂乃果・ことり・海未の関係性もオープニングで既に暗示されていたようにも受け取れます。
「本気でも」→海未
「不器用」→ことり
「ぶつかり合うこころ」→ことほのうみ
そして改めて映像を見直し、歌詞を読み解くと、オープニングに込められた様々なメッセージがまるで伏線だったかのように浮かび上がってきます。
「楽しいだけじゃない、試されるだろう」「わかってる」
「だって、その苦しさもミライ」「行くんだよ」
「集まったら強い自分になってくよ」「きっとね」
「変わり続けて」「We'll be start!」
しかもこの歌を歌っているステージは、11話で「ラブライブ!」が開催される会場として示された場所でもあります(何気なく見ていたオープニングが「繋がった」瞬間はちょっとした鳥肌モノでした。そして普通にそこにつなげて綺麗に終わるのかな、と思ったら!…いやしかし、そう、このままでは終われない)。
そして、「ラブライブ!」の楽曲の歌詞は(物語の設定上もそうですが、実際にも)μ’sが、彼女たちが作っている、という目線で綴られています(リスアニVol.10.1の作詞家・畑亜貴さんのインタビュー参照のこと)。
この曲はこれまでの3年近い「ラブライブ!」というプロジェクトの歩み自体を歌った曲のようでもありますが、それ以前に、TVアニメ「ラブライブ!」の劇中での歩みと経験を経た彼女たちが、万感の想いを込めて「ラブライブ!」というステージで歌うために作った自分たちを誇る歌でもあるのだと思います。そういう意味でも、この歌の詞に込められているモノは深い。
ならば…。
穂乃果達は「わかってる」と歌っている。きっと強い自分になっていくと歌っている。
大きな夢はここにある。始まったばかりと歌っています。
何も心配することは無いではありませんか。恐がる癖は捨てちゃえ。
「新しい場所がゴール」
そして、終わりは始まり。
「無謀な賭け?勝ちにいこう!」
最終回、楽しみです!
…なーんて、柄にもないことを書いてしまったうえに的外れだったらどうしようと若干ビクビクしておりますが(笑)、ともあれ―こんな記事書いといて言うのもナンですが―「ラブライブ!」はあまり小難しいことを考えすぎずに存分に楽しむのが良いと思います。
今回、作品の面白さを伝えたくて、いつにも増してしっかり感想記事を書いて、みどころチェックなんて記事でチェックしたりで何度も繰り返し振り返り見て反芻してきて、改めて、全体の構成とかそういうのがすごく考えて作られていて、方向性やスタイルにブレが無いというか、強い信念のようなものを感じています。最終13話によっていよいよ完成するのがとても楽しみです。
さて、自分はBS11での視聴なので、日曜夜からはオンエアまで諸々の情報を遮断して楽しみに待ちたいと思います。
1~3話リフレイン説を自分は有力視しているんですけど、1話のミュージカル的メタ演出の様な度肝を抜くようなウルトラCもあり得る。シーズン繋がりや1話繋がりの可能性(桜とか)、これまで描かれてきたものは何で、まだ描かれてないものは何だろう(ことりと穂乃果の出会いがまだ描かれていないな)とか、1話はラブライブ!の基本スタンスが定義されているとも言えるんだよねとか、希が最初に示したタロットカードは「太陽」のカードだったなとか、神田明神での願掛けとか、アルパカどうすんのとか、いろんなものが“布石”に見えて、いろいろ妄想しながら楽しみに。
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