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「ラブライブ!」第9話感想 [アニメ]

 #09「ワンダーゾーン」
#09「ワンダーゾーン」
 オープンキャンパスも好評で廃校の決定についてはひとまず保留に。加えて部室も隣の部屋を使えるようになって拡張。そんななか、最近早く帰ることが多くなったことり。なにやら事情がありそうです。

 さてさて、μ’sのランクも50位と急上昇。μ’sのグラビア担当エリー効果絶大か。とはいえ、ラブライブ!参加条件の20位まではまだまだです。
 何か思いきった手も…、とその前にやることがあるとにこ先輩。あからさまに浮いている変装で秋葉原の街に繰り出します。やっぱりにこ先輩のアイドル観はどこか古い…。
#09「ワンダーゾーン」
 で、そんな秋葉原に最近オープンしたというスクールアイドルショップ。早速花陽が目を輝かせておりますが、なんとその中にμ’sのグッズも!(…というか当人達も知らないうちにグッズが売られてるっていいのか?w)自分たちのグッズが作られていることに驚きと喜びを隠せないメンバー達ですが、そんなコーナーの一角に何故かメイド服姿のことりの写真が…。しかもこのサインどこかで…。
 と、まさにそこへメイド服を着たことりが。なにやら出回ってはまずい写真だからと慌てた様子ですが、そんなところを穂乃果達に見つかってしまい、動揺のあまり意味不明な行動に出たあげく逃走!
 秋葉原の街を巧みに逃走することりちゃんでしたが、希に待ち伏せされあえなく御用。わしわしされるところを見てみたかった気も…。

 それにしても、このシーンの台詞アドリブだったとは…。



■ことりの悩み・その1
 アキバの伝説のカリスマメイド・ミナリンスキーさんの正体は、やはりことりちゃんでした。ちょうどμ’sを始めた頃にアルバイトにスカウトされ、かわいいメイド服にイチコロになってトントン拍子に…という感じだったようで(それにしてもこの短期間で伝説と呼ばれるほどになるとは…)、メイドカフェのバイトを通じて自分を変えてみたいと思っていることり。

 ちなみに、ことりがバイトしているメイドカフェのモデルは、(エンディングにもクレジットされていますが)言わずと知れたキュアメイドカフェ。「秋葉原×ラブライブ!」キャンペーンでもお馴染みです。


 「穂乃果ちゃんや海未ちゃんと違って何もないから…」「私はただ、二人について行ってるだけ」と悩むことりちゃんですが、海未ちゃんの背中をそっと押してくれたのはことりちゃんだし、穂乃果が突っ走れるのもことりちゃんが見守ってくれているおかげだったりもするんですよね。でもまぁ、なかなかそういのは自分では自覚できないものですし、自分が優れていると思う人はほとんど居ない。だからこそ悩み、努力する。良き友の姿はまた、良きライバルでもあり、そうして少しずつ成長していく。
#09「ワンダーゾーン」
 そしてまた秋葉原という街も、「次々新しいものを取り入れて毎日めまぐるしく変わって」どんなものも受け入れていく。だからこそμ’sのステージにふさわしい場所なのではないかと考えを巡らせる絵里。
 そういえばずいぶん前に似たようなことをblog記事でつぶやいていたなぁと思い出す。

■ことりの悩み・その2
 Bパート。何やら神妙な面持ちのことり。「チョコレートパフェ、おいしい」「生地がぱりぱりのクレープ、たべたい」などと意味不明のことを呟きだします。
 どうやら、秋葉原で路上ライブを行うことになり、その新曲の歌詞を秋葉原をよく知ることりがつくることになったようです。
 ことりが呟いているフレーズの元ネタはPrintemps(プランタン)のユニットシングルに収録されている「sweet&sweet holiday」ですね。→YouTube試聴動画(2:09~)

 あれこれ考え悩むことりですが、何を書いていいのかさっぱりで思うように書けません…。辛そうなことりちゃんの様子を見かねた穂乃果は、「こうなったら一緒に考えよう!とっておきの方法で!」とことりを誘います。
#09「ワンダーゾーン」
 とっておきの方法、それは実際に秋葉原で一緒にメイドカフェのバイトをしてみること。アキバの歌ならアキバで、アキバのことりちゃんで考えようというワケです。それにしても、穂乃果の「お帰りなさいませ!ご主人様!」が「へぃらっしゃい!」なノリなのがなんとも穂乃果らしいというか…。一方乗り気じゃ無い海未ちゃんですが、後にキュアメイドカフェのイメージガールに選ばれることになろうとは知るよしもなし…。
 穂乃果が呼んでおいた他のメンバー達も様子を見に訪れます。「そんなことより早く接客して頂戴」とにこ先輩。スッとことりちゃんが接客に出ます。

 「それではご案内します」
#09「ワンダーゾーン」
 …こ、ここは天国か!天国にご案内されてしまったのか…!
 天使が…天使がおる!

 さすがは伝説のメイド・ミナリンスキーさんです…。
 いつもとはまるで別人のようにいきいきとしていることり。「この服を着ているとできるっていうか、この街に来ると不思議と勇気がもらえる」「思い切って自分を変えようとしても、この街ならきっと受け入れてもらえる気がする」だから好きだと言うことりちゃん。そんな言葉に穂乃果はふと気付きます。
#09「ワンダーゾーン」

 「いまことりちゃんが言ったことを、そのまま歌にすればいいんだよ!」
 この街やみんなを見て感じたこと、思ったことを、ただそのまま歌に乗せればいい。そう言われて肩の荷が下りたのか、サラサラと筆が進み歌詞を書き上げることりちゃん。そして路上ライブの日がやってきます。

#09「ワンダーゾーン」
 路上ライブのシーンはダンスの描写こそ僅かではありましたが、歌に乗せて回想される風景が楽しげで素敵でしたね。メイド服姿のお披露目。行列のできるメイドカフェ(先日のキャンペーンの時はまさに行列だったそうですね…)。海未ちゃんラヴな亜里沙ちゃん。冷やかし気味な雪穂。にこ×真姫。弓道部だけにダーツの腕前も見事な海未ちゃん。授業中に相変わらず爆睡の穂乃果。ヒデコ、フミコ、ミカの3人もライブを見に来てくれて、ライブも盛況。



 そうそう、物語の中では「今度の日曜日」に「ベルサール秋葉原」で路上ライブをやる、という展開だったわけですが、実際に「今度の日曜日(3月10日)」に「ベルサール秋葉原のイベントホール」でシークレットイベント開催なんですよね。これ、明らかにアニメの出来事とリンクさせた仕掛けですよね。面白いなぁ。…行けないけど。
 ■追記:【オフィシャルレポート】シークレットイベント「μ’s in Wonder zone」秋葉原にて開催!

■いつかみた風景
 ライブも無事終わり、日も暮れて、神田明神のいつもの練習場所に佇む穂乃果、ことり、海未の3人。
 いつかみた光景です…。

 「こうやって3人並ぶと、あのファーストライブの頃を思い出さない?」

 穂乃果が言い出して、3人で始めたμ’s…。あの日、あの夜、こうして3人並んで初めてのライブの成功を夢見たあのとき。ついこの前まで3人だけだったμ’sも9人になり、楽しい日々を過ごしている。
 …でも…。
 「私たちって、いつまで一緒に居られるのかな…」
 高校生活もいつか終わってしまいます。いつまでもスクールアイドルでもいられない。それは仕方が無い。けれど…
 「大丈夫だよ!ずーっと一緒!」「大好きだもん!」と穂乃果。
 こういう場面で、心の底から元気を分けてくれる穂乃果はホント最高のヒロインですね…。
 永遠の友情を誓い合う3人でした…が…。
 ことりの元に届いたエアメール、気になる…。

#09「ワンダーゾーン」

 夕暮れの神田明神でふと寂しさを口にすることりの気持ちはまた、私たち視聴者の気持ちとも重なるものがあります。アニメが始まったばかりのあの頃に思いを馳せ、そして気がつけばここまで来たんだなぁと感慨に浸りつつも、TVアニメの放送もいつか…もうすぐ、終わりが来ることに気付かされる…。

 「捨て回」とか「当番回」とか言われる様ないわゆる箸休め的なお遊び回かと思いきや、ことりの悩みを通じてμ’sがまたひとつ次のステップに踏み出す回でもあり、また、あの第3話を思い返し、3人だけのファーストライブから始めてここまできたことを改めてかみしめる内容でもありました。1話1話がほんとうに魅力が詰まっていて面白い。

 次回は「先輩禁止」ということで、これで呼び方もアニメ化以前からの展開に繋がってくるのかな。どうやら海で水着な予感で、こちらも楽しみです!


■おまけ:ことりちゃんの逃走経路を推定してみました。
※この地図情報はいわゆる「聖地巡礼」を促すものではありません。

より大きな地図で ラブライブ!舞台探訪マップ を表示
※学校や住宅地の近辺もありますので、そういった場所でのいわゆる聖地巡礼行為は、くれぐれも近隣の方々の迷惑とならないよう十分な配慮を心がけて下さい(特に敷地に入っての撮影や再現などの迷惑行為は厳禁)。また、むやみに人通りの中を走り抜けることは危険かつ通行の迷惑となります。常識的かつ良識ある行動を。

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