SSブログ

PCエンジンmini発売! [ゲーム]

PCエンジンmini
 ついにPCエンジンminiが発売になりました!
 発表当初はメガドライブミニが話題性を振りまいていたので若干影に隠れてしまった感がありましたが、徐々に注目度と話題を集めて発売に至ったのではないでしょうか。
 PCエンジンは個人的にも思い出深いハードですし、特にCD-ROM2はアニメ(的な)演出や人気声優によるキャラクターボイスの導入など、大容量時代のゲームの基礎を築いたハードでもあります。

PCエンジンmini
 収録タイトルは全58作品と何気にこれまで発売されてきたミニハードシリーズの中ではトップクラスのタイトル数だったりしますが、実はこの他にもアナザーバージョンをプレイできるタイトルがあったりCD-ROMのシステムカードが違うときにプレイできるミニゲームも収録されていたりするので、実質的に遊べるタイトルはそれ以上とも言えますw
 個人的に思い出深いのは「R・TYPE」「イースI・II」「天外魔境II」「悪魔城ドラキュラX」「ときめきメモリアル」などでしょうか。
 「R・TYPE」はminiでは海外版が収録されていますが、国内版はIとIIに分かれていました。Iのクリア状態をパスワードでIIに引き継ぐ方式だったのですが、法則性を見つけてだかなんだかで適当なパスワードを入れて遊んだりしていた記憶もw
 「イースI・II」はCD-ROMの凄さを知らしめたタイトルのひとつ。当時は「ビジュアルシーン」と呼ばれていた今で言うところのムービーシーンには本当に感動しましたし、CD音源の音楽がカッコよかった。
 「天外魔境II」の、スーパーファミコンに対抗すべくスーファミでできること(回転・拡大縮小)を冒頭の数分で全部やった、というエピソードは有名ですよね。ゲームのボリューム、ド派手な演出、豪華声優陣、当時としては何もかもが常識破りのビックタイトルでした。
 「悪魔城ドラキュラX」は個人的に今でもドラキュラシリーズの最高傑作だと思っています。ファミコンディスクシステムの初代から続くシリーズの一つの完成形。
 「ときめきメモリアル」は今更言うまでも無い恋愛シミュレーションゲームの金字塔。爆発的なブームになったのは後の初代プレイステーションでの移植版からだったと思いますが、この機会に真の元祖にぜひ触れてみて欲しいですね。ちなみに自分の推しは片桐さんです。
 他にも、「スターパロジャー」もよくできたシューティングでしたし、「超兄貴」のインパクトは凄かったしw、「BE BALL(miniには海外版タイトルのCHEW-MAN-FUが収録)」も面白かったなぁ。

PCエンジンmini
 中身はこんな感じ。取扱説明書と本体、ゲームパッドの他には、HDMIケーブルとUSBケーブルが同梱されています(ACアダプタは別途必要)。

PCエンジンmini
 PCエンジンは元々コンパクトなハードだったので、ミニサイズでもそんなに小さくなった感じはしませんね(実際、他のmini系ハードと比べると縮小率も控えめ)。
 一方でパッドのケーブルはなんと3m近くあって、ミニシリーズのハードの中では最長だとかw

PCエンジンmini
 オリジナルのPCエンジンでは背面に拡張端子があってカバーが付けられていたのですが(miniでは背面にHDMIとUSBの端子があります)、そんな拡張端子のカバーまで再現されていて芸が細かいなと。
 メガドラタワーミニの様に、miniサイズのHuカードとか、CD-ROM2mini&インターフェースユニットminiなんてアクセサリも出して欲しいですよねw

 関連書籍も合わせて購入。
IMG_9690_rs.jpg
 電撃PCエンジンminiと、CONTINUE。

電撃PCエンジンmini
電撃PCエンジンmini
電撃PCエンジンmini
 電撃PCエンジンminiでは、PCエンジンminiの開発インタビューや収録タイトルの紹介、ちょっとした裏技などが紹介されています。天外IIスタッフの座談会も必読ですね。
 ちなみに、「電撃PCエンジン」という雑誌は実は誌名と内容を変えて「電撃G's magazine」として今も存続していたりします(実は長い歴史を持つ雑誌なのです!)。PCエンジン時代後期~PCエンジン以降いわゆるギャルゲーにフォーカスしてきた流れからの今の姿だったりもして、そういう点ではある意味PCエンジンは今のキャラクターコンテンツ文化の基礎を築いたハードでもあったと言えなくもないかもしれませんね(笑)。

CONTINUE
 CONTINUEの方はPCエンジンのタイトルが一通り網羅されていて、読んでいて「こんなのあったなー」「これ遊んだなぁ」と懐かしい気持ちに。
CONTINUE
 イースI・IIは当時本当に衝撃的でした。ゲームやグラフィックは勿論ですが、米光亮さんのサウンドがとにかくもう本当に素晴らしい。
CONTINUE
CONTINUE
 岩崎さんや永山さんのインタビューも必読の内容。
 イース、天外II、ときメモなどはゲーム史に残るタイトルと言っても過言ではないでしょう。この機会にぜひプレイして欲しいですね。

 思い出補正的な部分は多分にあるとは思いますが、どれも今遊んでも面白い。
 CERO Dとなってはいますが、ほぼ修正が入っていない限りなく当時に近い状態の内容を、お手頃価格で現在の環境で快適にプレイできる最良の選択肢であることは間違いないと思うので、この機会にぜひ!


PCエンジン mini

PCエンジン mini

  • 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテインメント
  • 発売日: 2020/03/19
  • メディア: Video Game



コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標または登録商標です。

引用の範囲を超えた無断転載・盗用等は固くお断りいたします。
Reproducing all or any part of the contents is prohibited.
(C)2010 yamakazu0215 All Rights Reserved.