映画「ウォーキングwithダイナソー」を観たよ [日記]
映画「ウォーキングwithダイナソー」を観てきました。
ちなみに、観たのは2D吹き替え版。できれば3D版で観てみたかったのだけれど、この後続けて「ゼロ・グラビティ」の3D版を観るつもりだったので、映画館の上映スケジュールの兼ね合いで2D版で観てきました。
雄大な大自然の映像の美しさもさることながら、普通に動物たちの自然ドキュメンタリー映像を撮ってますといわんばかりにあまりにも自然でリアリティのある恐竜たちの映像に目を奪われます。とにかくまったく違和感なく風景に溶け込んでいる恐竜たちのリアルな映像が本当に凄かった。
リアルなだけでなくかわいらしさやユーモアもあって、恐竜好きにはたまらない映画だと思います。
そうそう、予告編やCMなどで恐竜の台詞などが出てくるため、いわゆるそういう映画なのかなと思いきや、恐竜が喋っているといっても人が喋るように口を動かしたり、オーバーリアクションな表情や動きをしたりするわけではありません。あくまでも動物としてのリアルな動きをします。
なので、よくテレビの動物番組とかであるような、“動物だからホントは喋るはずないんだけど、いかにも喋ってそうな台詞を充ててみている”感じ(あるいは、プロ野球の珍プレー番組で面白おかしく適当な台詞をあてはめている様な感じ)になっていて、「ホントは言葉を話したりしていないけれど、こんなことを話してるんじゃないかな~」みたいな作品という見方もできて、そこが面白かった。
子供や家族で楽しめる映画なので物語はシンプル。全編けっこう陽気な感じで、予告編の印象ほどには愛と感動の…とかいう重い感じではありません。恐竜映画なのでもちろん肉食恐竜も登場するのですが、弱肉強食な描写は控えめです。あと、典型的な「飛び出す3D」を楽しませるアトラクション的部分も盛りだくさんなので、3Dで観たら恐竜たちの迫力を体感できるでしょうね。
案内役の鳥(声は中村悠一)の軽妙なトークや、陽気なキャラクター達とも相まって、ワクワクする楽しさに満ちた映画でした。
ネタバレになるのであまり詳しくは書かないけれど、主人公の頭のトサカ(?)にケガの跡の穴が開いてるのは、こいつが主人公ですよ、というのを判りやすく見せるアイディアというだけでなく、なかなか楽しい布石にもなっています。中盤で登場する肉食恐竜のとある身体的特徴を案内役のキャラクターがやたら笑いものにする場面も密かに布石になっていて、なかなかどうして見応えのある映画でしたね。
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