映画「ギャラクシー街道」観てきたよ [日記]
三谷幸喜監督の最新作「ギャラクシー街道」を見てきました。
昔懐かしな感じのレトロ感あふれるSFの世界観や、ハンバーガーショップという限定された空間で繰り広げられる群像劇コメディといった、三谷幸喜ならではの映画。
ざっくり言ってしまえば「なんでもない映画」です。特別に大きなストーリーがあるわけではなく、それほど劇的な事件もドラマも無い、いつもよりちょっぴりドタバタしたハンバーガーショップの一日、という感じの内容。「ラジヲの時間」や「THE有頂天ホテル」の様には派手に盛り上がったりもせずわりと淡々と話が進むので、そこがまぁ物足りなかったり賛否分かれたりするかもしれないと思います。ある意味舞台劇的というか、そんな感じ。
あとは良くも悪くも、ある意味下品な(笑)シチュエーションもある映画なので(風俗の客引きとかも登場するあたりでお察しください)、そこはちょっと好みが分かれるかもしれませんね。
ともあれ、とあるハンバーガーショップの一日、そこで交錯する様々な人間模様(宇宙人模様…と言うべきかw)が可笑しくもありくだらなくもあり、なんでもありな宇宙人という設定だからこそのバカらしさも楽しい。そしてそんな並行して展開する複数のドラマを描きつついつのまにか一つの線に繋がっていく巧みな構成は、さすが三谷幸喜の群像劇の真骨頂という感じで面白かったですね。
まぁ、最後に西川貴教が全部持っていった感じもしますがw
挿入歌の「The End of the Universe/宇宙の果てまで」がいろんな意味で最高に素晴らしいので、サントラもぜひ!w
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