音楽で振り返るラブライブ!サンシャイン!! 「Sailing to the Sunshine」Disc.2 [音楽]
音楽で振り返るTVアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」。
Disc.2。
01.のん気な屋上日和
のんびりポカポカな曲ですが、よくよく聴いてみるとメインテーマの変奏ですね。
02.ファイブマーメイド
TVアニメ放送直前特番のネット配信でCM枠中に延々リピートされていたのでそれが印象に残っているという人も多いのでは?w
03.フォーリン・ヨハネ
04.Riko Jump High!!
しいたけから逃げ惑う梨子ちゃん。最後はまさかの窓からベランダ越しにジャンプという珍場面に使われた曲。梨子ちゃんのイメージがいい意味でどんどん壊れていく(笑)
05.堕天しない?
「やってしまったPV」のBGM。絶妙なバラバラ感があるところがなんとも(笑)
06.FRIENDSHIP
5話ラスト、善子加入の場面で使われた曲。
ある意味Aqours第一段階の誕生とも言える場面で流れたこの曲の発展系が、後に11話「想いよひとつになれ」や、13話「MIRAI TICKET」のステージ前の場面で流れる「DETERMINATION」(27曲目)ですね。
07.降臨・ヨハネ
「深淵の深き闇から、ヨハネ堕天!」
ちなみに曲のタイトルは3曲目の「フォーリン・ヨハネ」と掛けたダジャレというのも、「お、おう…」という感じです。
08.廃校キターー(゚∀゚)ーー!!
まさかのあのμ’sと同じ廃校に瀕するというシチュエーションに狂喜乱舞の千歌ちゃん。このシーンは視聴者も「廃校キター!」と思っていたはずで、そういうところをわざと狙って逆手にとってくるのも序盤~中盤にかけてみられた特徴。
09.すれ違いは霧の中で
6話でルビィがPV撮影のため帰りが遅くなることを生徒会室にいる姉のダイヤに伝えに来た祭の、帰り際のやりとりの場面で流れた曲。なんとも切ない。
10.ズームイン!
「見える!あそこーーよっ!」
11.アクション!
沼津・内浦の魅力を伝えるPVを撮影していく場面。もうおなじみの内浦の日常的なテーマフレーズですね。
12.夢で夜空を照らしたい【第6話挿入歌(TVサイズ)】
第6話の挿入歌。かねてからバラード曲でのアニメ映像を見てみたいとずっと思っていたので、まさに「待望の」という感じでした。
ちなみにスカイランタンが印象的なPVですが、当時twitterなどで「ヨハネ」を検索するとポーランドの「聖ヨハネ祭」のスカイランタンの映像が多数ヒットしていたんですよね(今はもう善子が圧倒的に多数ですが)。それもあってなんだかものすごく運命的なものがありました。
13.雨模様のリグレット
雨の降る夜。鞠莉の部屋を訪れ真意を問いただすダイヤ。壁ドン。
重く不穏なメロディーが印象的な曲。
14.東京ハイテンション
東京を満喫する千歌たち。
15.SELF CONTROL!!【第8話挿入歌(フルサイズ)】
ダンスなう。
16.夢と現実の狭間
9話冒頭、イベント参加者の圧倒的なパフォーマンスを目の当たりにして気落ちするメンバーに、努めて明るく振る舞う千歌。そんな場面を繊細かつ絶妙に彩った曲。
17.くやしくないの?
衝撃の得票数「0」。Saint Snowの二人からの言葉。重い空気が漂う帰りの電車。「くやしくないの?」という曜ちゃんの問い。
18.果南を追え!
果南の早朝ランニング尾行シーンで流れた曲。いかにも尾行シーンって感じです。
19.取り調べ室
部室で果南の取り調べ。この場面の果南はなかなか可愛らしかったですよね(ニヤニヤ)。
20.一番大切なもの
ダイヤさんの口から明かされる2年前の真相。「友情Diary」「FRIENDSHIP」と同じモチーフの曲というのもまた…。
21.素直になれなくて
シリーズ屈指の名場面のひとつ。雨の中を走る鞠莉、そして鞠莉と果南の誤解とすれ違いが解けるビンタとハグの場面で流れた名曲。「ハグ…しよ」からの泣きのストリングスが最の高である。
22.未熟DREAMER【第9話挿入歌(TVサイズ)】
9話挿入歌。「ラブライブ!サンシャイン!!」の物語において“9人揃ったAqours”として初めて披露したことになる楽曲。3年生組をリードボーカルに据えたミドルバラードという点でも意表を突いた展開でしたが、Aqoursというユニット名の成り立ちや、「君のこころは輝いてるかい?」が物語上あるべき位置なども踏まえると、なるほど“新生Aqours”の第一歩としてこれ以外に無い。
23.サンシャイン!バケーション!!
海ではしゃぐAqours。
24.ウキウキ夏合宿
浦女購買部のテーマです(笑)
本編で使われるずっと前から浦女購買部のBGMとして使われていたのでその印象が強く、アニメで流れたときも「浦女購買部の曲だw」という感想を抱いた人も多いのでは?
25.海に還るもの
TVアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」のもう一つのテーマ曲とでも言うべき曲。第1話から11話挿入歌「想いよひとつになれ」までを結ぶ珠玉のピアノ曲。どことなく「想いよひとつになれ」を彷彿とさせる部分があるのもポイント。
「ラブライブ!サンシャイン!!」Aqoursの物語はこの曲が奏でられるためにあったとも言え、千歌と梨子の出会いから始まった“海に還る”物語はこの曲が奏でられたことでいったん完成。そして次が、それより前から始まっていた千歌と曜の“ヨーソロー”の物語。
26.すれ違いのヨーソロー
11話、夕暮れのびゅうおで曜ちゃんが鞠莉に胸の内を打ち明ける場面で流れた曲。曜ちゃんの複雑な乙女心を感じさせる繊細なメロディが美しい。
27.DETERMINATION
シリーズ中幾度となく耳にしたメロディ。メンバー加入のシーンなどで度々用いられ、ちりばめられてきたモチーフ。それがかつてないほどに勇壮で力強く奏でられる。幾多の想いを経て、かけらはひとつになる。
28.想いよひとつになれ【第11話挿入歌(TVサイズ)】
11話挿入歌はTVアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の屈指の大仕掛けのひとつ。1話で提示された梨子の求めている海の音、2話で奏でられたワンフレーズ(しかも曲名が「想いのかけら」!)、それが10話でついに演奏され、11話のここ一番という場面での挿入歌として披露される。このパズルのピースがはまっていく様な感覚はたまらないものがありましたね。
ポイントはこの場面で梨子が演奏しているのは「想いよひとつになれ」の伴奏ではなく「海に還るもの」であるという点。そういう意味でも想いが一つになり重なっている名場面ですし、梨子が作曲担当だったからこそ成立した仕掛けともいえます。
29.始まりの物語
13話ラスト、東海地区予選のステージでAqoursが演じたお芝居のシーンで流れた曲。私たちの今の物語を演じたお芝居の曲のタイトルが「始まりの物語」というのは、控えめに言っても最高としか言いようがないでしょう。シリーズ中に耳にした様々なフレーズにのせて私たちの物語が語られ、未来への船出、そして始まりへと誘います。
この曲はお芝居シーンの印象とも相まってサントラの中でもトップクラスに好きな曲ですね。
30.MIRAI TICKET【第13話挿入歌(TVサイズ)】
東海地区予選で披露された新曲。お芝居のシーンから繋がるイントロがとても綺麗で印象的な曲。ちなみに、TVサイズとはいえほぼほぼフルサイズで、曲の終わり方が若干違う程度となっています。
それにしても、「海に還るもの」と「想いよひとつになれ」の関係性もそうですが、「始まりの物語」と「MIRAI TICKET」の連続性といい、歌と音楽と物語の一体感の強さも「ラブライブ!サンシャイン!!」の音楽の魅力と言えるかもしれません。
31.ユメ語るよりユメ歌おう【第2話エンディング主題歌(TVサイズ)】
32.ユメ語るよりユメ歌おう【第4話エンディング主題歌(TVサイズ)】
33.ユメ語るよりユメ歌おう【第5話エンディング主題歌(TVサイズ)】
34.ユメ語るよりユメ歌おう【第6話エンディング主題歌(TVサイズ)】
35.ユメ語るよりユメ歌おう【第7話エンディング主題歌(TVサイズ)】
36.ユメ語るよりユメ歌おう【第8話エンディング主題歌(TVサイズ)】
37.ユメ語るよりユメ歌おう【第10話エンディング主題歌(TVサイズ)】
38.ユメ語るよりユメ歌おう【第11話エンディング主題歌(TVサイズ)】
39.ユメ語るよりユメ歌おう【第3話&第12話エンディング主題歌(TVサイズ)】
Disc.2の31曲目以降は「ユメ語るよりユメ歌おう」の各話バージョン。各エピソードに合わせてエンディングの歌唱メンバーが異なるというのも「ラブライブ!」シリーズの特徴的なところ。それぞれのエピソードの印象とも相まって、同じ曲でも歌うメンバーやパート分けの違いによってその話数固有のエンディングとして印象も変わってくるのが面白い。
いやぁ、こうして改めて振り返ってみても、またいろんな発見がありますね(もちろん、後付けだったり深読みだったりする部分もあるかもしれませんが)。噛めば噛むほど味が出る!w 皆さんもぜひ2度3度と楽しんでみてはいかがでしょうか。
TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』オリジナルサウンドトラック Sailing to the Sunshine
- アーティスト: 加藤達也
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2016/11/30
- メディア: CD
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■追記:2期のサントラについてもまとめました!→音楽で振り返るラブライブ!サンシャイン!! 2nd Season「Journey to the Sunshine!」Disc.1
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