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第66回NHK紅白歌合戦の感想とか・1 [雑記]

第66回NHK紅白歌合戦
 大晦日の紅白、本当に楽しかったし観て良かったと思ったので、ちょっと感想でも書いてみようかなと。

 まずは冒頭、総合司会の黒柳徹子さんの楽しそうな様子が良かったですね。
 タイトルロゴがばーんと出た時の「いよいよ始まった!」という高揚感。バックで流れている「ザッツ、大みそか!」というテーマ音楽がまた荘厳で格好良くて(配信してくれたら買うのにw)ほんとうにワクワクさせられました。
 幕が上がって出場歌手がずらりと並ぶ姿も壮観でしたし、ちょうど「ザッツ、日本!ザッツ、紅白!」のキャッチコピーのところでカメラがアップになって、μ’sがばっちり写っていたのも嬉しかったですね。
 そして黒柳さんの「初めて紅白の司会をしたのは、今から57年前でございます。ほとんどの歌手の方生まれてらっしゃらないですね」とのコメントに、改めて考えてみれば凄いことだなぁと驚くとともに、今まさに紅白の歴史が凝縮されている瞬間だなと感慨深いものがありました。
 しかも司会としては実に32年ぶり。そういう意味でも今回の紅白出場者の皆さんにとっては記念に残るものだったのではないでしょうか。黒柳さんが本当に楽しそうで、観ているこっちもワクワクするオープニングでした。

 そしてトップバッターは郷ひろみの「2億4千万の瞳」。おくせんまん!じゃぱーん!で大盛り上がり。
 そして紅組トップバッターは大原櫻子ちゃん。
 紅白宣伝部にμ’sと一緒に出演したということもあって、また、宣伝部での可愛らしい印象もあって「がんばれ!」という気持ちで観ていました。歌も素敵だし、僅かに声を潤ませつつもギターを抱えて笑顔で歌うその姿はほんとうに可愛かったですね。
 出場者全員が揃ってのオープニングからの、ウラトーク席紹介。
 今回は事前宣伝番組の「ザッツ!紅白宣伝部」からガッツリ楽しんできたので、ウラトークも楽しみにしていました。配信の映像も見つつ、副音声も聞きつつ、twitterも眺めつつと、多元的に楽しんだ紅白。

 記者会見での涙やザッツ!紅白宣伝部での姿が印象的だった乃木坂46のステージも良かった。
 続いての三山ひろしさんも紅白宣伝部でのエピソード紹介での情報もあったので、会場におばあちゃんが来ているというのはグッとくるものがありました。目を潤ませつつも堂々と歌い上げる姿はほんとうに感動的でした。
 このあたりから思った以上にテンポ良く進んでいく流れに、みるみる近づいてくるμ’sの出番にドキドキしつつ観ている感じにw

 徳永英明が中島みゆきの「時代」を歌い上げ、そして黒柳さんのフリでアニメ紅白がスタート(次がμ’sということもあって楽しさ半分、ドキドキはピークという状態にw)。まるちゃんとウィスパーとの掛け合いも楽しく、往年のアニメソングの名曲達が次々と披露されました。
 とはいえ、思った以上に詰め込み気味だったというか、あっという間のダイジェストだったのは少々肩すかしではあったけれど、AKBのコスプレに猛烈に感動していた飛雄馬など面白おかしい要素もあって楽しいコーナーでした。
 最後のバカボンのパパの「これでいいのだ」で締めというのはユーモアも効いていて良かったですねw これでいいのだ!

 で、駆け抜けるように終わったアニメ紅白コーナーの次は、いよいよμ’sの出番。
 今回の紅白のために制作されたオリジナルアニメーションによる前振りからの「μ’s Music Start!」の掛け声で始まった「それは僕たちの奇跡」。
紅白で「それは僕たちの奇跡」を歌うμ’s
 いやぁもう本当に素晴らしかった。輝いてた。
 アニメーション映像と完璧にシンクロしたダンスパフォーマンスと歌唱は、これまで幾度か披露されてきた中でも最高クラスの完成度だったのではないでしょうか。衣装もこの日のためにアップグレードされたキラキラ感が増したものでしたね。
 ほんとうに素晴らしくて感動して、気がついたらいつのまにか目から汗が…。

 なんだかあっいう間の出来事でしたが、オリジナルのアニメ映像からの歌唱というμ’sらしい演出を取り入れて貰えたのは嬉しかった。
 できれば、実際にキャラクターの声をやっている人たちが、アニメから飛び出してきたみたいに、アニメの映像と同じように歌って踊るんですよ、という文脈をもう少し丁寧に説明してほしかったかな。まぁあながち間違いではないけれど「実写化」ってざっくりしすぎですよねw
 後で副音声のウラトークや配信映像をチェックしてみたら、西川貴教大盛り上がりでしたね(笑)。よくよく聴いてみたら主音声の方でも西川さんっぽいコールが微かに聞こえている気がしますw

 miwaさんの出番では日村もといヒム子が登場w 紅白宣伝部でmiwaさん本人もヒム子に出て欲しいみたいなことを語っていただけに喜んでいたようですが、なんとも強烈な画でした。
 中間投票では紅組に投票。最終投票への予行演習にもなりました。
 関ジャニ∞の出番ではゆるキャラや他の出場者も登場してお祭り騒ぎに。μ’sも出て楽しそうに踊っていましたね(しかも前列だったのでカメラにも抜かれてました)。こういうお祭り感も紅白ならでは。

 後半パートでは福山雅治のライブ中継が格好良かったですね。ステージの仕掛けも凄くて、中継の映像も綺麗でした(ちょうどwowowが福山雅治の年越しライブの生中継を行っていたようで、wowowによる中継映像だったようでうす。どうりで綺麗なわけだ。μ’sのFinalも中継してくれないかな…)。

 水森かおりさんのステージは、立体感のある、まさに飛び出してくるステージという感じで迫力がありました。中ボスの異名は伊達じゃないなとw
 そんな水森さんのステージもそうでしたが、全体を通して、立体的に配置されたLEDパネルとそこに映し出される映像に舞台セットを巧みに組み合わせ、奥行き感や出場歌手ごとに多彩な表情を見せるステージ演出が実に見事でした。後半のPerfumeの時のウラトークでPile様も語っていましたが、出場歌手によって多彩に表情を変えるステージセットはホントよくできてましたね。

 ディズニーとのコラボコーナーでは、ミッキー達のキレッキレのダンスパフォーマンスやショーアップの見事さに、さすがレベルが違うなぁと感嘆。
 そして同じくある意味ディズニー枠であるスターウォーズと嵐のコラボ。スターウォーズ要素が思ったよりあっけなかった感はあるものの、ベイダー卿の存在感とBB-8の可愛さは良かった。

 続いてのAKB48は高橋みなみ最後の紅白ステージということだったのですが、まさかの前田敦子、大島優子の二段構えのサプライズ登場にたかみな涙。これは本当に粋な演出でしたし、何気に豪華で貴重なステージだったのではないでしょうか。

 そして特別企画の「花は咲く」。
 YOSHIKIのピアノ演奏で出場者全員で歌う「花は咲く」は本当に感動的で素晴らしかった。この曲は本当に大好きなんですよ。アレンジも演奏も歌声もステージも本当に美しく、心に響いてきました。こういう素敵なステージが観られるのも紅白だからこそですね。ウラトークでは西川貴教のいい話や、何気に上手い久保田アナの歌声も綺麗でした。

 続いて登場したSuperfly。圧倒的な声量と歌唱力がとにかくもの凄い迫力でしたし、ウラトークで負けず劣らずの歌唱を披露する西川さんも凄かったw
 シンプルなブルーのライトのステージから一転、サビでカラフルな花びらがぶわっと舞い散る映像演出は綺麗でしたね。
 余談ですが、こういうメロディアスな曲をパワフルに歌い上げるっていうテイストはPile様にも似合いそうなので、Pile様もこういう曲歌って欲しいなとも思ったり。

 そしてゴールデンボンバー。ウラトークでは西川さんの本領発揮w 又吉の仕込み乙wな展開からの「火花」オチもベタだけど可笑しかった。

 後半、石川さゆりさんの出番辺りからはウラトークにμ’sからえみつん、うっちー、Pile様、みもりんの4人が登場。さゆりさん、五木さん、V6、Perfume、そして小林幸子と、後半随一の見所での副音声出演で、本人達も豪華なステージを目の当たりに貴重な体験も出来て嬉しかったことでしょう。また、何気に今回の紅白の面白さや特徴がぎゅっと濃縮された枠だったのではないでしょうか。
 紅白宣伝部からの「μ’s↓」ネタやお餅の話題も交えてくれたりっていうのもなんだか嬉しかったですね。
第66回NHK紅白歌合戦
 石川さゆりさんの津軽三味線隊を従えて凜とした佇まいで微笑む姿は本当に美しくカッコよかったですね。津軽海峡・冬景色は世代を超えて誰もが知っている演歌の名曲。サビでの雪景色のステージ演出をバックにした見事な歌唱がそれはもう圧倒的な美しさで、思わず見入ってしまいました。
 続く五木ひろしさんもさすが演歌の大御所といった貫禄。その表現力、歌唱力はやはり圧倒的だなぁと改めて実感。
 子供の頃は紅白の演歌なんて退屈でしか無かったのですが、今こうして改めて聴くとその凄さ素晴らしさを実感できますね。

 V6の「愛なんだ」で「小学生の時に買ってもらった」と嬉しそうに語るみもりんに、ああそうだμ’sの皆はちょうど世代だよなぁと思い出したり、まさかの坂本くんからのレス(少し後のパートでイノッチも手を振ってたみたいですね)でウラトーク席は大盛り上がりw
 サビで客席側に背を向けて「観客と一緒に歌う映像」という演出の良さもさることながら、ウラトーク席で盛り上がってるμ’sも映り込むという嬉しい展開。μ’sの4人で真っ先に立ち上がってはしゃいでいたPile様は、歌声も一番聞こえていた気がします。
 ウラトークの副音声や配信映像と合わせてみると、ちょっとしたマルチアングル的にも楽しめて面白いですね。

 Perfumeはリアルがバーチャルになるステージで魅了。
 プロジェクションマッピングやCG映像との完璧な同期で魅せた最先端のライブパフォーマンスは驚きの連続でした。
 前にも少し書いたことがありますが、μ’sが2次元と3次元をイコールのものとして扱い、2次元の世界を3次元に顕現させるのに対し、リアルの世界を作り物の世界に完璧に同期させることで、リアルの世界がバーチャルな空間になるのがPerfume。
 μ’sとPerfumeという、バーチャルアイドルの異なる方向性を両方堪能できたのも今回の紅白ならでは。

 そして満を持しての紅白復帰となった“ラスボス”小林幸子。
 第一形態、第二形態、第三形態、最終形態とこれでもかとばかりに次々と進化していくステージがもう楽しくて仕方なかったですね。歌も圧倒的な迫力でした。
 今回の紅白で小林幸子の果たした役割と意義はとてもとても大きかったと思います。注目の…という点でもそうですが、すったもんだあって紅白出場を絶たれ表舞台からも“干され”かけたものの、ネットと若い世代からの支持を武器に新境地を開拓し、芸能界の常識を跳ね返して、世代やメディアの枠を超えた、パワーアップした新しいステージをひっさげて紅白に華麗に舞い戻ってきたということの意義、そして「これぞ紅白!これぞ小林幸子!」というステージを魅せてくれたことはとても大きかったと思います。圧倒的な存在感を示し、今年の紅白のMVPと言っても過言ではないでしょう。
 紅白を終えた幸子さんはすぐさまニコファーレに向かってそこでも歌を披露していたのですが、紅白で歌い終えたときの「ありがとう」の一言は、応援してくれたネットユーザーに向けての感謝を込めてだったと語られていました。

第66回NHK紅白歌合戦・ウラトーク配信
 あと、石川さゆりさんから小林幸子さんまでのμ’sのウラトークを観て聞いていて思ったのは、Pile様はこういう自然体なおしゃべりの場では何気に強いなと。隣のみもりんと一緒にわーわーきゃーきゃー素直にはしゃいでいましたし、すっとトークに参加して素直な感想を口にして話題を振ったりもできていました。V6のコーナーでは普通に歌い出してたし、真っ先に立ち上がって手を振ったりもしていて、本当に楽しいんだなぁというのが伝わってくる感じ。
 みもりんは特にV6や小林幸子の所でPile様といっしょに大はしゃぎしていて楽しそうでした。とにかくウラトークではPile様とみもりんがいろんな意味で大活躍でした。
 うっちーは相変わらずのふわっと落ち着いた感じで安定感がありました。ことさらに舞い上がったりしないのもらしさですし、バナナマンとの繋がりもあってうまく橋渡し約をこなしていました。今回の一連の紅白関連の出演(からのそんなバカなマン生放送アシスタント出演)を経て、バナナマンとのファミリー感が一段上がった感じはありますね。
 えみつんは典型的な声優バラエティー的オタトークやオーバーリアクション芸にヘンに場慣れしてしまったが故に、こういう場面での弱さが出たというか、うまくトークに入りきれてなかった感じですね。
 ともあれウラトーク、楽しそうなμ’sも観られて満足でしたし、何より仲良くはしゃぐみもぱいは最高でしたw
 今回の紅白の新しい試みだったウラトークの映像配信は、マルチアングル的な楽しみ方もできてなかなか面白かったですね。


 続いては19年ぶりの紅白出場となったX JAPAN。誰もが知っている珠玉のバラードからの熱く激しいステージが大迫力でした。
 大迫力と言えば美輪明宏。御年80歳とは思えぬ歌唱には本当に驚かされましたし、一切の装飾を排した漆黒のステージにも関わらず圧倒的な存在感と迫力を感じさせる凄まじい舞台には、ただただ驚嘆。

 懐かしの出場者が続く終盤でX JAPANと並んで注目だったレベッカ。実は紅白初出場というのが意外でしたよね。曲は勿論代表曲「フレンズ」。ちょっと前にwowowで再結成ライブが放送されたのも観ていたのですが、変わらないあの独特の歌声の懐かしさ、良かったですね。

 懐かしい歌声と言えば今井美樹。「PIECE OF MY WISH」をしっとりと歌い上げました。大ヒット曲「PRIDE」の影に隠れがちですが、今井美樹を代表する名曲。こちらもwowowで30周年記念ライブの放送を観ていましたが、変わらず綺麗な歌声ですよね。

 そして今回で紅白最後の出場となる森進一さん。情感のこもった歌唱はさすがの貫禄でした。ウラトークでは久保田アナが感極まってか号泣してましたね。続く高橋真梨子さんのお洒落なステージも良かった。

 そして最後、白組トリは近藤真彦の「ギンギラギンにさりげなく」。個人的にも小学生の頃に良く耳にした曲だけに思い出深い。紅組トリにして、今回の紅白の大トリは松田聖子の「赤いスイートピー」。ラストの2曲は、マッチと黒柳さん、松田聖子と黒柳さんという往年の歌番組を象徴するツーショットを再び拝むことができたのも感慨深いものがありました。
第66回NHK紅白歌合戦・紅組優勝!
 最新の映像技術を駆使したステージや、派手なお祭り騒ぎのステージもあり、シンプルなステージや一切の装飾を排し歌一本で勝負したステージあり、いろんな世代、様々なジャンルの音楽を楽しめた紅白歌合戦でした。
 
 そして最終投票。もちろん紅組に投票。
 結果は…紅組優勝!!
 4年ぶり30回目の紅組優勝だそうで、紅組優勝は本当に嬉しかった。紅白で優勝の結果がこんなにも嬉しかったのは初めてでしたね。本当におめでとう!


視聴者審査員
紅組:355,545票
デジタルTV:246,705票
ワンセグ:9,286票
アプリ:99,554票

白組:345,509票
デジタルTV:236,986票
ワンセグ:10,652票
アプリ:97,871票

客席審査員ゲスト審査員含む
紅組:1,287票
白組:1,420票

中間投票
紅組:168,179票
白組:179,230票

タグ:μ’s
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