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「ラブライブ!」を彩る劇伴の魅力 [音楽]

Notes of School idol days
 TVアニメ「ラブライブ!」のオリジナルサウンドトラックアルバム「Notes of School idol days」が発売になりました。CD二枚組にTVアニメ「ラブライブ!」で流れた音楽の全てをぎゅっと詰め込んだCDです。
 サントラ大好きな自分としては、サントラCDが発売になることが判ったときからそれはもう楽しみにしていたのですが、まさに名盤と呼ぶにふさわしい仕上がり

 アニメ放送前、「ラブライブ!」のTVアニメ化が発表になって、アニメーション映像に関してはいままでの積み重ねもあってどんな映像になるかだいたい予想もできて、お話や映像の方は京極監督のこれまでの経歴やいわゆる師弟関係的なものから“これぞアニメ”って感じの見応えのあるものになるだろうなという予感もあったのですが、劇伴はどんな感じになるんだろうというのがずっと気になっていました。
 そんな中で、監督の音楽に対する意識や音響監督さんなどの自信に満ちたツイートなんかを目にして、これは相当期待していいんじゃないかと思えてきて、そして公開になったPV1・PV2でこれは期待以上だと確信に変わったのを覚えています。こういうアニメ劇伴を待っていた!っていう感じでしたね。

 最近はなんというかこう…ゲームのBGMみたいな劇伴が多くて、なんとなく音楽が流れている感じであまり印象に残らないアニメが多いのですが、「ラブライブ!」の劇伴は全曲印象に残っていて、どの曲も思い出深いというか、聴いているだけで様々な場面が思い起こされます。場面の展開や登場人物達の気持ちと曲の展開がシンクロして、映像と音楽が一体となって感情に訴えかけてくる感覚はまるで映画を見ているかのようでした。
 一曲一曲の良さは勿論のこと、どの場面で、どのタイミングで、どの楽曲を使うか、どういった曲を使うかをほんとうに考え抜かれていたんだと思います。

 最近はサントラCDが単体で売られることも少なくなっているなかで、2枚組全曲入りというボリュームで、しかもサントラCDのCMというだけでも今時珍しいのに、複数バージョンを作って週毎に変えてきたのは相当力も入っているし自信があった証拠だと思います。そして事実、それだけの価値のある名盤です。テレビアニメのサントラとは思えないほど贅沢で美しくて、楽しくて素敵な音楽が詰まっています。是非、お手に取ってみて下さい。

 どの音楽がどの場面で使われていたか、という切り口でシリーズを見返してみるのも、新しい発見があって面白いかもしれませんよ。


 そうそう、お馴染みラブカ+は絵里でした。
Notes of School idol days
 ハラショー。


Notes of School idol days

Notes of School idol days

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ランティス
  • 発売日: 2013/04/10
  • メディア: CD






 心に残る素敵なメロディー、耳に残る名曲の数々を生み出して下さった作曲の藤澤慶昌先生に感謝!

■関連記事
「Notes of School idol days」を全曲紹介してみる【Disc1】
「Notes of School idol days」を全曲紹介してみる【Disc2】

■4/17追記:毎度数字が全てではありませんが、オリコンチャートアルバム週間ランキングで、10位(推定8,063枚)を記録したそうです!今のご時世に(映画のサントラや企画モノでもない、これといった特典があるでもない)純粋なテレビアニメのサウンドトラックアルバムでTOP10入り、推定8千枚の売り上げというのは嬉しいことですね。本当にお勧めのアルバムなので、ぜひ多くの方に手にとって聴いて頂けたらと思います。

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