新生FF14のベンチマークを試してみた

　22日のプロデューサーレターLIVEを前に21日に行われたテスト配信で、（まぁ半ば茶番的な格好で）本日0時から新生FF14のベンチマークが公開になると発表になったので、さっそくダウンロードして試してみました。
　新生FFXIVオフィシャルベンチマーク ワールド編

　PCスペックは以下の通り。
　CPU：Intel Core i7-860 2.8GHz
　メモリ：DDR3-1333 8GB（2GB*4）
　VGA：nVIDIA GeForce GTX650Ti（ELSA）Driver Ver.314.07
　OS：Windows7 64bit
　べンチマーク起動ディスク：Intel SSD320 40GB
　※GeForceドライバの3Dグラフィック設定はデフォルト値のまま

　で、結果は…

FINAL FANTASY XIV: A Realm Reborn ベンチマーク ワールド編
計測日時:2013/02/22 0:31:42
SCORE:6396
平均フレームレート:55.141
評価:とても快適
-とても快適な動作が見込めます。グラフィック設定をより高品質に設定しても、とても快適に動作すると思われます。

画面サイズ: 1280x720
グラフィック設定のプリセット: 最高品質
描画設定
-グラデーション描画をなめらかにする : 有効
-見えない物の描画を簡略化する（Occlusion Culling） : 無効
-遠景表示用の簡易モデルを表示して描画負荷を軽減する（LOD） : 無効
-必要な時以外LODデータを持たない（ストリーミング） : 無効
-表示のギザギザを緩和する（アンチエイリアス） : 有効
-透過する光の表現品質を向上させる : 有効
-こまかい草の表示量 : 最大表示：高負荷
影の表現
-影の表示に簡易モデルを表示して描画負荷を軽減する（LOD） : 無効
-影の表示設定 : すべて表示する
-影の解像度 : 高解像度：2048ピクセル
-影の最適表示（カスケード） : 最良表示：高負荷
-影をぼかす強さ（ソフトシャドウ） : 強く：高負荷
テクスチャ品質
-基本的ななめらかさ : 高品質
-角度/距離でのなめらかさ : 高品質
画面効果
-画面の隅を自然に暗くする効果（周辺減光） : 有効
-爆発などで周囲に向かって画面をぼかす効果（放射ブラー） : 有効
-キャラクター移動時の効果表示 : すべて表示：高負荷
-立体感を強調する効果（SSAO） : 強く：高負荷
-光があふれる表現効果（グレア） : 通常表現
カットシーン演出専用効果
-被写界深度表現（DOF） : 有効

システム環境:
Windows 7 Ultimate 64 ビット (6.1, ビルド 7601) Service Pack 1 (7601.win7sp1_gdr.130104-1431)
Intel(R) Core(TM) i7 CPU 860 @ 2.80GHz
8182.367MB
NVIDIA GeForce GTX 650 Ti(VRAM 4045 MB) 9.18.0013.1407

このベンチマークはFINAL FANTASY XIV: A Realm Rebornの動作を保証する物ではありません。

FINAL FANTASY XIV: A Realm Reborn 公式サイト http://jp.finalfantasyxiv.com
(C) 2010-2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

-- ツイート用テキスト --
http://sqex.to/ffxiv_bench_jp #FFXIV SCORE:6396 1280x720 最高品質 Intel(R) Core(TM) i7 CPU 860 @ 2.80GHz NVIDIA GeForce GTX 650 Ti

　いやぁ、予想以上です。
　1280x720解像度とはいえ、最高品質設定のプリセットでGeForce GTX650Tiでも十分快適に動くスコアということで、これ、描画品質を欲張らずに普通に遊ぶだけならバカ高いGPUを用意する必要は無いですね…。それなりのGPUを積んでいれば確かにノートPCでも遊べそうです。
　GTX650Tiはいわゆるエントリーミドルクラスという位置づけの15,000円前後（2013年2月現在）で購入できる価格帯のグラフィックスカードです。

　ちなみに、1280x720の高品質設定だとSCORE:8482、平均フレームレート:73.464で「非常に快適」。1920x1080のフルHD解像度の場合でも、高品質設定ならSCORE:5288、平均フレームレート:42.717なので、設定次第ではフルHD解像度でも十分な品質、かつ快適な動作が見込めそうです。


　なお、ベンチマークの映像は公式チャンネルで公開されています。


　映像の方は…、やはりもう少し空気感が欲しいなという気はしますね。遠景までディテールを細かく描画しすぎているのか、全体的にざらついた感じもする。一方で柱や鎧などはつやつやスベスベ感が強すぎる気もします。それと、所々ですが木の影などのちらつきがすこし気になりました。
　あとこれは好みの問題でもありますが、エフェクト系がうっとうしいというか、（こういうのが派手で好きという意見も判りますが）なんかピカピカとヒットマークの様に光ってばかり（剣で斬りつけても太刀筋の光跡が出るでもなくピカッと光るだけとか）でちょっとチープでうるさいと感じてしまいます。SEもボコスカ叩いてるような音ばかりでちょっとなぁという印象。
　動作に関しては、全体的に旧FF14と比べると確かに軽く動いてる感じ。ただ、なんかスルスル動きすぎて重量感が無いような気もしなくも無い…。デモだからそう見える、というのもあるかもしれませんが。
　まぁ、いま使っているPCで十分快適に遊べるらしいということは判ったので、あとは実際にプレイしてみて判断ですね（ちなにみレガシー資格者ではないのでβテストは抽選当選待ちです）。


　フィールドウォークスルーPart 1

　所々でPS3版の映像も見られますが、（多少フレームレートの低下やティアリングがあるとはいえ）見た目は全然遜色ないですね。

　ゲームパッドでのプレイ動画

　この操作方法は普通に思いつくようなものですし、キーアサインツールなどでこういう設定してる人も居ると思いますが、意外なことに採用例無いんですかね。何にせよ、自分もゲームパットで遊ぶつもりなので（というか、旧FF14もゲームパットで遊んでいたので）期待はしてます。
　ちなみに動画で吉田氏が使ってるのと同じ製品を自分も使ってます。ワイヤレスだし、そこらの安物ゲームパッドにありがちなチープさもなくつくりもしっかりしていて上質なのですが、L2R2がちょっと重い（＆持ち方によっては指をはさみそうになる）のが難点かな…。


　■関連記事：新生FF14ベンチの設定をあれこれ試してみた

　■追記：新生FINAL FANTASY XIV βテストフェーズ3開始

　■追記：新生FF14のキャラクター編ベンチを試してみた

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