ARIA The BENEDIZIONE [アニメ]
「ARIA The BENEDIZIONE」、観てきました。
いやぁもう最高でしたね…。良かった、とてもとても良かった。
「ARIA」はそんなに派手な事も起きない、ゆったりのんびりとした作品ですが、こんなに濃密なお話が60分に詰まっていたのかと驚く様な充実のひとときでしたし、見終えた後にほんとうに世界が輝いて見える、そんな作品でした。
何より映画のラスト、エンドロールで「ウンディーネ」ですよ。TVアニメの最初のオープニング主題歌だった曲をあえて最後の最後に持ってくる。
終わりじゃない。ネオヴェネツィアの日常はこれからもずっと続いていく。そんな気持ちにさせてくれると共に、ARIAという作品に出会えて本当に良かったなぁとしみじみ思い、AQUAという漫画に出会えた偶然や15年前TVアニメを見ていた日々のこと。2007年にARIAのコンサートを観に行けた思い出。2015年にまた新作を観ることができた奇跡。いろんな思い出がこみ上げてくるエンディングでした。
フィナーレと銘打たれているけれど、なんか、そんな感じがしないんですよね。不思議な清々しさを感じながら映画館を後にしました。
そうそう、上映前のクイズコーナー、めちゃめちゃ難しかったですw
7カ所変化するとか言ってましたが、1カ所しかわからなかったw
一番最初のTVアニメのキービジュアルと同じ構図というのがもうズルい;;
帰りの電車では映画を見るまで封印してきた主題歌とサントラを聴きながら帰りました。特に今回のサントラに収録されている「冬の世界 ~Fiocco di Neve~」はシリーズの中でもトップクラスに好きな曲の一つになりましたね。本当に素敵な曲です。
今回も豪華なパンフレット。
パンフレットと言うよりもはやムック本レベルの充実の内容とボリュームです。
今回も原案になった天野先生の書き下ろし漫画が収録されていて、これだけでも元が取れるだけの価値はありますよね。
そして姫屋といえばこの栞ですよね。今回のグッズでパンフレットと並んでこれだけは絶対に買わねばと思ったアイテム。
2001年の夏にたまたま「AQUA」の単行本を手に取ったのが最初のきっかけでした。そこから2005年からスタートしたTVシリーズやOVAも全て見てきましたし、2007年に行われたコンサートに足を運べたことは今でも忘れられない思いです。
そして月日は流れて2015年。まさかもう一度観られるとは思っていなかったARIAの新作「ARIA The AVVENIRE」が公開され、それから6年、再びのミラクルが起きて「ARIA The CREPUSCOLO」、そして「ARIA The BENEDIZIONE」と、もう一度アクアを訪れ、みんなの今の姿を見ることができました。
そこには変わらずネオ・ヴェネツィアの町並みがあって、みんながいて、そしてこれからも素敵な日々が続いていくのだろう、そんな気持ちになる最高の作品でした。
ARIAという作品に出会えて良かったと心から思います。
そしていつかまた、アクアで会えるその日を夢見て。
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