「マクロスプラス」＆「プラネット・クレイドル」

　「マクロスプラス」のHDリマスター版「Complete Blu-ray Box」を購入。期間限定生産ということなので、流通在庫が無くなってしまう前に買っておくかと。

　一緒に「マクロス30」主題歌、千菅春香の歌う「プラネット・クレイドル」も購入。

　「マクロスプラス」は、いわずと知れたマクロスシリーズの作品で、90年代OVA全盛期に作られたSFアニメの傑作。卓越した映像表現のレベルや音楽の使い方（菅野よう子がアニメサントラを本格的に手がけた作品でもあり、シャロン・アップルの歌などは当時衝撃だった）など、この作品の前と後でアニメの歴史は大きく動いたといっても過言ではないと思います。それくらいエポックメイキングな作品。

　Blu-ray用の新たなHDリマスターの完成度は非常に高く、今なお色あせることのない圧倒的な映像表現とも相まって10年以上前の作品とは思えない美しさと迫力です。

　ブックレットもボリュームたっぷりの充実の内容で、原画集などは「マクロスプラス」のアニメーションとしての凄さをまざまざと見せつけられます。本当に凄い。当時のCMで使われていた「これがアニメーション」というコピーは秀逸でしたね（ちなみに映像特典として当時のCMも収録されています）。

　マクロスプラス　Complete Blu-ray Box



　「プラネット・クレイドル」はマクロス30周年を記念して制作されたゲーム「マクロス30」の主題歌。ちなみに作曲・編曲は初音ミクの「tell your world」などで有名なkz（livetune）。
　表題曲の「プラネット・クレイドル」はアップテンポで疾走感・飛翔感のある曲で、カップリングの「ワンダーソング」はゆったりしたテンポながら心弾むような軽やかさと透明感が魅力。どちらも艶があり伸びやかなハイトーンのボーカルがとても心地いい。
　千菅春香はこの曲がデビューシングル（「ミス・マクロス30コンテスト」歌手部門グランプリ受賞）で、その後も「琴浦さん」や「たまゆら」などでその魅力的なボーカルを聴かせてます（「絶滅危愚少女」の主題歌もなかなか良さそう）。声優としても活動していて、佐藤順一監督の最新作「絶滅危愚少女」でも まな役 として出演していますね。
　メロディアスで爽やかな歌から、力強くカッコいい歌、ラララ～な、いわゆるヴォカリーズまで見事にこなす彼女の、今後の活躍と音楽活動に期待です。
　千菅春香（mora）

マクロスプラス Complete Blu-ray Box

• 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
• メディア: Blu-ray

PS3ゲーム「マクロス30~銀河を繋ぐ歌声~」オープニング&エンディングテーマ 『プラネット・クレイドル/ワンダーリング』

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: フライングドッグ
• 発売日: 2013/02/27
• メディア: CD

　オリジナルビデオアニメーション「絶滅危愚少女 Amazing Twins」オープニン愚テーマ 絶滅危愚少女!（Amazon）

　余談ですが…、えみつんもどうせアップテンポのカッコイイ系ならこういうメロディアスでボーカリストとしての良さがひきたつ曲を歌って欲しいな。