「ふたりはミルキィホームズ」第7話感想

第7話「終わりの始まり」


　うーん、両親の方はいろいろお見通し、なのかな？
　兄貴の方は父親の事は知っているけれど（というか父親から怪盗のイロハを教え込まれていたのか…）、やはりフェザーズの事は全く気付いていなかったようで、前回いかにも布石な感じだったゴミ箱に捨てられたカードのデザイン画を見てようやく気付いた様子。
　なんだかアリスの方は家族がらみで一波乱ありそう…。

　今回は、カラーザファントムの一味がフェザーズに対して密かな反抗作戦を企てる、という回だったワケですが…。
　そんなに毎度毎度フェザーズに邪魔されてて恨み辛みがたまっているという感じでも無いし（むしろ自滅しているような印象の方が強い）、怪盗が怪盗らしいことをしていなくて、探偵も探偵らしいことをしていない中で、とにかくフェザーズ憎し、みたいな対立ばかりを描かれてもちょっと説得力に欠けるというか、単なるバトルアニメというか…。
　カラーザファントムの理念的な部分をもっときちんと描写し、それをフェザーズがいつも阻むという展開や、怪盗がトイズの力を悪用して盗みなど悪さをして、探偵がトイズの力を駆使して事件を解き明かして怪盗を追い詰めていく、というプロセスを踏んだ上での対決を描いて欲しいなぁ…。
　尺と話数の関係で掘り下げられないのが厳しいところなのは判らなくもないけれど、もうすこしお話に工夫が欲しいところ（カズミの微妙に立つ瀬の無い感じとか、明神川家の複雑な家庭事情の無駄にミスリードを誘いそうな思わせぶりな描写は妙に手が込んでいるのに…）。

　ともあれ、次回はまさかのエラリー姫百合登場!?ということで、遂に念願の姫百合アニメデビュー。姫百合スキーとしてはとても楽しみです！





■おまけ：まだまだ作成途中ですが…

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