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祝!ラブライブ!3周年!! [日記]

 「ラブライブ!」がプロジェクト開始から3周年を迎えました。
伝説開幕
 2010年6月30日発売の電撃G's magazine 2010年8月号。
 天使ちゃんことかなで会長のねんぷち目当て(笑)で偶然にも購入。引っ越しの際にやむなく処分するも、入手できるうちにと買い直して現在に至る。

 いやあそれにしても凄いことになりましたね。こんなに凄いことになるなんて誰が予想したでしょう…と言いたいところですが今回はあえて、2年半前にスノハレを紹介したとき「なにかきっかけがあればイケる気がする」と感じていたあの頃の自分を褒めてあげたい(笑)

 まぁそんな話は置いといて。

 思い返せば、最初はホント何だコレ?だったし、キャストが発表されたときも「誰?」状態で、声優陣も今でこそ人気を集める顔ぶれではあるけれど、ナジョルノはともかく、うっちーは知る人ぞだったし、みもりんそらまるも声優デビューして間もなく当時は無名に近かった(なので、初期からのファンは「あの人気声優が」とか「萌え要素が」みたいなことよりも、G's伝統の誌上企画であることや、なんだこれ!?という部分に注目してきた人、本格的なアニメPVが付く事への驚きや楽曲自体の魅力に惹かれてきた人が多いのかなと思います)
 でもこの、声優さんも居るけど、モデルさんも居ればタレントに歌手も居るという顔ぶれもまた、「ラブライブ!」の魅力でもあり強みでもあるというか、いわゆる“声優ユニット”という枠ではない、“μ’sというグループ”が居るという感覚にも一役買っているのかなという気もしますね。

 ちなみに、自分が当時知っていたのは「キディ・ガーランド」で知ったうっちー(キディ・ガーランドが当時、放送前にそこそこ話題になったものの結局それほどぱっとせずイベントも割と目立たない感じだったりして、それを知ってて印象に残っていたから真っ先に目に飛び込んできた名前は内田彩だった)と、ちょうど同時期に始まっていたミルキィホームズに出演していたみもりんとそらまる(とはいえ、当時はまだ最初のシングルを出したばかりの頃)。fripSideのボーカルやってた(後にミルキィホームズの小衣ちゃんで再び知る)ナジョルノくらいでした。

 そうそう、「ラブライブ!」ってよくナントカの二番煎じだとか言われたりもしますけど、実は根っこの部分が大きく違うというか、「ラブライブ!」はリアルなアイドルの活動をそのまま誌上企画に…バーチャルに落とし込んで再現していくというコンセプトが中心にあって、ぼらららの衣装とか総選挙システムとかでも判るようにAKB48の要素を取り入れていたり、実際のアーティストのようにシングルCDにPVを付ける(PVを使ってCDを宣伝する)あたりとかも含めて、他のアニメ・ゲーム・声優系アイドルモノ作品よりもむしろ、リアルのアイドル活動に近いんですよね。
 μ’sというアイドルグループが実際に居て、CDを出してPVがあって、芸能雑誌に載る特集記事がG'sの連載。そんな感じ。
 たぶんそこが他の二次元アイドルコンテンツと根本的に違うところであり、読者参加企画ならではというか、「ラブライブ!」の持つ他とは違う不思議な魅力の根源なのかなと。言うなれば、「ラブライブ!」にはいわゆる「原作」は無い。あるのは「μ’s」という存在…みたいな。なので、キャラクター紹介でも絵と一緒にキャストの写真も載っていたり、イラストと同じポーズのキャストの写真が並んでいたりと、2次元のμ’sと3次元のμ’sというのが同等に扱われている。

 で、スタートがそんな(ゲームやアニメやマンガでもなく、音ノ木坂学園にアイドルグループが居るので注目していこう、という始まり)だったこと、そこが中心・柱としてあるから、ライブでも言っていたように入口の多いコンテンツになり得ていて、沢山の入口とそこから入ることやコンテンツが様々な側面を持つことを許容できる構造が成り立っているのではなかろうか、とかなんとか言ってみる。

 先日の3rdライブで一つの理想型を創りあげた2次元と3次元の融合も、そういうμ’sという存在を共有しているからこそという感じですし、アニメPVそのままに歌い踊り、キービジュアルイラストがライブの衣装として再現され、それがTVアニメのオープニングのステージ衣装に逆輸入され、そしてまたTVアニメのPVと衣装をライブで完全再現する凄さもそうですが、ここまで巧みに2次元と3次元が連動し渾然一体となって、そしてこんなことを本気で(さも当たり前のように)やってのけているコンテンツはそうそう無いと思います。

 あとは何と言ってもやはり「みんなで叶える物語」というキャッチコピーが凄まじく秀逸で、かつそれを実感できるところが「ラブライブ!」の面白いところ、…と言ったらちょっと大げさかな?
 でも、このキャッチコピーのおかげで、素直にファンが増えることを嬉しいと思えるし、もっと叶えたい、もっと良いものに挑戦し進化していきたいという原動力にもなっていると思います。
 永いことマイナー企画だった割に入口が広くて入りやすく、いわゆる“古参新参”とか“ワシが育てた”などこか閉じた風潮にならないのは、このキャッチコピーの影響も多分にあるのかなという気も。

 誌上企画の長年のファンとして入った人。音楽から入った人。PVから入った人。キャラクターデザインから入った人。キャストから入った人。アニメから入った人。ゲームから入った人。いろんな入り口から入ってきた人がそれぞれの価値観で楽しめて、それを許容できる懐の広さ。そして…だからこそ、そこから更に新たな魅力を見つけてハマっていける…みたいな? まぁ、それはともかく…


 叶え。私たちの夢—。
 これからもたくさん叶えるべく応援しますよ!


 そうそう、今夜はライブ後最初のニコ生です。こちらもお見逃し無く。
 【Lantisちゃんねる】ラブライ部 ニコ生課外活動 〜ことほのまき〜

 「にこりんぱな」第21回放送の方でもライブの裏話が聞けたりするので、配信期間中にぜひ。



 ■余談:実はこのブログもあと数ヶ月で3周年でして、ここ数ヶ月はラブライブ!ブログ状態な感じで元から少ないアクセスの大半がラブライブ!の記事なんじゃないかという感じだったりするのですが、ご満足頂けているでしょうか。ご愛読ありがとうございます。あと、検索しにくいblogタイトルでほんとスミマセン(笑)


 おまけ。なんとなく作ってみた企業相関図のようなモノ。
Project LoveLive!
 よく、「ラブライブ!とアイカツ!とアイマスみんなバンナム」みたいに言う人がいますけど、まぁ確かにホールディングス傘下の(資本関係やホールディングス化で結果的にそうなった)グループ企業が関わっているから最終的には"バンナムHD"という点ではそうですが、実質的には「ラブライブ!とアイカツ!はバンダイグループ、アイマスはバンダイナムコゲームス」ですから、皆が抱く“バンナムという印象のところ”はアイマスだけです。…更に言えば、ラブライブ!はG'sの企画なのでどちらかと言えば角川ですね(それにしても、お家騒動で角川から分裂して誕生したメディアワークスがアスキーとくっついて再び角川に戻ってくるというのも何の因果か…)。ゲームも、アイカツ!はバンダイ、ラブライブ!は角川ゲームスですし、そもそも©を見れば権利をどこが持っているかの違いは一目瞭然なワケで。


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