感染症の拡大によって様々な物事が影響を受け、イベント事の多くが中止や延期を余儀なくされた去年に続き、今年も上半期は厳しい状況が続きました。
 特に春から夏にかけてはいろんな意味でグチャグチャな感じになっていましたが、秋頃からはようやく落ち着きが見え始め、少しずつですが日常を取り戻しつつあります。とはいえ、以前と全く同じようにとはいかないでしょうけれど、配信などが定着し手軽に見ることができるようになったのはありがたいですね。いろいろ大変な状況ですが、図らずもプラスの変革をもたらした面も少なからずあったとも思います。ただ、都市部と地方での温度差も大きく、リアルイベント体験の格差はある意味以前よりも増してしまった感じもしますね。配信で視聴格差は減りましたが、地方在住者が都市部のイベントに行くのは以前よりも格段にハードルが高く難しくなってしまい、逆に格差が広がってしまった。
 何はともあれ、必要な対策を講じればイベントごとやライブが開催できる今の状態はなんとか続いていって欲しいと切に願います(指数関数的に広がるのがウイルスの怖いところ。海外の急激な状況悪化などを見ても楽観は禁物です)。先日久々にライブに現地参加し小倉までプチ旅行した際には、不要不急と言われてきたものこそ必要なのだとつくづく感じましたからね。

 そんな2021年を軽く振り返ってみたいと思います。