「勝利のために」。まさに今回はこのサブタイトルに集約されるお話でした。
 勝利のために、それぞれがそれぞれに想いを抱え、けれど同じ場所を見て、互いのことを想うが故に、だからこそぶつかり、そのなかで自分たちにとって最も正しいこたえを見つけていく。そしてそのこたえはなんてことはない、実は最初から手にしていたものでもある。ちょっとずつ「でもそれは違うよ」というのを積み重ね、最終的に「そうそう、そういうこと!そうでなくっちゃ!」という答えにたどり着く、というのは、このシリーズの得意とする王道の見せ方でもありますね。
 (第9話感想はこちら