サニパとの交流に水着に温泉に千砂都ちゃんの秘めた想いにと、見所満載内容盛りだくさんだった5話。けっこうな情報量があったにもかかわらず綺麗にまとまっているあたりも、毎度ながら脚本演出が冴え渡るエピソードだったと思います。次回への“引き”も見事。そんな5話の細かいポイントを改めて見ていこうかなと。
（第5話感想はこちら）
（第5話感想はこちら）
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■映り込む姿
5話では窓や鏡面に映り込む千砂都ちゃんの姿という描写が印象的に描かれています。
まず冒頭の大会出場の話を持ちかけられるシーンではガラス扉に映っているところが明らかに印象に残るように描かれています。サニピとのやりとりの後ではダンス大会の広告に映る自分の姿。もう一人の自分の姿。内なる自分は何を思う。
そして見落としがちな所ですが、冒頭とラスト、トレーニング室の鏡に映る姿もある意味そうですね。
■じゃんけんが弱いすみれちゃん
冒頭の部室のシーンでじゃんけんで負けてうちわ担当を決めていましたが、それまでもすみれちゃんがうちわ担当だったということは少なくとも2連敗していると言うことですね。宿のベットを決めるところでもじゃんけんは負けるからいやだ、みたいなことをつぶやいていたので、じゃんけんは弱いのでしょうｗ
■高評価
去年の東京代表でもあり実力も人気も兼ね備えているサニーパッションから見ても、かのんちゃんたちのパフォーマンスの完成度は決して低くない。短期間でここまでできるのは凄い、もし千砂都ちゃんがグループのメンバーだったら驚異だったかも、と言わしめることで、かのんちゃんたちが実はけっこうなポテンシャルを持っている、千砂都ちゃんのダンスの実力は確かなもの、ということを間接的に証明しているわけですね。
■すみれちゃんは見た！
船の展望デッキで謎のポーズを決めているかのんちゃんのシーン。デッキの階段を上るすみれちゃん→何かに気付く→かのんちゃんのアップ→引きの画（＆絶妙な“間”）…というカットの流れ、セオリー通りの見せ方ですが、「えっ、何してんの？」という感じが際立っていて良いですよねｗ
■そこでもスクールアイドルを頑張っている子達がいる
東京からはるばる船に揺られてたどり着く先もまた東京、というのも確かに不思議な感覚ですよね。そしてそんな離島に至るまでスクールアイドルは浸透しているということが、いかにスクールアイドルが全国津々浦々に広まっているかを感じさせます。
■それが私たちの願い
島に着いたかのんちゃんたちに「ここに来たらみんな羽を伸ばして楽しんでもらいたい」「それが私たちの願いだから」と語っているように、サニパのふたりにとっては、故郷の島の魅力を知ってもらう、楽しんでもらうこと、それを叶えるためにスクールアイドルをやっているという面もあるもあるのかもしれませんね。
■グループ名の由来
サニーパッションのグループ名の“パッション”は“情熱”を意味するだけでなく、神津島の特産でもあるパッションフルーツにもちなんでいるのでしょうか。ふたりの地元愛的な一面が感じられる部分です。
そうそう、日本に来る前の可可ちゃんが知っている、去年の大会に東京代表として出ているということなので、サニパのふたりは高校２年生ですよね、たぶん。
あとこれは全くの余談ですが、サニーパッションの聖澤悠奈役の吉武千颯さんは、TVアニメ「スター☆トゥインクルプリキュア」のエンディング主題歌でも知られていて、個人的にもスタプリは大好きな作品なのですが、“スター”つながりな縁を感じますね。ついでにスタプリも5人組なんですよね。劇場版主題歌の「Twinkle Stars」がとても良い曲なのでオススメしたい。
■左に壁がないと眠れない
おみくじの箱を間に置いているのはせめてもの壁代わりといったすみれちゃんなりの優しさでしょうかｗ
■天丼・謎ポーズ編
謎のポーズを取っているかのんちゃんを目撃するシーンはすみれちゃんと可可ちゃんで2度繰り返されるのですが、何気にすみれちゃんと可可ちゃんのリアクションが同じという辺り意外と似たもの同士な感じも出ていて面白いですよね。
■空が輝いている
やはりラブライブ！スーパースター!!、Liella!にとって星空は切っても切り離せないモチーフという感じがします。だからこそ天体観測にも向いているというこの美しい星空の島が物語の重要な舞台の一つにも選ばれたのかもしれません。
あと、君空のMVや2話ラストなど、夜明けというのも結構印象的に用いられています。
■幼い日の記憶
断片的にではありますが、幼い頃のかのんちゃんと千砂都ちゃんの出来事も描かれました。ちょっと気になったのが、そのときの千砂都ちゃんの服が少し汚れている様にも見えること、そして手にしていた紐。なにかいわくありげで気になるところです。気合いを入れるように髪に結っていたことからも、あの紐は千砂都ちゃんにとって特別な意味を持っていそうですし、今後改めて掘り下げて描かれたりもするのでしょうか。
…というか、「始まりは君の空」のMVで付けている紐も同じものでは？
■風
幼い頃の回想シーンのラストでサーッと風が吹いて、現在に戻ったところでそのまま繋がるように風が吹いてるんですよね。現実の風が回想のイメージに反映されたようでもあり、地味ながら面白い効果だなと。
■音楽プレイヤー
ラストシーンで千砂都ちゃんが音楽プレイヤーを再生しているのをわざわざ見せているのにはやっぱり意味があると思うんですよね。
よく見ると「Track1 no name」という表示になっていて、これは2話でかのんちゃんに作曲中のサンプルを聴かせてもらったときと同じ。
今回も同じようにかのんちゃんからもらったサンプルを再生しているとしたら、神津島のライブで披露する予定の曲かもしれない。
■退学届（2回目）
2話での面白おかしく適当な手描きの退学届のシーンがあったので、退学届や退学というワードは視聴者の印象にも残っていたのではないでしょうか。なので、今回まさかの正真正銘の退学届（らしきもの）が出てきたのには驚いたと思います。
2話のアレは単なるギャグだけでなく、実に巧妙な布石でもあったわけですね。恐るべし。
■曲は同じでも毎回違うエンディング
曲自体は同じなのに、お話の内容や歌っているメンバーによって曲の表情が変わってくるのもラブライブ！のエンディングの魅力の一つ。今回は特にそうでしたね。
Eテレでの放送時にはそこから「リエラのうた」への流れも加わります。
■私を叶える物語
今回までのエピソードや、エンディングを聴いていても改めて思ったのですが、それぞれに好きなことや譲れない想いがあって、それを各々で突き詰めていくのではなく、集まって一つのものを目指すことで逆に各々の想いを叶えていく、自由に羽ばたく、というのがラブライブ！スーパースター!!の物語なのかもしれない…とかなんとか思ったり。
5話では窓や鏡面に映り込む千砂都ちゃんの姿という描写が印象的に描かれています。
まず冒頭の大会出場の話を持ちかけられるシーンではガラス扉に映っているところが明らかに印象に残るように描かれています。サニピとのやりとりの後ではダンス大会の広告に映る自分の姿。もう一人の自分の姿。内なる自分は何を思う。
そして見落としがちな所ですが、冒頭とラスト、トレーニング室の鏡に映る姿もある意味そうですね。
■じゃんけんが弱いすみれちゃん
冒頭の部室のシーンでじゃんけんで負けてうちわ担当を決めていましたが、それまでもすみれちゃんがうちわ担当だったということは少なくとも2連敗していると言うことですね。宿のベットを決めるところでもじゃんけんは負けるからいやだ、みたいなことをつぶやいていたので、じゃんけんは弱いのでしょうｗ
■高評価
去年の東京代表でもあり実力も人気も兼ね備えているサニーパッションから見ても、かのんちゃんたちのパフォーマンスの完成度は決して低くない。短期間でここまでできるのは凄い、もし千砂都ちゃんがグループのメンバーだったら驚異だったかも、と言わしめることで、かのんちゃんたちが実はけっこうなポテンシャルを持っている、千砂都ちゃんのダンスの実力は確かなもの、ということを間接的に証明しているわけですね。
■すみれちゃんは見た！
船の展望デッキで謎のポーズを決めているかのんちゃんのシーン。デッキの階段を上るすみれちゃん→何かに気付く→かのんちゃんのアップ→引きの画（＆絶妙な“間”）…というカットの流れ、セオリー通りの見せ方ですが、「えっ、何してんの？」という感じが際立っていて良いですよねｗ
■そこでもスクールアイドルを頑張っている子達がいる
東京からはるばる船に揺られてたどり着く先もまた東京、というのも確かに不思議な感覚ですよね。そしてそんな離島に至るまでスクールアイドルは浸透しているということが、いかにスクールアイドルが全国津々浦々に広まっているかを感じさせます。
■それが私たちの願い
島に着いたかのんちゃんたちに「ここに来たらみんな羽を伸ばして楽しんでもらいたい」「それが私たちの願いだから」と語っているように、サニパのふたりにとっては、故郷の島の魅力を知ってもらう、楽しんでもらうこと、それを叶えるためにスクールアイドルをやっているという面もあるもあるのかもしれませんね。
■グループ名の由来
サニーパッションのグループ名の“パッション”は“情熱”を意味するだけでなく、神津島の特産でもあるパッションフルーツにもちなんでいるのでしょうか。ふたりの地元愛的な一面が感じられる部分です。
そうそう、日本に来る前の可可ちゃんが知っている、去年の大会に東京代表として出ているということなので、サニパのふたりは高校２年生ですよね、たぶん。
あとこれは全くの余談ですが、サニーパッションの聖澤悠奈役の吉武千颯さんは、TVアニメ「スター☆トゥインクルプリキュア」のエンディング主題歌でも知られていて、個人的にもスタプリは大好きな作品なのですが、“スター”つながりな縁を感じますね。ついでにスタプリも5人組なんですよね。劇場版主題歌の「Twinkle Stars」がとても良い曲なのでオススメしたい。
■左に壁がないと眠れない
おみくじの箱を間に置いているのはせめてもの壁代わりといったすみれちゃんなりの優しさでしょうかｗ
■天丼・謎ポーズ編
謎のポーズを取っているかのんちゃんを目撃するシーンはすみれちゃんと可可ちゃんで2度繰り返されるのですが、何気にすみれちゃんと可可ちゃんのリアクションが同じという辺り意外と似たもの同士な感じも出ていて面白いですよね。
■空が輝いている
やはりラブライブ！スーパースター!!、Liella!にとって星空は切っても切り離せないモチーフという感じがします。だからこそ天体観測にも向いているというこの美しい星空の島が物語の重要な舞台の一つにも選ばれたのかもしれません。
あと、君空のMVや2話ラストなど、夜明けというのも結構印象的に用いられています。
■幼い日の記憶
断片的にではありますが、幼い頃のかのんちゃんと千砂都ちゃんの出来事も描かれました。ちょっと気になったのが、そのときの千砂都ちゃんの服が少し汚れている様にも見えること、そして手にしていた紐。なにかいわくありげで気になるところです。気合いを入れるように髪に結っていたことからも、あの紐は千砂都ちゃんにとって特別な意味を持っていそうですし、今後改めて掘り下げて描かれたりもするのでしょうか。
…というか、「始まりは君の空」のMVで付けている紐も同じものでは？
■風
幼い頃の回想シーンのラストでサーッと風が吹いて、現在に戻ったところでそのまま繋がるように風が吹いてるんですよね。現実の風が回想のイメージに反映されたようでもあり、地味ながら面白い効果だなと。
■音楽プレイヤー
ラストシーンで千砂都ちゃんが音楽プレイヤーを再生しているのをわざわざ見せているのにはやっぱり意味があると思うんですよね。
よく見ると「Track1 no name」という表示になっていて、これは2話でかのんちゃんに作曲中のサンプルを聴かせてもらったときと同じ。
今回も同じようにかのんちゃんからもらったサンプルを再生しているとしたら、神津島のライブで披露する予定の曲かもしれない。
■退学届（2回目）
2話での面白おかしく適当な手描きの退学届のシーンがあったので、退学届や退学というワードは視聴者の印象にも残っていたのではないでしょうか。なので、今回まさかの正真正銘の退学届（らしきもの）が出てきたのには驚いたと思います。
2話のアレは単なるギャグだけでなく、実に巧妙な布石でもあったわけですね。恐るべし。
■曲は同じでも毎回違うエンディング
曲自体は同じなのに、お話の内容や歌っているメンバーによって曲の表情が変わってくるのもラブライブ！のエンディングの魅力の一つ。今回は特にそうでしたね。
Eテレでの放送時にはそこから「リエラのうた」への流れも加わります。
■私を叶える物語
今回までのエピソードや、エンディングを聴いていても改めて思ったのですが、それぞれに好きなことや譲れない想いがあって、それを各々で突き詰めていくのではなく、集まって一つのものを目指すことで逆に各々の想いを叶えていく、自由に羽ばたく、というのがラブライブ！スーパースター!!の物語なのかもしれない…とかなんとか思ったり。