ホテルの窓からぼんやりと東京ドーム方面の景色を見る、そんな朝。
一夜明けて、朝起きて、心にぽっかり穴が開いたような…っていうのはこういう感覚なんだ、というのを初めて実感した。ほんとうに、心にぽっかりとしか言い表し様の無い、不思議な感覚でしたね。
ほんとうにもう次のワンマンライブは無いんだなぁ。あんなにも凄くて、面白くて、楽しいライブを、もう体験できないんだ。そう思うと、やっぱりなんともいえない寂しさを感じてしまいます。
自分は、素晴らしいコンテンツは、素晴らしい終わりを迎えてこそだと思っています。続けるために妥協を強いられるようになったり、ずるずると惰性で続いて終わりどころを見失ったり、下火になっていつの間にか居なくなっていたりするよりは、一番輝いている姿を見せられる時にきちんと終わることができた方が幸せだと。終わらないにしても、どこかで次のステップに移らないといけないときはある。
アイドルが人気の絶頂で、たくさんの人に愛され惜しまれつつ、ラストライブできちんと締めくくることは、とても美しいことだと思っています。
そしてμ’sもまた、最高の舞台で有終の美を飾ることができました。それは嬉しい。
でも、やっぱり寂しいよね。
しばらくぼんやりして朝を過ごした後、まずは改めて神田明神にお参りに。
朝から大勢のファンで賑わっていて、みんなとても楽しそう。みんな騒いだりしないし、マナーもいい。沢山の思いのこもった絵馬が所狭しと掛けられている。この光景を見るたびに、とても嬉しく、誇らしい気持ちになる。と、同時に、ファンが一堂に会する機会が当分無くなった以上、この光景を見られることもしばらくないのかなぁと思うと、ちょっぴり寂しくもあります。
でもホント、神田明神は楽しいんですよね。これからも東京に行く機会があったら足を運び続けますし、きっとみんなそうなんじゃないかな。みんながこれほどまでに一同に会することは無くなっても、みんなにとって大切で、楽しい場所であることは変わらない。これからも多くの人が足を運び続け、願い、楽しいひと時を過ごす。そう思います。
ちなみに神田明神では現在屋根の吹替え費用の奉納を受け付けています。
今日という日の記念に、そして感謝の気持ちを込めて、一口納めてきました。
いったん秋葉原を離れて、お台場の科学未来館で開催中のGAME ONを見に行く。
入場規制などはかかっていませんでしたが、それでも結構な賑わい。
懐かしのゲームから最新のゲーム、マニアックな品や面白い展示など、とても面白くて楽しかったし、すこし気持ちの切り替えにもなりました。
そして再び秋葉原へ。竹むらは大行列。
そうこうしているうちに気が付けば１５時を過ぎて半も近く。
こりゃいかんと駅前でタクシーに乗って、スペシャルライブビューイングを見るためにTOHOシネマズ日本橋へ（近くの映画館でチケット取っておいて良かったｗ）。
３日目・その２へ続く。