TVアニメ「ラブライブ!」第13話Bパートの時間圧縮演出が凄いなと思ったので、時間軸を整理してチャートにまとめてみました。時刻は7:50、7:52以外は推測。
 場面スチルの左上の数字が実際に本編映像で出てきた順番です。

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 こうして見てみるとかなり大胆に時間軸が組み替えられているのが判りますね。

 特に、「だって可能性感じたんだ、そうだススメ」と海未が歌い出し「後悔したくない目の前に」と穂乃果が続け、空港のことりが「僕らの道がある」と続けているこの場面は、時間軸を飛び越えたカットバック、クロスカッティングになっています。

 この超絶技巧な時間圧縮によって、ドラマチックさが引き立つと共にあたかも一瞬で穂乃果がことりのもとに駆けつけたかのような印象を与える演出になり、スピード感やことりをグッと引き留めるシーンがより印象的で力強いものになっています。マジすげぇ…。
 正しい時間軸の視点で見てみると、ことりが「僕らの道がある…」と呟いた後、隣に座ってる人が席を立ち、ことりも立ち、そこに穂乃果が来たわけで、そう考えるとものすごいタイミングだし、ことりはホント感極まったと思います。