2010年5月30日発売の7月号にディザー広告が掲載され、翌6月30日発売の2010年8月号からスタートした「ライブライブ！」が、６周年を迎えました。
この１年は劇場版が公開され大きな話題となり、そしてまさかの紅白出場決定からのFinalライブ（しかも東京ドーム単独2days）と６年間でも特に大きな…記録に残る様な出来事が続き、μ’sはFinalシングルをもって音楽活動に関して一区切り。集大成となるFinalライブをもってその活動をいったん終えました。
華々しく有終の美を飾ることもできましたし、よいタイミングでの区切りになったのではないかと思っています。
振り返ってみると、…あえての苦言にもなりますが…μ’sはTVアニメ化以降、後期～終盤にかけては、本来の“架空のアイドルグループのアイドルソング”というコンセプトから若干外れ、TVアニメラブライブ！の“アニソン”“キャラソン”的な方向に傾きすぎていた部分も少なからずあったと思います。特に終盤は似たような方向性の曲が続きすぎた感も否めません（勿論、どれも良い曲ではありましたが）。様々な面で穂乃果中心になったり、お茶を濁すように展開が続いていた印象も若干無きにしも非ず。
やはり、アニメ化以降に総選挙とナンバリングシングルという軸が途絶えてしまったのは大きかったのかもしれません（このあたり、TVアニメとナンバリングシングルが並行して展開していく事になるサンシャイン!! には注目している点です）。
また、土壇場での告知や、何かが発表されてもその後音沙汰がないといった事例が頻繁に見られたのも少々残念な点であり、今後への反省すべき点といえるでしょう。あれどうなった？っていう案件、ちらほらありますよね…。
…とはいえ、だれにも見向きもされていないような企画だったのがこの６年でここまで大きなコンテンツに成長したことにはほんとうに驚きであり、凄いことです。６年間でとりまく環境や注目度も劇的に変化しましたし、「伝説開幕」が本当に伝説の幕開けになるとは誰が予想したでしょう。
６周年、改めておめでとうございます。
プロジェクトスタートからの６年を共にしてきたμ’sの活動はいったん区切りとなりましたが、成し遂げてきたことの偉大さ、その楽曲の数々や活動の記録はこれからも輝き続けます。そして、ラブライブ！という「みんなで叶える物語」はまだ続いていきます。
というわけで、ラブライブ！プロジェクトが７年目を迎えるちょうどそのタイミングで、昨年4月からスタートしたラブライブ！サンシャイン!! が、新たな物語を綴るべくいよいよテレビアニメシリーズ放送開始となります。
Aqoursにとっても、ラブライブ！そしてラブライブ！サンシャイン!! というプロジェクトにとっても大きなターニングポイントになるでしょうし、ナンバリングシングルもようやく初の総選挙で2ndシングルを出したばかりですから当然まだまだ続いていきます。
プロジェクトとして７年目を迎え、次のステージへ突入したラブライブ！
７年目のスタートを飾るラブライブ！サンシャイン!! のTVアニメと共に、今後の展開にも注目し応援し、楽しんでいきたいですね！