今回のエピソード、お話としては王道パターンで隠し味はアレだろうなと察しは付くのですが、そこに辿り着くまでの過程の描き方が実に上手かったですね(最初見たときは弟くんの一言で複雑なことに…と思ったんですが、よくよく考えてみると弟くんはなんか最初から判ってたんじゃね?って気もします)。隠し味に気付いたときの表情とか、あかねちゃんが実に魅力的に描かれていました。

 一方でウルフルンさんの見所も満載の回だったというか、女の子の手料理(いちおう失敗作)をおなかいっぱい食べて満面の笑み…。ウルフルンさん、それ明らかにスマイルですよね、と突っ込まざるを得ない。それにしても、前回に続いて敵のある意味核心的な言葉が“気づき”になっていて、そういう部分もなんだか興味深い。