スマイルプリキュア 第8話感想

　今回はみゆきとキャンディが入れ替わるという「転校生」的王道ネタでしたが、入れ替わった状態の方が可愛いと思ってしまったのは自分だけじゃないはずｗ
　瞳や髪型（耳型？）が微妙に変わるだけでもずいぶん印象が変わるモノですね。もっとも、声まで入れ替わる点も含めて、あえてわかりやすくしているというのもあるのでしょう。口調の変化だけで入れ替わりました、というのだと（子どもには尚更）わかりにくいですからね。

　それにしても、今回もギャグ要素が冴え渡って面白かったですね。冒頭のバッドエンド王国での三幹部のやりとりも面白かったし、マジョリーナさんの“ねるねるねるね”のパロディや交番でのやりとりといい、スマイルプリキュアは敵方も実に魅力的です。

　入れ替わった状態で学校生活を送るドタバタ（みゆきの「どこまで行っちゃうの私〜（涙）」という切実な叫びがツボでした）から、ちょっとしたけんか、そして仲直りへの展開も良かったですね。

　で、今回の最大の見所、まさかのキュアキャンディー誕生。
　ハッピーの変身をキャンディで忠実に再現した変身シーンの気合いの入りようもさることながら、スマイルプリキュアシリーズでほぼ初めてと言っても良い本格的なバトルシーン（まさかこんなかたちで拝めるとは…）。
　小さい敵に対して小さいからだを活かした戦いや、冒頭での“耳”ネタが伏線となった戦法など、ほんとうに良くできているなぁと感心。

　ギャグをちりばめつつもみゆきとキャンディの関係や思いやりの気持ちの大切さを丁寧に描き、天丼ギャグや伏線の張り方も巧みで、バトルも見応えがある、とても面白いエピソードでした。

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