- アニメ
絶望感からのオープニング無しでの冒頭。闇に飲み込まれていく宇宙。暗闇の中で、それでも希望を捨てず、歌い始めるひかる。歌う変身シーン。歌うことで変身する。なるほどそうか！と思わず唸る展開。なんといっても、５人で星を描いていくカットの美しさたるや！
自らの意思で、想像力で、イマジネーションの力で変身する。
最初は「変身で歌うの！？ｗ」と驚いた変身シーンも、４人、そして５人が同時に変身する（せざるを得ない）ことを逆手にとった歌がハーモニーになる仕掛けに感動し、そして最後には歌って変身することに完璧な説得力を与えてみせた。
“変身で歌う（歌って変身）”“それぞれの歌声が重なって同時変身ではハーモニーになる”ということが完璧なまでに物語と一体となった見事な最後の変身。しかも通常の変身ではなく直接必殺技時のパワーアップフォームへの変身ですよ！プリンセスの力での変身ではなく、自分たちのイマジネーションの力で変身した姿がパワーアップフォーム（スタートゥインクル・イマジネーション・フォーム）というのが素晴らしい。
単なる“体が勝手に”的な“お約束”を超えた変身。スタプリの変身はアニメの変身バンク史に残る革新的なものだったと思います。
蛇遣い座のプリンセスとのラストバトルも熱かった。作画の熱量も女児向けアニメとは思えない力強さ（それもまたプリキュアらしさでもあります）。蛇遣い座のプリンセスの考え方もまた一つの価値観として認めていく。
そしてお別れの時。最後にペンダントの力も消えて翻訳の力もなくなって、でも、たどたどしくも地球のことばでありがとうを伝えるララに涙腺崩壊ですよ。ぎこちなく、けれどもせいいっぱい喋る感じの作画も見事でした。
続く最終回。
みんなのことを懐かしむひかる達の前に、意外とあっさり現れて再会を果たす。なんでも前回の別れの時にノットレイダーのマスクも一緒にワープしてしまったとかで、誰かがかぶってしまったら大変とそれを探すことに。とはいえ、得体の知れないマスクをホイホイかぶるなんてそんな人…いたー！ｗここでひかるパパかよ！ｗしかもずれてかぶったイライラでってそんなアホな（笑）と面白おかしいバトルからの、次のプリキュアの顔見せ。
…という一連の場面は、実は大人になったひかるが見ていた夢でした。なるほど、子供達には楽しいプリキュアの変身もあたらしいプリキュアも見られて、大人達はちょっと深い物語として鑑賞できる、というわけですね。
みんな大人になってそれぞれの道を歩んでいる。あの日思い描いたなりたい自分の姿になっている。
ララは立派な調査員になって星々を駆け巡っている（でも、地球は遠すぎて行けない…）。たいぶ年季も入っているけれど、いまでも大事に乗り続けているロケット。AIさんもお気に入りのようです。
それにしてもひかるがショートに、ララがツインテになっているのもニクい演出ですよね。というか、調査員姿のララ美人さんすぎませんか！ベレー帽もかわいすぎでしょ！
そしてひかるは遂に自らの意思と力で、再び宇宙へと旅立つ。
レインボー星でララとユニが見上げる星空に流れ星。そしてひかるが宇宙船の窓から見た流れ星。流れ星に願いを。「逢いたい」という想いが、奇跡を起こす。
ラストシーンも視聴者のイマジネーションに委ねるスタプリらしい終わり方。
星座占いも最後はみんなハッピー。
最高の最終回でした！
プリキュアは毎年それぞれに面白くて見応えがあって、１年という長期シリーズだけに愛着もわくのですが、今回のスタプリはひときわ楽しかったですね。
元々星座や宇宙、SFを題材にしたものが好きだったので尚更だったというか、SF作品としてもとても面白くて魅力的で、ロマンあふれるキラやばなプリキュアでした。
というわけで、そんな物語後半の劇伴を収録したサントラ２もゲット。
スタプリは音楽も本当に素晴らしかったのですが、このサントラ2の中でも特に「トゥインクル・イマジネーション」は最高ですね。曲名の通りトゥインクル・イマジネーション覚醒のBGMでもあり、最終回でのあの最後の変身シーンでも使われた曲。キラキラとしたサウンドと無限の力、広大な宇宙を思わせるスケール感がたまらない。
そしてこちらはボーカルベスト。
なんとボーナストラックとして変身テーマ曲のスペシャルバージョン（48話バージョン！）も収録されています！サントラ２の「トゥインクル・イマジネーション」とセットでプレイリストを組めば完璧ですね。
新曲の「Starry Story」も最終回を迎えて聴くとより響いてきます。
自らの意思で、想像力で、イマジネーションの力で変身する。
最初は「変身で歌うの！？ｗ」と驚いた変身シーンも、４人、そして５人が同時に変身する（せざるを得ない）ことを逆手にとった歌がハーモニーになる仕掛けに感動し、そして最後には歌って変身することに完璧な説得力を与えてみせた。
“変身で歌う（歌って変身）”“それぞれの歌声が重なって同時変身ではハーモニーになる”ということが完璧なまでに物語と一体となった見事な最後の変身。しかも通常の変身ではなく直接必殺技時のパワーアップフォームへの変身ですよ！プリンセスの力での変身ではなく、自分たちのイマジネーションの力で変身した姿がパワーアップフォーム（スタートゥインクル・イマジネーション・フォーム）というのが素晴らしい。
単なる“体が勝手に”的な“お約束”を超えた変身。スタプリの変身はアニメの変身バンク史に残る革新的なものだったと思います。
蛇遣い座のプリンセスとのラストバトルも熱かった。作画の熱量も女児向けアニメとは思えない力強さ（それもまたプリキュアらしさでもあります）。蛇遣い座のプリンセスの考え方もまた一つの価値観として認めていく。
そしてお別れの時。最後にペンダントの力も消えて翻訳の力もなくなって、でも、たどたどしくも地球のことばでありがとうを伝えるララに涙腺崩壊ですよ。ぎこちなく、けれどもせいいっぱい喋る感じの作画も見事でした。
続く最終回。
みんなのことを懐かしむひかる達の前に、意外とあっさり現れて再会を果たす。なんでも前回の別れの時にノットレイダーのマスクも一緒にワープしてしまったとかで、誰かがかぶってしまったら大変とそれを探すことに。とはいえ、得体の知れないマスクをホイホイかぶるなんてそんな人…いたー！ｗここでひかるパパかよ！ｗしかもずれてかぶったイライラでってそんなアホな（笑）と面白おかしいバトルからの、次のプリキュアの顔見せ。
…という一連の場面は、実は大人になったひかるが見ていた夢でした。なるほど、子供達には楽しいプリキュアの変身もあたらしいプリキュアも見られて、大人達はちょっと深い物語として鑑賞できる、というわけですね。
みんな大人になってそれぞれの道を歩んでいる。あの日思い描いたなりたい自分の姿になっている。
ララは立派な調査員になって星々を駆け巡っている（でも、地球は遠すぎて行けない…）。たいぶ年季も入っているけれど、いまでも大事に乗り続けているロケット。AIさんもお気に入りのようです。
それにしてもひかるがショートに、ララがツインテになっているのもニクい演出ですよね。というか、調査員姿のララ美人さんすぎませんか！ベレー帽もかわいすぎでしょ！
そしてひかるは遂に自らの意思と力で、再び宇宙へと旅立つ。
レインボー星でララとユニが見上げる星空に流れ星。そしてひかるが宇宙船の窓から見た流れ星。流れ星に願いを。「逢いたい」という想いが、奇跡を起こす。
ラストシーンも視聴者のイマジネーションに委ねるスタプリらしい終わり方。
星座占いも最後はみんなハッピー。
最高の最終回でした！
プリキュアは毎年それぞれに面白くて見応えがあって、１年という長期シリーズだけに愛着もわくのですが、今回のスタプリはひときわ楽しかったですね。
元々星座や宇宙、SFを題材にしたものが好きだったので尚更だったというか、SF作品としてもとても面白くて魅力的で、ロマンあふれるキラやばなプリキュアでした。
というわけで、そんな物語後半の劇伴を収録したサントラ２もゲット。
スタプリは音楽も本当に素晴らしかったのですが、このサントラ2の中でも特に「トゥインクル・イマジネーション」は最高ですね。曲名の通りトゥインクル・イマジネーション覚醒のBGMでもあり、最終回でのあの最後の変身シーンでも使われた曲。キラキラとしたサウンドと無限の力、広大な宇宙を思わせるスケール感がたまらない。
そしてこちらはボーカルベスト。
なんとボーナストラックとして変身テーマ曲のスペシャルバージョン（48話バージョン！）も収録されています！サントラ２の「トゥインクル・イマジネーション」とセットでプレイリストを組めば完璧ですね。
新曲の「Starry Story」も最終回を迎えて聴くとより響いてきます。
スター☆トゥインクルプリキュア オリジナル・サウンドトラック2 プリキュア・スタートゥインクル・イマジネーション! !
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Marvelous Entertainment Inc.LDC(PLC)(M)
- 発売日: 2019/12/18
- メディア: CD