#04「ふたりのキモチ」

 今回はアバンタイトルの「前回の~」無しで、花丸のモノローグからスタート。
 小さい頃から隅っこで遊ぶ子で、運動も苦手だった花丸。読書に夢中になり、本の世界に空想を膨らませてきた。図書室で過ごす時間。本を読み終えたときにふと訪れる一抹の寂しさ。そんなときに出会った一人の女の子。
 「その子は黒澤ルビィ。マルの大切なともだち
 4話はこの冒頭のモノローグが全体を通して効いてくる、脚本・構成・演出が実に見事な回でした。
 そうそう、幼稚園時代の回想シーンで後ろにちゃっかり善子が居るという小ネタも(しかもこの頃から既にお団子に羽根を付けているというのも)1話で明らかになった幼稚園が一緒だったというのが効いていて見逃せないポイント。