ラブライブ!μ’sのFinalシングル「MOMENT RING」が発売になりました!
先だってリリースされてきたユニットシングルの流れを汲んで、ジャケットは1stシングル(…の、コミケ限定盤)と同じ衣装。曲の方も「僕らのLIVE 君とのLIFE」とどこか対を成すような感じもありますね。
そしてここは流れを汲まなくて良かったところなのですが(苦笑)、同じくドラマパートもラブカ+もありません…。「ありがとうProject」「Finalシングル」と銘打った割には…楽曲はともかくとして…商品としてはまぁフツー。PV無し・ドラマ無し・ラブカ無し。視聴動画も普通。仕掛けやプロモーションの面も含めると、これで“集大成”と呼ぶにはいささか中途半端というのがトータルで見た場合での感想。
「MOMENT RING」はいろいろ万感の思いの詰まったという感じの歌詞。曲調は違うものの、カップリングの「さようならへさよなら!」も同じ方向性。どちらも良い歌ですが、曲としては“μ’sの曲”というより“キャラソン色”の方が強いかな。このところ物語に沿った歌やキャラソン的な傾向が続いていただけに、それとは関係なく“μ’sとしての新曲”を聴いてみたかったという気もしなくもない。いや、凄く良い曲なんですよ。
なので、良い曲ではあるけど、その良さは「μ’sのナンバリングシングル新曲」というよりはむしろ4thライブや5thライブの時にあったような「ライブチケット特典曲」といった印象も。元々Finalライブのプレミアムチケット特典CDとして付ける予定だったライブを盛り上げるテーマ曲的なものを、今回は普通にCDとして売ることにしたのではないか?…という感じがしなくもないですね。
ナンバリングのFinalという意味合いではなくて、“Finalライブの”テーマシングルで“Finalシングル”…みたいな。
でもドラマパートが無いというのはやはり少し物足りないし勿体ない。
このタイミングだからこそ新作ドラマは聴いてみたかったし、せめて(“ありがとうProjetct”と銘打っているのだから)
ありがとう的な一言メッセージ程度でも良かったわけで、それすらも無いというのは本当に残念というか、片手落ちというか…、やる気あんのか!と苦言も呈したくもなりますw
で、中身はこんな感じ。
パッケージングの面でもこれと言って特別感があるわけでもなく、簡素なもの。 ユニットシングルもそうでしたけど、最後はやはりラブカ+は付けて欲しかったですね。アニメPVと同じくμ’sのCDの特徴のひとつでもあったわけですから。
PVも無い、ドラマも無い、ラブカも無い。でもシリアルはある。…ホント、これではまるでただのスクフェスコラボCDですよ…。
…というか。
やっぱり元々プレミアムチケットCDの予定だったんじゃないの?疑惑(笑)
なにはともあれ、Finalシングル。別れと未来。終わりと始まりが詰まった素敵な歌です。
ぜひお手元に!
■追記:決して数字が全てではありませんが、オリコンCDシングル週間ランキングで、初登場2位(推定96,479枚)を記録したそうです。初動推定枚数としては「僕たちはひとつの光」の推定96,150枚をわずかに上回っての過去最高。順位は過去最高タイとなりました。