- ゲーム
プレミアムアカウントなら10日以上前のコメントも参照できます。
ニコニコ動画のアカウントを設定するとニコニコ実況の機能が利用可能に。
で、試しに録画してあったNHK BSプレミアムのアニサマ1日目を実況付きで再生。
こんな感じに画面の背後に実況が流れます。また右端には毎分のコメント数が数値と色で表示されて、いわゆるコメントの“勢い”が判るようになっています。
ちなみに、シーンサーチやシーク時にはコメント数の推移を可視化したグラフも表示されるので、どこでコメントが盛り上がったのかがわかって面白い。
録画していた1月のラブライブ!1話初回放送時のデータと…
再放送の1話のデータ。
こういうのを比べてみるのも面白い。
…ちなみに13話はこんな感じの推移でした。
当時のコメントの様子を再現できるというのが、なかなか新鮮な感覚です。
これまでもニコニコ実況のコメントをテレビ放送に重ね合わせて表示させるPC用のソフトやチューナー、テレビに取り付けるデバイス(いわゆるデジタルテロッパー)などはいくつか登場していましたが、とにかく簡単手軽に普通の感覚でテレビで楽しめるという点においてこのタイプの製品の決定版といった感じです。
リアルタイムだけでなく録画した番組でもコメント付きで楽しめるというのも大きな特徴ですし、しかもコメントの勢いや推移を視覚的にも楽しむこともできて、なにより簡単手軽で快適。(コメントを書き込むことはできないとはいえ)ニコニコ実況テロッパーとしては最強の部類と言っても過言では無いでしょう。
とはいえ、コメントの質自体はお察し…なので、場合によってはノイズでしかありませんし、不快なコメントを流れにくくするためにあらかじめPCからニコニコ実況のNGワードやNGユーザー設定を行ってフィルタリングの精度を上げておいた方が良いとは思います。NG設定が反映されるのかどうかは定かではありませんが…。
かねてより、コストパフォーマンスが良く、ゲーム機ならではのレスポンスと操作性の良さ、強力な検索機能、トルミルやライブ機能など便利で遊べる最強のレコーダーとして確固たるポジションを築いてきたtorneとnasneですが、今回のアップデートで更に進化した格好ですね。
PSVitaTVとnasneを組み合わせればそんじょそこらの家電のHDDレコーダーより安くてコンパクト(※PSVita及びVitaTV版torneでは一部利用できない機能あり)、PS3+nasneなら快適で高機能かつ娯楽性に富んだテレビ体験ができると思います。
ちなみに、nasneはDTCP-IPムーブによる録画番組の書き出しに対応しているので、必要な機器を別途用意すればBlu-rayにダビング(ムーブ)することも不可能ではありません。とはいえ、この点に関しては多少知識を要するので家電のレコーダほど手軽ではありませんが…。
torne(トルネ)™ | プレイステーション®オフィシャルサイト
■過去エントリ:nasne(ナスネ)+Vita版torne
■メディア記事:torne「ニコニコ実況」とnasne「自動チャプタ」誕生の理由(AV Watch)
■2020/11/17追記:ニコニコ実況のサービスリニューアルに伴い、2020年12月16日でニコニコ実況とtorneの連携機能は終了となるそうです。