ラブライブ！サンシャイン!! Aqours 2ndシングル、「恋になりたいAQUARIUM」が発売になりました！
センター総選挙があって、投票して、センターが決まって、衣装がお披露目されて、PVの試聴動画が公開されてと、ワクワクしながら発売を待ちわびた感覚も久々（6thシングル以来、実に約2年5か月ぶり）でした。
2ndシングルということで、スノハレ的ポジションだとか、なにかといろんなものを背負わされたりもしているワケですが、そんなことはともかく！…というAqoursの魅力の詰まったシングル。
スカッと爽快でコミカルなサマーチューンというのも、これがAqours流だという感じがあって良いですし（いっそこのままバーチャルアイドル界のTUBE的なポジションを目指すというのも面白いかもｗ）、それでいてカラーチェンジ的なエッセンスもスノハレとはまた違うテイストでちゃっかり盛り込んでくるあたりなかなかやるなと。
特に2番以降の後半部分がとにかくいろんな要素盛りだくさんで楽しく、アニメPVも次々と繰り出される多彩な演出で最後まで見どころたっぷりに仕上がっています。
中身はこんな感じ。
そんなラブライブ！の大きな特徴でもある2D（手描き）と3D（CG）を組み合わせたダンスアニメーションPV。
今回はそれが更に進化し、もはやパッと見た感じには2Dと3DCGの違いはほとんど見分けが付かないレベルの融合っぷりです。コマ送りでよくよく見ればCGならではの特徴から見分けることができなくもないのですが、動画として普通に再生して見ている分にはよほど注意深く見ていないと区別はつきませんし、3DCGだとわかっているロングやカメラが回り込むようなカットですらCGっぽさや違和感を感じさせないほど。
そのうえでCGだからこそのダイナミックなカメラワークや長回しもふんだんに盛り込まれていて、とにかく今回のアニメーションPVはその進化っぷりとクオリティの高さが凄いことになっていて必見です！
PVの合間に描かれている日常風景は、伊豆・三津シーパラダイスが舞台。自分はコレ、「今度のPV曜ちゃんにセンターやって欲しいんだ！」「えー無理だよー」…みたいな内容かなと思ってるんですけど、まぁ、いろいろ想像の余地があるのも面白いところ。
そして今回の2ndシングルで何と言っても期待を大きく上回ってくれたのが、カップリング曲の「待ってて愛のうた」ですね。こういう曲を待っていたという感じで、美しくどこか懐かしさを感じるメロディーに、力強い意志を感じさせる歌詞と歌声。μ’sとはまたひと味違うハーモニーがとても心地よい曲に仕上がっていて、今後末永くAqoursを代表することになる名曲が誕生した、という感じですね。
「待っててくれるかい？もっとステキになりたいよ」「まだまだ知りたいな、あこがれを見つめて追いかけよう」という歌詞には、なんだかグッとくるものがあります。
憧れであるμ’sへのラブコールのようでもあり、Aqoursのファンになってくれたみんなへの、あるいはまだ様子見というみんなへ向けての、これから好きになってくれるみんなへの、「私たちきっと、もっともっとステキになるから、待っててね！」というラブコールのようでもあるところがとても愛おしくて、実にAqoursらしく、Aqoursの置かれている状況だこそ歌える歌であり、そして、だからこそラブライブ！の歌らしい。
「きっといつか歌える。きっといつか出会いがある」
いい歌だなぁ…。
曲名だけ見たときの印象では「待ってて愛のうた」がポップな感じで「届かない星だとしても」はしっとりめかなと思っていたのですが、逆でしたね。
…というか、「愛してるばんざーい！」のときもそんな感じでしたし、まさにAqoursにおける「愛してるばんざーい！」的な位置付けの一曲になりそうです。
あと、忘れてはいけないドラマパート！
ラブライブ！関連CDでは久々となるドラマパートは、「これこれ、この頭の悪さを待ってた」という感じです。頭が悪すぎるゆえに好みが分かれるかもしれませんが（笑）
でも、やっぱり実際に喋って掛け合いをしている様子が聴けるとだいぶ違ってきますね。よりキャラクターも見えてきた感じがしますし、夏のアニメもますます楽しみになってきました。
聴きごたえたっぷり見ごたえたっぷりのAqours待望の2ndシングル。ぜひお手元に！
ダブルよしこ！
■5/1追記：決して数字が全てではありませんが、4/30付けのオリコンCDシングルデイリーチャートで初の1位（推定4,725枚）を記録したそうです。 ■追記：オリコンCDシングル週間ランキングで初登場３位（推定46,835枚）にランクインしたそうです。