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TVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」2nd Season 第4話感想 [アニメ]

#04「科学室のふたり」
#04「科学室のふたり」
 四季ちゃんとメイちゃんの二人を中心に描きつつ、スクールアイドル部にとってもまたひとつ進展があった第4話。
 まずは冒頭。この前のLiella!のライブの写真を見てだらしない表情でニヤけているメイちゃん。「がわいいい~」とか言っちゃってますよこの子…。
 一方、1年生達のスクールアイドル部に対する印象もだいぶ和らいだようで、興味を持つ子もチラホラ。すかさず「本当っすか!すぐ入部届持ってくるっす!」と食い付くきな子ちゃんw 楽しそうで何よりです。
 そんな様子を相変わらず睨み付けるように見ているメイちゃん。またスクールアイドルの話題をしてごめんなさいと謝るきな子ちゃんに、「別に興味ねぇっつてるだろ!」と言い返して教室を出て行ってしまいます。いや、興味アリアリですよねあなた。
 そんなメイちゃんの様子に思わずため息が出てしまう四季ちゃん。

■覗き見るひとり
 さて、いつもの屋上での練習。恋ちゃんの今度生徒会で部長会を開くことになったという話から部長を決めようということに…なったのですが、まぁ、かのんちゃんですよね?という雰囲気に。
 きな子ちゃんも「入ったときからかのん先輩が部長だと思ってたっす」と言ってますし、まぁそんな感じですよね。視聴者の大半もなんとなくそうだろうなと思っていたはず。でも、かのんちゃん自身はあまり乗り気ではない様子です。生徒会長選挙の時もそうでしたけど、あまりこういうのを任される柄じゃない、というのも分からなくもないところではあります。「そんなに嫌なの?」と聞く千砂都ちゃんに「嫌というか…」と言葉を濁すかのんちゃん。
 「きな子も賛成っす。恋先輩は生徒会ありますし、残りの先輩だと部長の候補はだいぶ限られるかと」と後押しするきな子ちゃんですが、「あんた今サラッとひどいこと言わなかった!?」とすみれちゃん。きな子ちゃんナチュラルに毒舌ですw でもまぁ、確かに“だいぶ”限られますよね。だいぶ。
 そんな屋上のLiella!の様子を今日も今日とて向かいの校舎の科学室から双眼鏡で覗き見ているメイちゃん。何か話し込んでいる様子はうかがえても当然声は聞こえない。
 そこへ、「聞く?」とイヤホンを差し出す四季ちゃん。付けてみるとあら不思議、屋上での会話が丸聞こえ。部長という言葉に反応して的確な分析を早口で述べるメイちゃんでしたが、ふと我に返って「…って、これは何だよ!」と四季ちゃんを問い正します。曰く「たまたま実験で使う集音マイクが屋上に置いてあるだけ」だそうで、たまたま設置した実験用のマイクがたまたま音を拾ってるだけなら仕方ないですよねー(棒)。
 「聞きたくないの?」と言う四季ちゃんに「き…聞きたいわけないだろ…」とこたえるメイちゃん。こんな盗み聞きみたいなことをするなんて良くない、そんな気持ちもあるのでしょう。双眼鏡で覗き見はするけど、越えたくない一線はある。覗き見はするけどw
 「じゃあどうしてここで毎日見てるの?」という質問に、あくまで「単なる暇つぶし」だと言い張るメイちゃん。いやいやそんなはずないですよね。
 この前のライブの時のメイちゃんの様子を撮った写真という状況証拠を突きつける四季ちゃん。「すっかり夢中、号泣」「すごくかわいかった」、ですよねー。
 「かわいいとかじゃない!ライブ見ている自分の顔は世界で一番見られたくない顔って万国共通で決まってんだ!」はい、名言頂きました(違)。
 これはたまたま観ていただけと言い張るメイちゃんの顔を鏡に映して「顔真っ赤」と指摘する四季ちゃん。
 「このまま時間が経ったら入るタイミングを失う」と諭しますが、「…別に、入るつもりなんてねーよ」と強がるメイちゃん。そして「私が居なくなったらただでさえ薄暗いここがもっと暗くなっちまうだろ」とも。
 四季ちゃんはメイちゃんにスクールアイドル部に入ってほしい。メイちゃんは四季ちゃんを一人きりにしたくない。お互いを想うあまり、ですなぁ…。

 その夜。千砂都ちゃんのいつものたこ焼き屋さん。完璧な丸のたこ焼きを作れてご満悦の千砂都ちゃんと、上の空なかのんちゃん。部長の件でいろいろ思うところがあるようです。
 「みんなをまとめてきたのはかのんちゃんでしょ」と言う千砂都ちゃんに、「そうかもしれないけど、だからこそ新しくなろうとしているLiella!の部長は、自分じゃない人の方がいいと思う。例えば…ちぃちゃんとか…」とかのんちゃん。
 「私!?私は無理だよー」と千砂都ちゃんは即否定。「どうして?」と訊かれて、「だって、そういうの“向いてない”し…」とこたえます。
 この場面、1話の「向いてるかどうかなんて~」というオニナッツCEOの言葉を思い浮かべた人も多いでしょう。
 振り返ってみると、かのんちゃんは自分には部長は向いてないとは言ってないんですよね。嫌というわけでもない。ただ、自分じゃない方がいいと思っている。
 と、そこへ四季ちゃんが現れて、「あの、少しお話が」と切り出します。

■覗き見るみんな
 翌日の放課後。鼻歌交じりでウキウキのきな子ちゃん。クラスメイトにも「興味があったらいつでも来てください、屋上でまってますっす~」とご機嫌。すっかりスクールアイドル部の活動が楽しみになっているようですね。が、そんなきな子ちゃんを鋭い目つきで見つめるメイちゃん…。教室でスクールアイドルの話をしたからまた怒られると思ったきな子ちゃんは慌てて退散。…って、冒頭でも見た光景です。
 メイちゃんはそんなつもりはなかったようですが、ふと見れば四季ちゃんももう教室に居ません。ここ、冒頭とはある意味逆ですよね。
 早々と一人科学室にこもっている四季ちゃんに、ちょっとはクラスに馴染めよと言うメイちゃんですが、どうにも無反応。
 「おい聞いてるのか?」と肩をつかむとなんとウイッグをかぶせた骨格模型!これにはさすがに驚くメイちゃんw
 気を取り直して、いかにもこれ見よがしに骸骨模型の首にかけられた双眼鏡でいつものように屋上を覗いてみると…、なんとそこにはLiella!の練習に加わっている四季ちゃんの姿が。
 なるほど、自分が体験入部することでメイちゃんを誘い込もうという作戦ですね。
 どういうつもりだと屋上に行ってドアの影からこっそり覗き見るメイちゃんでしたが、Liella!と一緒に並んでいる四季ちゃんが羨ましすぎて夢中になるあまりうっかり扉を押し開けてしまってそのままバタリと屋上に飛び出してしまいます。3週ほど前に同じような展開を見た気がしますw「誰?なんかデジャヴね」とすみれちゃんが言ったときの隣のきな子ちゃんの表情がまた絶妙でした。
 そうそう、このとき「メイ、1年生」と四季ちゃんが紹介した後、かのんちゃんが「友達?」と聞くのですが、四季ちゃん返答にちょっと戸惑ってるんですよね。
 そして、「ずっとそこで見てた」と四季ちゃんにバラされるし、「つまり興味津々ということですね?」とLiella!には迫られるし、覗き見がバレたのと至近距離でLiella!メンバーに話しかけられるのとでパニック状態のメイちゃんがまた可愛いw
 「もし良かったら、ちょっとだけ体験してみない、スクールアイドル」というかのんちゃんの誘いに、「私が…スクールアイドル。私が…」と少し気持ちが揺らいでいる雰囲気を見せるメイちゃんですが…ふと四季ちゃんのことが目にとまり、「四季はどうするんだよ。本当にスクールアイドル始めるのか」と問い詰めます。
 「私は…まだ決めてない」と言葉を濁す四季ちゃんに、メイちゃんは「嘘つくな。帰る!」と怒って帰ってしまいます。
 メイちゃんとしては、こんなやり方でスクールアイドル部に入部させられようとしたことも気に入らなかったのでしょうし、四季ちゃんが入部するつもりがないことも気に入らなかったんでしょうね。いろんな意味で。
 ともあれ、作戦は失敗。

#04「科学室のふたり」

■似たもの同士のふたり
 これは四季ちゃんとしてもちゃんと事情を説明しないわけにはいかないでしょう。というわけで、四季ちゃんの案内でとあるマンションの前にやってきた一同。
 「あの2階の端の部屋」と示された部屋を覗いてみると…、そこにはLiella!のポスターが。他にも様々なアイドルにまつわるもの、そしてなんと“伝説の「伝説のアイドル伝説DVD-BOX」”、略して「伝伝伝」が!(笑)…まさかこのアイテムが出てくるとは思っていませんでしたよ…。でも、熱烈なスクールアイドル好きであることを端的に表す上でこれ以上のものは無いですよね。涙を流して感動する可可ちゃんのリアクションからもどれだけ凄い物なのかが伝わってきますw
 そんな筋金入りのアイドル好きを思わせる部屋の主はいったい誰かと思えば、そう、メイちゃんです。
 とっさに隠れた四季ちゃん達でしたが、恋ちゃんのポニテがくすぐったくてくしゃみをしてしまうきな子ちゃん。でもどうやらメイちゃんは視力があまり良くないらしく、バレずにすみます。なるほどそれでいつも睨み付けるように見ていて、みんなからも怖がられていたのかと納得のきな子ちゃん。

 そして場所を変えて改めて、四季ちゃんから語られるメイちゃんとの出会いの話。これはみんな気になっていた事ですよね。
 出会いは中学の頃。一人でいた四季ちゃんになんとなくメイちゃんが声をかけたのがきっかけ。そこからなんとなく一緒に居るようになり、興味もないのに四季ちゃんの科学部にも付き合ってくれるようになった。
 そんなメイちゃんが、スクールアイドルをやってみたくて、Liella!が居たからこの学校を選んだのに、いつまで経っても始めようとしない。
 だから、メイちゃんを入部させるために体験入部したと。
 そんな話を聞いて、「四季ちゃんは?スクールアイドル部に体験入部してくれたのは、メイちゃんだけのため?」と千砂都ちゃん。なんかこういうときの千砂都ちゃんって、いつもそうですが、どこかお見通しなんですよね。そのうえであえて訊いてる。
 少し躊躇って「…ごめんなさい」とこたえる四季ちゃん。
 「だとしたらメイちゃん、四季ちゃんをひとりにしたくないんだと思う」
 いやホント、嵐千砂都はなんでもお見通しです。
 でも、当の四季ちゃん本人にはそれがなぜだかわからない。

■向いているかどうか
 今週の夏美CEO。今回は引っ越し屋さんのバイトのようです。これまた重労働。「腰が…腰が…夏美の腰がオニナッツですの」腰がオニナッツってどういうこと?(笑)。それにしても、夏美ちゃん出てくる度に強烈なインパクトを残していきますし、必死にお金を稼いでいる感じなんですよね。気になります。

 さて、四季ちゃんの家の近く(?)までやって来た一同。するとそこには四季ちゃんの帰りを待っていたらしいメイちゃんの姿が。かのんちゃん達は建物の影に隠れて様子をうかがいます。
 メイちゃんにどうするつもりなのかと聞かれ、自分は一人でも平気だし科学部はなくならないから心配せず早くスクールアイドル部に入って欲しいと伝える四季ちゃん。
 それでも、「だから言ってるだろ…私は向いてないって」と言って拒むメイちゃんに、四季ちゃんは「じゃあ科学室にも来ないで」「興味もないのにいつも居られると、いつも迷惑」とあえて突き放します。向いてないからやらないのなら、興味も無い科学部なんてもっと向いてないでしょ、と言うわけです。

 「向いてない…」
 そんな二人のやりとりを見ていて千砂都ちゃんも何か思うところがあった様子。
 幼い頃、何もできずに泣いていた自分に、かのんちゃんが「ちぃちゃんは、じぶんができないって思い込んでるだけ。だから大丈夫」と言ってくれたのを思い出します。
 かのんちゃんに部長を薦められたときも、「向いてないから」無理だと断っていた。
 帰り道。何か意を決したように千砂都ちゃんはかのんちゃんに伝えます。
 「向いていない…決めちゃってたよね、メイちゃん」
 「できるって思えば、できるかもしれないのに」
 「…かのんちゃん、あのね」

#04「科学室のふたり」

 後日開かれた部長会の席に居たのは…。
 「科学愛好会部長、若菜四季」
 そして…。
 「スクールアイドル部部長、嵐千砂都です!」
 自分にもできるんじゃないか、そう思って部長にチャレンジしてみることにした千砂都ちゃん。
 さて、ならばかのんちゃんにもかのんちゃんなりのできることがあります。というわけで、お馴染みの池のほとりに一人佇むメイちゃんを改めてスクールアイドル部に誘います。スカウトならお手の物です(違)
 かのんちゃんの誘いに、メイちゃんは「この顔だし、この性格だぞ、どう考えても向いてないだろ」とか言ってますが、いやいやメチャメチャ需要ありますって!w
 それはさておき、かのんちゃんは言います。
 「やったこともないのに向いてないは禁止だよ」と。千砂都ちゃんもやってみることにしたし、自分もやってみて今がある。そして夏美CEOも言ってました。やってもないのに向いてるかどうかなんてわからない、と。
 それでもメイちゃんが躊躇う理由、それは…
 「メイちゃんが迷ってるのは四季ちゃんがいるからでしょ、一緒に居たいからでしょ」
 そう、一緒に“居てあげたい”から、ではなくて、「一緒に“居たい”から」なんですよね。
 そしてそれは四季ちゃんもたぶん同じ。二人はそっくりだから。それなのに、「恥ずかしがり屋で、さみしがり屋で、そんな自分がいやだから、ついついこれでいいんだって、私はこうしていたいんだって、自分に言い聞かせて」いる。
 …だから、きっと、本当は同じ気持ちのはず。
 「メイちゃんと一緒で、四季ちゃんもメイちゃんが好き。だからきっと、四季ちゃんもスクールアイドルのこと…」
 だとしたら、やるべきことは決まりです。

■科学室のふたり
 放課後、夕陽に照らされる科学室。一人寂しげに佇む四季ちゃん。
 「スクールアイドル…」と窓の外に見える屋上に目をやり、体験入部の時に習ったのか、はたまたメイちゃんと一緒に見ていて覚えたのか、ダンスのステップを踊ってみます。なかなか決まってます。やはり意外と運動神経は良いんですね。
 と、そこへ「そういうことか。まさか、お前もとはな」と、いつの間にそこに居たのか、科学室の入り口でニヤニヤしながら見ているメイちゃん。
 いつもLiella!を見ているメイちゃんを見ていたからなのか、その過程で自分も見ていて気になったのか、あるいは中学の頃からメイちゃんが好きなものに興味を抱いていたのか。いずれにせよ、いつしか四季ちゃんの中にもやってみたい気持ちが芽生えていたのかもしれません。
 そしてメイちゃんにはそんな自分を知られたくなかった。
 「別に、好きじゃない。ただ、メイが興味あるみたいだから、調べていただけ」と慌ててごまかしますが、「顔、真っ赤だぞ」と照れた顔を鏡に映されます。
 冒頭のシーンとは逆の立場。この対比の見せ方が本当に巧い。

 「こんな笑顔一つ上手に作れない子にスクールアイドルなんて無理」
 「それ言ったら、私はどうなる」…ですよねーw
 「それは平気、メイはかわいいから」
 「お前の方がかわいいだろ」
 「かわいくない!」
 「…かわいい」
 お互い似たもの同士だから、互いの言葉が互いに跳ね返ってくる。これではにっちもさっちもいきません。ならば…。

 「せっかく似たもの同士が出会えたんだ。少しだけ、素直になってみないか?」
 素直になってみないか。この言葉はおそらく、メイちゃん自身にも向けられたもの。だから、メイちゃんはほんの少しだけ素直になって言います。

 「四季が近くに居たら、頑張れそうな気がするんだ…」
 
 スクールアイドルはやりたい。でも、四季ちゃんをひとりにはしたくない。だから、いっしょにやってほしい。いっしょにやりたい。
 そんな想いを、ほんの少しだけ素直になって伝えてみた精一杯の言葉。
 でも、それでじゅうぶん。
 似たもの同士の二人、込めた想いは、それで十分伝わります。

 そして四季ちゃんも、メイちゃんが夢中なものに興味がある。いっしょにやってみたい。だから…。
#04「科学室のふたり」

 かくして、メイちゃんと四季ちゃんの二人が新たにスクールアイドル部の一員に加わりました。
 …が、初日の挨拶に相変わらずの無表情でうなずく四季ちゃんと、ガチガチに緊張して声も上擦ってるメイちゃん(笑)
 「これは二人ともステップの前に笑顔の練習だね…」という有様ですw
 それはそうと「部員も増えたし、アレ、やってみない?」というわけで…

 「結ヶ丘女子スクールアイドル部、Liella!」
 「これらも、もっともっとたくさんの人に歌を届けよう!…メイちゃん!」

 「そ…Song for me」
 「Song for you」
 「Song for All !!!!!!!!」

 これで8人。さあ、残すはあとひとりです!


■できるかどうかじゃない、やりたいかどうか。
 シリーズ4話の伝統、複数メンバー同時加入。
 メイちゃんと四季ちゃんはその関係性からしても同時に加入するんだろうなというのはおそらく多くの人が予想していたとは思うのですが、そんな期待通りというか、期待以上の素晴らしいエピソードでした。
 また、今回二人の知り合ったきっかけも明らかになったのですが、最初にプロフィールとかを見た感じでは、四季ちゃんからの一方的なメイちゃんラブなのかと思っていたのが、なかなかどうして、メイちゃんも四季ちゃんのことを大事に想っていて、お互いに相手のことを大切にしていて、似たもの同士で、それ故に互いに一歩踏み出せずにいたんですね。
 メイちゃんにスクールアイドル部に入ってほしい、入部させたい四季ちゃん。そして四季ちゃんをひとりきりにしたくないメイちゃん。たとえスクールアイドル部への憧れを封じてでも。そうやってお互いがお互いを思うあまり、逆にお互いの希が叶わない。
 そして似たもの同士だからこそ、心のどこかでそのことに気付いてもいる。
 そこを一歩前に進めるためにはどうするかというのを、そんな“私を叶える”にはどうするかを、とても繊細に、だけどコミカルに、そしてどこか耽美に描いた4話。

 「1番大切なのはできるかどうかじゃない。やりたいかどうか」
 とある海辺の街のスクールアイドルの“ごく普通なリーダー”もそんなことを言っていましたが、今回はまさにそんなお話でもあったと思います。

 そして、「向いてる・向いてない」というテーマをうまく部長選出のお話にからめ、千砂都ちゃんのステップアップと部長決定のお話までキッチリ描いてあって、本当に見事なエピソードだったと思います。
 千砂都ちゃんが部長になるというのも意外でもありつつも納得の結果でしたね。
 振り返ってみれば、練習メニューの考案と実践もそうですし、要所要所で意見をまとめてじゃあこうしよう、こうしてみようと舵取りをしてきたのは千砂都ちゃんでした。それに物語のキャラクターとしてもそうですが、キャストのLiella!として見ても、メインで進行したりトークをするのはさゆりんですが、グループをまとめているのはなこちゃんという感じもあります。
 そういうキャストの立ち位置的な所とも重なってしっくりくる、実にラブライブ!らしい納得感のある展開でした。


 さて次回、いよいよ待望の夏美ちゃん回です。
 ここまで、1話の夏美ちゃんの「向いてるかどうかなんて、やってみなけりゃわからないでしょ」という言葉に導かれるように、みんな新たな一歩を踏み出してきています。
 今のところ直接的にはほとんどLiella!にもスクールアイドルにも絡んできていない夏美ちゃんですが(毎回しっかりインパクトは残していますがw)、1話できな子ちゃんの背中を押したあの言葉がここまで物語を押し続けているとも言えるわけで、そんな名言を放った当の本人はどうなの?という所も含めて、いよいよスポットが当たる夏美ちゃんの物語がとても楽しみですね!

 →第4話見所チェック

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