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TVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」2nd Season 第1話感想 [アニメ]

#01「ようこそLiella!へ!」
WE WILL!!
 始まりました、ラブライブ!スーパースター!!2期。1期の放送開始からちょうど1年で、作中でも同じく1年が経過しての2期がスタート。いろんな面で現実とシンクロしているのも今作の面白いところですね。
 まずは「“これまでの”ラブライブ!スーパースター!!」で1期のお話をギュッとおさらいして、次こそは優勝を目指すんだ!ということで2年目スタートです。

 冒頭からやる気満々のかのんちゃん。あの衝撃の1期1話とは見違えるようです。寝ているマンマルに気付いてそっと声をかけて出かけたりもして、さりげないシーンですがこれも1期1話との変化を感じられる一コマ。途中、Sunny Passionが映る街頭モニタを見て、決意を新たにといった表情も印象的です。

 一方その頃、東京の暑さに滅入っているきな子ちゃん。2期生新メンバー早速の初登場シーンがコレです(笑)。でもホント、東京の暑さってちょっと異質ですよね…。「ここが天下の原宿、ヒルズ族」とか言ってましたけど、いろいろ間違ってるよきな子ちゃん(笑)。正面に東京タワーが見えてるからそこは原宿でも六本木でもないし…。

 …からの、オープニングです!
 いきなりの9人のLiella!での新曲初披露!おそらく今作で視聴者の誰もが何よりまず気になって仕方が無かったであろう9人の歌とステージを真っ先に見せてくれる。さすがです。
 爽やかで疾走感のある曲調、そして9人になっても健在のLiella!らしい歌い分けとハーモニーの美しさ。巧みなダンスフォーメーション。衣装もお洒落です。
 今回はオープニング曲も宮嶋淳子さんの作詞でしたね。力強くも明るく溌剌とした歌詞が素敵。

■ようこそ 2期へ!
#01「ようこそLiella!へ!」
 まだ入学式前と言うことで学校は春休みでしょうか。それでも練習に励むLiella!の5人。
 フォロワーも倍増し、今や優勝候補と目される存在になっているようですが、それはあくまで優勝者のSunny Passionの二人がインタビューでの「一番強かった相手は」という問いに対し、「一番心躍ったグループはLiella!」とこたえたからだとかのんちゃん。
 恋ちゃんも「大会でまだ何も結果を残せていない」と言いますし、名前だけ一人歩きしても仕方が無い、だかこそ「次は絶対結果を残すの」と気合いも入ります。みんなと喜びを分かち合うためにも。
 もう一つ、可可ちゃんの家族からの帰国要請問題も残っています。どうやらサニパの発言の後押しもあって次の大会まで猶予は貰えたそうですが、心配で仕方ないすみれちゃん。なんだかんだで面倒見の良い優しい子です。みんなには内緒と念を押す可可ちゃんですが、いずれどこかで表面化してきそうな予感もします。
 否応なく高まっている外からの注目度と評価。応えたいもの。示さないといけない結果。次の大会は様々な想いや要因が複雑に絡み合って、物語の重要なポイントになってきそうですね。

 一方、さんざん道に迷った果てに偶然にも学校の前を通りがかるきな子ちゃん(ちなみに、すみれちゃんの家の神社は学校の近く、という設定らしいですよ)。素敵な学校だなぁと感動していると、何やら「ぐふふ」と気味の悪い笑い声がw
 ふと見れば木の陰から「しゅごい~」と緩みきった表情の米女メイちゃん…。
 どうやら屋上でLiella!が練習している様子を想像してニヤけていた様子でしたが、きな子ちゃんに見られたのに気付いて「何見てんだ!」と威嚇して立ち去ってしまいます。いろいろ手遅れですこの子。
 と、そんな屋上から練習の声が聞こえてきます。誰か生徒がいるのは間違いない。勝手に入ったらまずいと思いつつも「このままだと…」と学校に入っていくきな子ちゃん。ちなみにこれ、(このままだと)迷い続けて家にたどり着けないから道を聞こう、ってことですよね。
 こっそり屋上の様子をのぞき見るきな子ちゃん。思わず見とれているとドアを押し開けて屋上に倒れ出てしまいます。ドジっ子可愛い。
 後輩が見に来たと知るやいなや、「新入生だ!囲え!」とばかりに前のめりなLiella!の5人の圧(笑)「まずは生徒会長の私が」って、恋ちゃんさりげなく職権乱用。あれよあれよという間にスクールアイドル部入部希望みたいな流れにw
 なんとか誤解を解いて道に迷ったことを説明するきな子ちゃん。「東京は庭っす」とか言って強がってますが、まぁどう見ても大丈夫じゃなさそうなのでかのんちゃんが住所を聞いて家まで送っていくことに。
 そしてきな子ちゃんからの“先輩”呼びにご満悦なかのんちゃんが可愛くも面白かった(笑)。かのんちゃんちょろい。彼女こういうのに弱いとこありますよね。
 ひとまずかのんちゃんの家の喫茶店でお茶。1期1話の可可ちゃんのチョコワタルシミを彷彿とさせる場面ですが、あのときとは逆にかのんちゃんの方からスクールアイドルに誘っているのもポイント。
 「スクールアイドルと出会って人生変わった」と言うかのんちゃん。そういえばさゆりん自身も似たようなことを言ってましたね。

 その夜、家で「Starlight Prologue」の動画を見るきな子ちゃん。膝を抱えてちょこんと座椅子に座って、驚きを感じさせる表情で見入っている姿も可愛らしい。「いま動き始めた僕らの物語」と歌うその姿にきな子ちゃんは何を思うのか。
 一方、かのんちゃんはLiella!のみんなとビデオチャット。もしかして6人目の誕生かと可可ちゃん。気が早いよと言うかのんちゃんですが、「でも、ちょっと不思議な感じ。私、この5人で優勝目指すのかと思っていたから」と語ります。「私もそうでした」と恋ちゃん。そしておそらく、多くの視聴者もつい3ヶ月くらい前まではてっきりそうだと思っていたことでしょう。
 「じゃあ、二人は入ってきて欲しくないの?一年生」という千砂都ちゃんの問いに、「いいえ」と答える恋ちゃん。かのんちゃんも「私、きな子ちゃんと話しているうちに思ったんだ。新入生と一緒に頑張りたいって」と応えます。この言葉も、私たちにとっては“9人での生放送やファンミを見ているうちに思うようになった”ことでもありますよね。現実での実感が物語ともリンクして感じられ、説得力を感じる。ラブライブ!の魅力のひとつです。
 そしてかのんちゃんがきな子ちゃんとスクールアイドルをやりたいと思うようになった理由もこれだと思うし、これで十分だと思うんですよね。何か特別な理由が必要なわけじゃ無い。
 かくして、明日から新入生の勧誘も頑張っていこうということに。

■ようこそ 結女へ!
 入学式当日。待っていたのはまさかのファンの新入生からのサイン攻め。Liella!は思った以上に人気で憧れのスクールアイドルになっていたようです。
 そしてオニナッツこと鬼塚夏美ちゃん初登場。自身の動画配信チャンネルの撮影中のようです。と、そこにたまたま通りがかって映り込むきな子ちゃん。「もしや、エルチューバーっすか?げ~の~じんっすね!ザ・都会って感じっす」と興奮気味。
 まんざらでもない様子?(ちょっとだけ微妙な表情を見せたのは少し気になるところです)の夏美ちゃんは、きな子ちゃんに名刺を渡して去って行きます。
 渡された名刺には「株式会社オニナッツ 代表取締役社長 CEO」の肩書きw こういうのやるよね!わかるよw
 1年生の教室ではこの前の不審者…もといメイちゃんと、幼馴染みの四季ちゃんのやりとりも。短いシーンですが、二人の性格や関係性も垣間見えましたね。

 そんな中、学校の掲示板に張り出された去年のLiella!東京大会進出のポスターを見つめ、張り詰めた表情のかのんちゃん。そんなかのんちゃんの様子に、「あんまり根詰めない方が良いよ。次勝てばいいんだし」と千砂都ちゃん。大会優勝経験者ならではの言葉ですし、優勝を意識するあまり張り詰めた表情のかのんちゃん、というのも今後が気になってきそうな描写でしたよね。
 一方で、生徒会長として「これからみんなで作り上げていきたいと思っています」「ステキな学校にしていきましょう」と挨拶する恋ちゃんは、去年の文化祭の時とはまるで違う明るい表情で楽しそう。
 生徒数も増えたのか、普通科は3クラスに増え、音楽科の設備も普通科に開放して活用することに。新しい部活も増えるようですが、とはいえどこも部員集めには苦労しているそうです。そしてそれはスクールアイドル部も例外ではなさそう…。

 廊下に張り出されたスクールアイドル部の部員募集ポスターを「はわわ~」な感じで見つめるメイちゃん。
 そんなメイちゃんに、「これって、かのん先輩がやってる部活っすよね」と声をかけるきな子ちゃん。「澁谷さんと知り合いなのか!?」と驚くメイちゃんに、家まで送ってもらってスクールアイドル部にも誘ってもらったと普通に話すきな子ちゃんでしたが、その言葉にざわつく周囲。まぁそうですよね。“あの”澁谷かのん先輩ともう知り合いになってる子がいて、しかも直々にスクールアイドル部に誘われているわけですから、いったい何者!?って感じでしょう。

 一方で、当のスクールアイドル部には入部希望者が全く来ない。朝の人気っぷりはいったい何だったのか…。翌日になっても入部希望はゼロ。このときの可可ちゃんの「ゼロ…」の言い方が可愛かったw
 いくらなんでもおかしいと思っていたら、有能なクラスメイト3人組がしっかりその謎をリサーチしてくれていました。さすが神モブトリオです。
 1年生に聞いたところによると、Liella!は今年のラブライブ!の優勝候補で「結ヶ丘の期待の象徴、スター」であると思われていること、そしてメンバーのかのんちゃんは歌がとにかく上手く、恋ちゃんはフィギュアスケートにピアノ、千砂都ちゃんはダンス大会優勝者、すみれちゃんは芸能活動経験者、可可ちゃんのスクールアイドル愛と衣装作りの才能の持ち主(そしてこれはほぼそっくりそのままキャストの5人にも当てはまるのがラブライブ!スーパースター!!の面白いところ。当て書きだとしても巧い)
 「そんなすごいんすか、あの人たち」ときな子ちゃんも驚くように、改めて言われてみると凄い才能の持ち主達の集まりに見えてしまいますね。とてもじゃないけど手の届かない高嶺の花というか、恐れ多いし、ハイレベルな存在すぎて近寄りがたいしついていけないんじゃないか、と。
 そんな事情をきな子ちゃんに説明してあげて、「まあ、私はよく知らねーけど」とかなんとか言ってるメイちゃんですが、まぁずいぶんお詳しいようで(ニヤニヤ)。そしてそんな会話を「ふーん」といった表情で聞いている四季ちゃん。

 優勝という頂点を目指す以上、必然的にハイレベルな技量にはなる。敷居が高いと感じられているからと言って、「練習きつくないですよ、と誘うのも違う」
 「いっそのこと、5人で頑張る?」と言う千砂都ちゃん。それはすなわち新入部員を諦めるということです。「寂しいけど、ラブライブ!優勝を目指すなら、そういう考え方も…」確かにそうかもしれません。そして視聴者である私たちファンの中にもそういう気持ちもあったはずです。
 ですが、「でもそれって自己満足になっちゃうんじゃないの?私、スクールアイドルってそういうんじゃないって聞いてたけど」とすみれちゃん。
 この言葉はなかなかにハッとさせられます。
 すみれちゃん自信、最初は手っ取り早く注目を集める手段としてスクールアイドルを利用しようと考えていたのが、そういうものではないんだと教えられ、感じて、知って、そして今に至っているのです。
 それに、前半できな子ちゃんが屋上にやって来たときに千砂都ちゃんも言ってましたが、「スクールアイドル部はれっきとした部活」なんですよね。学校でアイドルという部活動をやるのがスクールアイドルです。部活なのに自分たちだけで好きなようにやっていれば良いというのはある種の自己満足とも言えますし、何よりそれはスクールアイドルとしての姿なのか。部活ならば、やりたいと思った生徒と共に楽しみ、そして後輩達に受け継ぎ繋いでいくべきではないのか。
 どうでもいい余談ですが、自分が高校の頃同好会をやっていたというのは以前も描きましたが、実は自分たちが2年生になったとき後輩の新入部員が入って来なかったんですよね。3年生になってようやく新入部員が来てくれて、その年の終わりに先輩世代からの念願だった同好会から部への昇格ができて良かったなぁと思ったのをちょっと思い出しました。

#01「ようこそLiella!へ!」
 浮かない表情で屋上を見上げ、帰宅するきな子ちゃん。
 何も知らなかったから特になんとも思わなかったし、偶然知り合えた優しい先輩からお誘いも受けてなんだか楽しそうだしとウキウキだったけど、実は凄い人達で凄く大変そうなことだったということを“知ってしまった”。そんな凄いところに自分なんかが入っても良いのだろうか…といったところでしょうか。禁断の果実を手にしてしまった…というのとは少し違いますが、知らなければ良かったのか、知れて良かったのか。
 一方で純粋に憧れの対象として線を引いて今日も今日とて木陰からニマニマしながら見ているメイちゃんとの対比も面白い。そしてそんなメイちゃんがきな子ちゃんの沈んだ様子にふと気付くというのも上手い見せ方です。

 一方のかのんちゃんはどうすればスクールアイドルの魅力を伝え、やってみたいと思ってもらえるか、その悩みを妹のありあちゃんに相談。
 返ってきたこたえは「見てもらえば?」とシンプル。
 自分もどうして姉が夢中になるのかはじめはちっとも分からなかったけど、実際に見て凄く感動した。「言葉だと上手く伝わらないのかもしれないね、スクールアイドルって」と。確かに、スクールアイドルって説明が難しい。百聞は一見にしかずです。

 夜、街頭のモニタに流れるLiella!のライブ映像に見入っているきな子ちゃん。微かに笑顔も見えます。そこへ偶然ランニングで通りがかったかのんちゃんは、改めてきな子ちゃんをスクールアイドルに誘います。
 自分だって最初は何もできなかったけど、みんなと一緒にここまで成長できた。だからこれから先の景色はきな子ちゃんと一緒にも見たい、と。そして今度の週末屋上でライブのリハーサルをやるから見に来て欲しいと告げて去ります。
 このくだりも、さゆりん自身のエピソードとも重なりますよね。Liella!メンバーの中でも特に経験が浅かった彼女も、成長し今こうして活躍している。そしてまた、同じように大好きだという想いを胸に飛び込んだのんちゃん自身もまた、今まさに興味を持ち踏み出そうとしているきな子ちゃんの姿に重なります。

■ようこそ Liella!へ!
 そして週末の学校。見学歓迎のポスターを前に、思い悩むきな子ちゃん。
 その後ろでは夏美ちゃんが相変わらずの動画収録中でしたが、浮かない様子のきな子ちゃんが気になった様子。
 「浮かない様子ですの」と気にかけてくれた夏美ちゃんに、「興味はあるけど自分には向いてなさそうな時、CEOなら…」と問いかけるきな子ちゃん(CEO呼びには思わず笑ってしまいましたw)。
 それに対するCEO…もとい、夏美ちゃんのこたえは…。
 「いいですの?向いてないことをいくら頑張ったって、ダメなものはダメですの」
 あら意外と手厳しい。
 「でも、やってもないのに向いてるかどうかなんて分からないでしょ?」
 ハイ、名言頂きました!
 いくら頑張ってもダメなものはダメとか言い出したかと思ったら、それに続く言葉がステキでした。明るく楽しげに、そして優しい言い方なのも良かったですよね。夏美ちゃんファン急増でしょう。
 人には確かに向き不向きがある。でも、向いているかどうかなんてやってみないとわからない。実際、エルチューバーという自分が楽しいと思うこと、向いていると思うことに挑戦し楽しんでいる様子の彼女が言うだけに、説得力もあります。
 そしてそれを後押しするかのように「自分に正直に」と四季ちゃん。
 いつの間に居たのでしょうか。有無を言わせず謎マシーンできな子ちゃんの足を拘束して二人三脚状態で強制連行ですw というか四季ちゃん軽快な走りで意外と運動神経は良かったり?あと、途中できな子ちゃんの叫びを聞いて気になって教室から出てくるメイちゃんをちゃんと描いてあるのも上手い。
 屋上を前に装置を外され、あとはそのままの勢いで屋上まで駆け上がって飛び出すきな子ちゃん。このスピード感、ラブライブ!って感じで大好きです!
 そしてその先には…衣装を着たLiella!。そしてステージ。

 「きな子ちゃんに、私たちのライブを見て欲しい。今の私たちの、とっても楽しいライブを!」

 挿入歌キター!
 メルヘンチックでお洒落な曲です。というか直球な勧誘ソングです(笑)
 でも、これぞスクールアイドルならではの勧誘。「ほんのちょっとでも気になったら、試してみようよ、やっちゃお!新しいどきどき、このどきどき、くれるのはね、そう!君さ!」のところできな子ちゃん自身がライブの世界の中に入っていく演出もポイントでしたね。

 そんなステージを見て…
 「なんじゃこりゃあ~!」と叫ぶきな子ちゃん。顔w あと、ネタが古いw きな子ちゃんっておとなしそうな見た目の割にけっこうリアクションが大きいし表情豊かですよね。
 「捕まえたですー!」ときな子ちゃんに抱きつく可可ちゃんも嬉しそう。
 きな子ちゃんが気になって来たのか、屋上をそっとのぞき見ていたメイちゃんは「見ちゃった!こんな近くで~!」とはわわ状態。最前どころじゃないですからね。わかるよその気持ち!(笑)
 そしてそんな様子に「必然」とつぶやく四季ちゃん。そう、この出会いもまた必然かもしれません。
 階下では「うるさいと撮り直しになるですの!」とおこな夏美ちゃんw でも、彼女の素敵なアドバイスはきな子ちゃんの心を動かしたはずです。
 新たな未来のメンバー4人が、奇しくも近くに集う。どこかで見た光景。
 「これがスクールアイドルの魅力。みんなと結ばれてつくる新しい未来!」
 まさにそんな予感を感じさせるラストシーン。
 そしてそんな挿入歌「Welcome to 僕らのセカイ」からの…
#01「ようこそLiella!へ!」
 「#01 ようこそLiella!へ!」

 出ました!お洒落サブタイトル!…っていうかこのフラッグ「始まりは君の空」のじゃないですか!なんと見事な仕掛け。なんと鮮やかな展開。


 次回は「2年生と1年生」。さっそく練習についていけないきな子ちゃんエピソードが見られそうですが、それより夏美ちゃんどうしたの?w いろいろ気になります。

 …からの、今回もバッチリありました、「リエラのうた」!
 フラメンコ調の可愛らしい歌でしたね。
 リエラのうた2期もこれから楽しみです。


■ようこそ 私を叶える物語へ!
 1期から1年が経過し、学年も変わって新入生が入ってくる。これまでのラブライブ!シリーズでは描かれてこなかった2年目の物語。劇場版ラブライブ!やサンシャイン!!ではμ’sの数年後や、新学年が始まるところまでは描かれてきましたが、2年目がしっかりと描かれるのはこれが初です。
 進級したらスクールアイドルのグループはどうなるのか。そして学校の“部活動”としてのスクールアイドルの姿や在りようもこれまでのシリーズよりもより踏み込んだ形で描かれていく。そんなことも感じさせた2期1話。

 そしてまた、今作では「勝つ」ということも物語のひとつの大きな鍵になってきそうですね。大きな目標であり原動力であり、しかしそれ故に新入生との間に高い敷居ができてしまう。様々なジレンマにも直面していきそうです。そしてそれをどう乗り越えていくのか。また、周囲からは優勝候補筆頭とまで目され、ともすれば過大評価とも言える状況に置かれてしまっているのが今後どう作用してくるのかも見所になってくるかもしれません。

 勝つことの意味や、学校でアイドルとは、スクールアイドルとは何か。みんなで叶える、私を叶える物語とは。1期に続いて、そういったシリーズの根源的な部分が今作でも改めて深掘りされていきそうな予感がします。

 そしてそんな中、何か特別秀でた能力があるわけでもなく、前から知っていたとか憧れていたとかでも無いきな子ちゃんは、だからこそ、シンプルに、純粋に興味を持って、ある意味完成されたグループであるLiella!に新たに加わる。そして新たなLiella!がここから始まる。
 なりたい、やってみたいと思ったら、いつでも、誰だって始めていい。
 最初はみんなそうなんだから。
 遅すぎるなんてない。思い立ったその日が始まりのDay1です。
 ようこそ!Liella!へ!
 ようこそ!ラブライブ!の世界へ!


 さて、いよいよ始まりました。ラブライブ!スーパースター!!2期。
 今回もあまり深読みとか考察とか難しいことは考えず、楽しく面白く物語を読み解いていけたらと思いますので、よかったらお付き合いください。


 前回同様、追加で注目ポイントやらも記事にまとめる予定なので、そちらも併せてぜひ。
 →2期1話見所チェック

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