- 音楽
裏はフォト盤が夕暮れの後ろ姿になっていてそれぞれで違ったデザイン。
思い返せば、ラブライブ！プロジェクトの初期、μ'sの「Snow halation」や「夏色えがおで1,2,Jump! 」「Wonderful Rush」なども表はキャラ、裏ジャケットはキャストの写真だったりしたので、そういう点ではどこか懐かしい感じというか、原点に返った感じでもあります。
中身はこんな感じ。
オリジナル盤が水色で、フォト盤はピンクを基調としているほか、ブックレットもオリジナル盤はキャラクターのイラストで、フォト盤はキャストの写真になっていて、オリジナル盤にはスーパースターシールが、フォト盤にはLiella!カードが封入されています。
スーパースターシールはすみれちゃん。
Liella!カードは全員集合のカードでした。
可可ちゃんの「水色のSunday」はキュートなメロディーの可愛らしい曲。千砂都ちゃんの「Flyer's High」は弾むようなビートが印象的。すみれちゃんの「みてろ！」は挑発的なロックナンバー。恋ちゃんの「微熱のワルツ」は文字通りのお洒落なワルツ。かのんちゃんの「青空を待ってる」は王道ミディアムバラードと、それぞれの個性とらしさがストレートに出ている感じですね。
アルバム表題曲の「What a Wonderful Dream!!」は、軽やかなメロディーとサウンドが心地良い一曲。
そしてなんと！アルバム発売日にまさかの実写MVが公開になりました！
これは予想外の、まさにサプライズでしたね…。
Liella!と言えばの原宿を中心としたロケーションで、アニメでも印象的だった場面やモチーフがちりばめられ、曲のイメージや歌詞の内容とも相まってとても印象的なMV。
ラブライブ！といえばアニメーションMVでありアニメとのシンクロでもあるのですが、そもそもアニメやゲームのキャラクターではなく、Liella!というグループがデビューしてLiella!として曲を発表しているのであり、2次元のキャラクターもLiella!ならば現実のキャストのグループもLiella!、というのがラブライブ！の特徴的な部分であり原点のひとつです（過去記事：「ラブライブ！」について軽くまとめてみた。）。むしろ、アニメとのシンクロがウリのひとつになるのはμ'sのFirstライブ以降ですからね。
そういう点でも、今回のフォト盤や実写MVもまたラブライブ！ならでは、と言えるでしょう。路線変更とかどうとかではなく、元々こう、これがある意味原点なんですよ。
そのうえで、実写MVとしてはAqoursが「DREAMY COLOR」で先駆をなしてはいましたが、CDにMVが付くという部分も含め、もっと普通のアーティストと同じ様な活動や展開をしても良いのにとは常々思っていたので、それをさらに一歩進めてきた感じですね。
そしてもうひとつの新曲「ユニゾン」もLiella!らしさが詰まった聴かせる一曲。
2番の冒頭、ラップ調を織り交ぜての絶妙な緩急の付き方も心地良いですし、ミディアムバラードな曲調や歌詞の内容的にもライブの最後とかに歌ったら感動的でしょうね…。
で、このアルバムをひっさげての2ndライブが早くも来週開幕となります。どんなライブになるのか楽しみですね。
ちなみに、運良くチケットが取れてはいたのですが今回はやむなく現地参加を見送ることにしたので、自宅で配信で楽しむ予定です。
【Amazon.co.jp限定】Liella! 1stアルバム「What a Wonderful Dream!!」【オリジナル盤】(L判ブロマイド付)
- アーティスト: Liella!
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2022/03/02
- メディア: CD