TVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」第12話見所チェック [アニメ]
ラブライブ!スーパースター!!、最高でしたね!
12話もそうですが、全体を通してこれぞラブライブ!、これが学校でアイドル、これがみんなで叶える物語、というのが見事に描かれたお話だったと思います。
あと、シリーズを通して個人的にたどり着いた結論としては、ラブライブ!スーパースター!!は第一世界(原初世界の鏡像世界)だ、ということです。FF14プレイヤーにしか伝わらない例えで申し訳ない(笑)
そんな12話と、シリーズを振り返ってのおまけ的な感想でも。
(12話の感想はこちら)
■部室で始まり部室で終わる
学校アイドル部のプレートがかけられた部室の前で始まり、同じく部室のシーンで終わる第12話。まさに“学校でアイドルの物語”であることを象徴しているかのようでもあります。
あと、4話で初めて出てきたときから、部室の前の屋上に出る扉の窓から差し込む光が、まるでステンドグラス越しの光のように見えるのが印象的で素敵だなと思っていたのですが、12話ではまさにステンドグラスのようにサブタイトルが書かれていて綺麗でしたね。
■そもそも廃校回避が目的では無い
これはもうμ’sの頃から一貫していると思っているのですが、廃校問題なんて所詮枝葉なんですよ。本題はそこではない。そもそも今作では廃校の話が出てきたのは過去の神宮音楽学校であって、今の結女に対しては廃校というワードすら出ていない(このままでは廃校、みたいに明言はされていない)わけで。
そもそもLiella!は廃校を回避するために結成したわけではないどころか、後からそれを目的に据えたりもしていません。
恋ちゃんもお母さんが創った学校を、想いを、もっと知ってもらいたい、一番の学校にしたいと思っているのであって、学校の安定的な継続はそのために必要なだけで目的ではないんです。
■学校でアイドル
恋ちゃんのお母さんが学校を盛り上げたいと始めた学校アイドル。後のスクールアイドルの始まりは、大好きなこの学校のために何かがしたい、学校のみんなと“今が最高”の瞬間を分かち合いたいというものでした。そんな学校をもう一度創りたいと願い、そしてその気持ちはLiella!にも芽生え、原動力となっていく。
ラブライブ!スーパースター!!はまさに「学校でアイドル」のお話だったと思います。
■ラブライブ!
ラブライブ!は、ラブライブ!の物語ではないからこそラブライブ!に出場し、頂点を目指すのです。
■サニパの冬服それでいいの?w
あまりにもいつものサニパのふたりなので最初なんとも思わなかったのですが、よく考えたら夏服にコート羽織ってるだけじゃないですか(笑)
■今日だけは
1位を取らないといけない代々木スクールアイドルフェスにサニパが参加すると聞いたときは「勝てる気がシマセン」と最初から諦め絶望していた可可ちゃんが、大事にしているポスターを一時的に手放してまで、「今日だけはライバルデス」「今日だけはファンをやめマス」と言ってのける。
可可ちゃんにとって、Sunny Passionというのはスクールアイドルへの憧れを抱くきっかけになった特別な存在です。2話ではポスターを拝んだりしてましたし、熱烈なファンであることは度々描かれてきました。だからこその名場面です。
■鶴の恩返し
かのんちゃんたちのためにステージを準備する学校のみんな。
驚かせたい(ので見てはいけません)と言われていたのに見てしまう。
なんか「鶴の恩返し」みたいだなとふと思ったり(笑)
■星のステージ
かのんちゃんが並木道のイルミネーションを見ているところを、後ろからこっそりナナミちゃん達が見てるんですよね。
かのんちゃんはイルミネーションを見て体育館を星でいっぱいにしようと思いつくのですが、そのときナナミちゃん達はこの並木道そのものをステージにしてあげようと思っていたのでしょう。で、かのんちゃんのアイディアに乗って体育館の飾り付けを買って出て、みんなで準備を進めていたと。
■オマージュ?
過去シリーズのオマージュと言えば、現在大ヒットしているオンラインゲーム「FINAL FANTASY XIV(FF14)」が、ファイナルファンタジーのテーマパーク的なゲームでもあることはよく知られています。
幅広いファンのフックとなり楽しんで貰えることも意識して歴代シリーズのオマージュ的な要素が随所に盛り込まれているのですが、だからといってオリジナリティが無いわけではなく、むしろそれがFF14ならではといえる魅力にもなっているのはプレイヤーなら誰しも納得するところでしょう。
それと同じようなところがラブライブ!スーパースター!!にもあるのかなと思っています。
ラブライブ!もなんだかんだでかれこれ10年続いているシリーズです。ですが、それでいて意外と年齢層が幅広いというのは皆感じているのではないでしょうか。
ラブライブ!サンシャイン!!では登場人物達と同世代の中高生のファンが増えたという印象がありましたし、小学生や中学生の頃にファンになったという人も居れば、今まさにそういった世代のファンもいる。
今作が初めて見るラブライブ!という人だってたくさんいるはずです。
今や幅広い年齢層が集まってくるコンテンツにもなっていて、今回は特にNHK Eテレの日曜19時台での放送ということもあり、その傾向はますます加速していくのではないかと思います。
だから、今作で度々見られるオマージュ的な要素というのは、いにしえのファンへのサービスというだけでなく、それがラブライブ!というコンテンツの持つ普遍的な魅力の部分だから、だとも思うんですよね。
オマージュ要素に限らず、ライブシーンも「ラブライブ!のライブシーンだ!」と感じられたのではないでしょうか。
■ラブライブ!(μ’s)の何年後とかではない
前にもラブライブ!スーパースター!!はラブライブ!の何年後とかではない、というかそういう見方は少し違うのではないかということを書きましたが、12話まで見て改めてそう感じています。
ここでもFF14での例えになってゲーム未プレイの方には伝わりにくくて申し訳ないのですが、ラブライブ!とラブライブ!スーパースター!!って、FF14で言うところの原初世界(オリジナルの世界)と第一世界(13ある鏡像世界のひとつめ)なんですよ。
ラブライブ!スーパースター!!は、ラブライブ!の何年後とかではなくて、鏡像世界の話(別の世界線とかいうのとはちょっと違う)。
ラブライブ!の物語が紡がれた原初世界があって、どちらも同じようにスクールアイドルという概念があってラブライブ!という大会が開催されている(同じような容姿をして同じようなことをやっているレポーターさんは同じ魂の存在なんですよw)。
で、第一世界であるラブライブ!スーパースター!!の物語には、古代人の遺跡ならぬ、学校でアイドルの起源となった神宮音楽学校の歴史が眠っている。神宮音楽学校はさしずめアニドラス・アナムネーシスですw
ヒカセン(光の戦士:FF14の主人公=ゲームプレイヤーの総称)なラブライブ!ファンには納得の説だと思いたい!w
もちろん今後μ'sの何年後みたいな事に言及される可能性もありますが、まぁその時はその時でw
■この道を進めば…!
クライマックス、結女のみんなが光の道を作ってくれるシーンでは、TVアニメのティザーPVでも流れていたあの曲が満を持してとばかりに流れるのが最高でしたね。
また、ステージに向かって走って行くのは、チラッと回想で出てきた走って逃げていた場面との対比にもなっているんですよね。
■冬の星空の妖精
衣装最高でした。
■Sunny Passionのステージが描かれていない
なぜかって?
“私たち(結女の生徒=視聴者)”は“見ていない”んですよ。
みんなLiella!のステージを作り上げ、見せることに全力を注いでいる。目に焼き付けている。
私たちが見たいのはLiella!の勇姿なんです。
構成的な事を考えても、サニパのステージを見せて、Liella!のステージをやって…ってやっても話の焦点がぼやけるだけですし、間延びした感じになるだけです。そもそもラブライブ!はラブライブ!という大会を描くお話ではないのですから、大会の事細かな様子なんてぶっちゃけどうでもいいんです。
■2位
これだけ素晴らしいパフォーマンスをしてもなお2位。それくらいスクールアイドルのレベルが上がっているということでもあるのでしょうね。
■LoveLive!
決勝進出を果たせなかったLiella!。ビックリするくらいあっけない結果発表がまたなんともいえない空気をつくっているんですよね。あれだけ学校をあげて協力してもらったのに…という思いも痛烈に感じられる(そのためにも光の道のシーンやみんなが町の人に頼み込んでまで作ってくれたステージは必要なんですよ)。
街頭ビジョンには番組は終了しましたとばかりに「LoveLive!」のロゴがずっと映ってるだけで、「じつは同率でした!」とか「ここで敗者復活戦です!」みたいなこともない。
呆然と見つめる画面でも、悲しみ悔しがる後ろでも、決意を新たにする向こうでも、「LoveLive!」の文字が輝いている。
これがLoveLive!、これぞラブライブ!、さあ駆け上がってこいって言ってるみたいな感じですよね。
■雪
桜吹雪の舞う星空の元のステージでクーカーとして始まったLiella!は、雪の舞う星のステージでひとつの節目を迎える。美しい。
■挿入歌
全6曲の挿入歌とライブシーンがあったわけですが、順番的に奇数側であり各シングルの1曲目側の曲(未来予報ハレルヤ、常夏☆サンシャイン、ノンフィクション!!)はラブライブ!感のある曲、偶数側の曲(Tiny Stars、Wish Song、Starlight Prologue)はLiella!ならではな印象の曲、という感じでしたね。曲名も綺麗に分かれていました。
振り返ってみると構成的にもちょっとした共通点があったなと思っていて、奇数曲はやったーって感じの終わり方をして、偶数曲の方は余韻をかみしめるような後ろ姿が印象的だったなと(12話は曲前ですが)。
■来年は
来年3年生になるであろうサニパのふたりにとって、次は最後のラブライブ!なんですよね。そこにLiella!が本気で勝ちに行くわけです。ヤバくないですか…!?
■エンディング
同じ曲なのに毎回違った印象に聞こえてくる、というのもラブライブ!のエンディングの面白さ。
今回は最初から最後まで全員で歌ってるんですよね。なんだか今までで一番楽しそうに歌っているようにも聞こえました。
■リエラのうた
そして放送後の「リエラのうた」ですよ!NHK Eテレでの放送ならではでしたし、小さいお子さんとかが好きになってくれていたら嬉しいなと思いますね。
いやぁ本当に充実した、そしてあっという間の4ヶ月でした。
途中オリンピックによる放送休止や高校野球の長時間延長などもあったりしましたが、それらも振り返れば良い思い出です。ある意味そのおかげでこうしてちょっぴり長く楽しむこともできたわけですし、スクショタイム付き放送や2週連続生放送など楽しいことも盛りだくさんでした。
さて、Liella!の物語はまだ“プロローグ”です。いよいよライブツアーも始まりますし、これからの展開と活躍が楽しみですね!
12話もそうですが、全体を通してこれぞラブライブ!、これが学校でアイドル、これがみんなで叶える物語、というのが見事に描かれたお話だったと思います。
あと、シリーズを通して個人的にたどり着いた結論としては、ラブライブ!スーパースター!!は第一世界(原初世界の鏡像世界)だ、ということです。FF14プレイヤーにしか伝わらない例えで申し訳ない(笑)
そんな12話と、シリーズを振り返ってのおまけ的な感想でも。
(12話の感想はこちら)
■部室で始まり部室で終わる
学校アイドル部のプレートがかけられた部室の前で始まり、同じく部室のシーンで終わる第12話。まさに“学校でアイドルの物語”であることを象徴しているかのようでもあります。
あと、4話で初めて出てきたときから、部室の前の屋上に出る扉の窓から差し込む光が、まるでステンドグラス越しの光のように見えるのが印象的で素敵だなと思っていたのですが、12話ではまさにステンドグラスのようにサブタイトルが書かれていて綺麗でしたね。
■そもそも廃校回避が目的では無い
これはもうμ’sの頃から一貫していると思っているのですが、廃校問題なんて所詮枝葉なんですよ。本題はそこではない。そもそも今作では廃校の話が出てきたのは過去の神宮音楽学校であって、今の結女に対しては廃校というワードすら出ていない(このままでは廃校、みたいに明言はされていない)わけで。
そもそもLiella!は廃校を回避するために結成したわけではないどころか、後からそれを目的に据えたりもしていません。
恋ちゃんもお母さんが創った学校を、想いを、もっと知ってもらいたい、一番の学校にしたいと思っているのであって、学校の安定的な継続はそのために必要なだけで目的ではないんです。
■学校でアイドル
恋ちゃんのお母さんが学校を盛り上げたいと始めた学校アイドル。後のスクールアイドルの始まりは、大好きなこの学校のために何かがしたい、学校のみんなと“今が最高”の瞬間を分かち合いたいというものでした。そんな学校をもう一度創りたいと願い、そしてその気持ちはLiella!にも芽生え、原動力となっていく。
ラブライブ!スーパースター!!はまさに「学校でアイドル」のお話だったと思います。
■ラブライブ!
ラブライブ!は、ラブライブ!の物語ではないからこそラブライブ!に出場し、頂点を目指すのです。
■サニパの冬服それでいいの?w
あまりにもいつものサニパのふたりなので最初なんとも思わなかったのですが、よく考えたら夏服にコート羽織ってるだけじゃないですか(笑)
■今日だけは
1位を取らないといけない代々木スクールアイドルフェスにサニパが参加すると聞いたときは「勝てる気がシマセン」と最初から諦め絶望していた可可ちゃんが、大事にしているポスターを一時的に手放してまで、「今日だけはライバルデス」「今日だけはファンをやめマス」と言ってのける。
可可ちゃんにとって、Sunny Passionというのはスクールアイドルへの憧れを抱くきっかけになった特別な存在です。2話ではポスターを拝んだりしてましたし、熱烈なファンであることは度々描かれてきました。だからこその名場面です。
■鶴の恩返し
かのんちゃんたちのためにステージを準備する学校のみんな。
驚かせたい(ので見てはいけません)と言われていたのに見てしまう。
なんか「鶴の恩返し」みたいだなとふと思ったり(笑)
■星のステージ
かのんちゃんが並木道のイルミネーションを見ているところを、後ろからこっそりナナミちゃん達が見てるんですよね。
かのんちゃんはイルミネーションを見て体育館を星でいっぱいにしようと思いつくのですが、そのときナナミちゃん達はこの並木道そのものをステージにしてあげようと思っていたのでしょう。で、かのんちゃんのアイディアに乗って体育館の飾り付けを買って出て、みんなで準備を進めていたと。
■オマージュ?
過去シリーズのオマージュと言えば、現在大ヒットしているオンラインゲーム「FINAL FANTASY XIV(FF14)」が、ファイナルファンタジーのテーマパーク的なゲームでもあることはよく知られています。
幅広いファンのフックとなり楽しんで貰えることも意識して歴代シリーズのオマージュ的な要素が随所に盛り込まれているのですが、だからといってオリジナリティが無いわけではなく、むしろそれがFF14ならではといえる魅力にもなっているのはプレイヤーなら誰しも納得するところでしょう。
それと同じようなところがラブライブ!スーパースター!!にもあるのかなと思っています。
ラブライブ!もなんだかんだでかれこれ10年続いているシリーズです。ですが、それでいて意外と年齢層が幅広いというのは皆感じているのではないでしょうか。
ラブライブ!サンシャイン!!では登場人物達と同世代の中高生のファンが増えたという印象がありましたし、小学生や中学生の頃にファンになったという人も居れば、今まさにそういった世代のファンもいる。
今作が初めて見るラブライブ!という人だってたくさんいるはずです。
今や幅広い年齢層が集まってくるコンテンツにもなっていて、今回は特にNHK Eテレの日曜19時台での放送ということもあり、その傾向はますます加速していくのではないかと思います。
だから、今作で度々見られるオマージュ的な要素というのは、いにしえのファンへのサービスというだけでなく、それがラブライブ!というコンテンツの持つ普遍的な魅力の部分だから、だとも思うんですよね。
オマージュ要素に限らず、ライブシーンも「ラブライブ!のライブシーンだ!」と感じられたのではないでしょうか。
■ラブライブ!(μ’s)の何年後とかではない
前にもラブライブ!スーパースター!!はラブライブ!の何年後とかではない、というかそういう見方は少し違うのではないかということを書きましたが、12話まで見て改めてそう感じています。
ここでもFF14での例えになってゲーム未プレイの方には伝わりにくくて申し訳ないのですが、ラブライブ!とラブライブ!スーパースター!!って、FF14で言うところの原初世界(オリジナルの世界)と第一世界(13ある鏡像世界のひとつめ)なんですよ。
ラブライブ!スーパースター!!は、ラブライブ!の何年後とかではなくて、鏡像世界の話(別の世界線とかいうのとはちょっと違う)。
ラブライブ!の物語が紡がれた原初世界があって、どちらも同じようにスクールアイドルという概念があってラブライブ!という大会が開催されている(同じような容姿をして同じようなことをやっているレポーターさんは同じ魂の存在なんですよw)。
で、第一世界であるラブライブ!スーパースター!!の物語には、古代人の遺跡ならぬ、学校でアイドルの起源となった神宮音楽学校の歴史が眠っている。神宮音楽学校はさしずめアニドラス・アナムネーシスですw
ヒカセン(光の戦士:FF14の主人公=ゲームプレイヤーの総称)なラブライブ!ファンには納得の説だと思いたい!w
もちろん今後μ'sの何年後みたいな事に言及される可能性もありますが、まぁその時はその時でw
■この道を進めば…!
クライマックス、結女のみんなが光の道を作ってくれるシーンでは、TVアニメのティザーPVでも流れていたあの曲が満を持してとばかりに流れるのが最高でしたね。
また、ステージに向かって走って行くのは、チラッと回想で出てきた走って逃げていた場面との対比にもなっているんですよね。
■冬の星空の妖精
衣装最高でした。
【お知らせ】
— κıƨαяαɢıчυυ (@KISAYU_) October 17, 2021
「ラブライブ!スーパースター!!」12話に登場した「Starlight Prologue」の衣装デザインをさせて頂きました。メンバーカラーメインに冬の星空の妖精のようなイメージでデザインしました。#lovelive #Liella pic.twitter.com/67PrNSOwH1
■Sunny Passionのステージが描かれていない
なぜかって?
“私たち(結女の生徒=視聴者)”は“見ていない”んですよ。
みんなLiella!のステージを作り上げ、見せることに全力を注いでいる。目に焼き付けている。
私たちが見たいのはLiella!の勇姿なんです。
構成的な事を考えても、サニパのステージを見せて、Liella!のステージをやって…ってやっても話の焦点がぼやけるだけですし、間延びした感じになるだけです。そもそもラブライブ!はラブライブ!という大会を描くお話ではないのですから、大会の事細かな様子なんてぶっちゃけどうでもいいんです。
■2位
これだけ素晴らしいパフォーマンスをしてもなお2位。それくらいスクールアイドルのレベルが上がっているということでもあるのでしょうね。
■LoveLive!
決勝進出を果たせなかったLiella!。ビックリするくらいあっけない結果発表がまたなんともいえない空気をつくっているんですよね。あれだけ学校をあげて協力してもらったのに…という思いも痛烈に感じられる(そのためにも光の道のシーンやみんなが町の人に頼み込んでまで作ってくれたステージは必要なんですよ)。
街頭ビジョンには番組は終了しましたとばかりに「LoveLive!」のロゴがずっと映ってるだけで、「じつは同率でした!」とか「ここで敗者復活戦です!」みたいなこともない。
呆然と見つめる画面でも、悲しみ悔しがる後ろでも、決意を新たにする向こうでも、「LoveLive!」の文字が輝いている。
これがLoveLive!、これぞラブライブ!、さあ駆け上がってこいって言ってるみたいな感じですよね。
■雪
桜吹雪の舞う星空の元のステージでクーカーとして始まったLiella!は、雪の舞う星のステージでひとつの節目を迎える。美しい。
■挿入歌
全6曲の挿入歌とライブシーンがあったわけですが、順番的に奇数側であり各シングルの1曲目側の曲(未来予報ハレルヤ、常夏☆サンシャイン、ノンフィクション!!)はラブライブ!感のある曲、偶数側の曲(Tiny Stars、Wish Song、Starlight Prologue)はLiella!ならではな印象の曲、という感じでしたね。曲名も綺麗に分かれていました。
振り返ってみると構成的にもちょっとした共通点があったなと思っていて、奇数曲はやったーって感じの終わり方をして、偶数曲の方は余韻をかみしめるような後ろ姿が印象的だったなと(12話は曲前ですが)。
■来年は
来年3年生になるであろうサニパのふたりにとって、次は最後のラブライブ!なんですよね。そこにLiella!が本気で勝ちに行くわけです。ヤバくないですか…!?
■エンディング
同じ曲なのに毎回違った印象に聞こえてくる、というのもラブライブ!のエンディングの面白さ。
今回は最初から最後まで全員で歌ってるんですよね。なんだか今までで一番楽しそうに歌っているようにも聞こえました。
■リエラのうた
そして放送後の「リエラのうた」ですよ!NHK Eテレでの放送ならではでしたし、小さいお子さんとかが好きになってくれていたら嬉しいなと思いますね。
いやぁ本当に充実した、そしてあっという間の4ヶ月でした。
途中オリンピックによる放送休止や高校野球の長時間延長などもあったりしましたが、それらも振り返れば良い思い出です。ある意味そのおかげでこうしてちょっぴり長く楽しむこともできたわけですし、スクショタイム付き放送や2週連続生放送など楽しいことも盛りだくさんでした。
さて、Liella!の物語はまだ“プロローグ”です。いよいよライブツアーも始まりますし、これからの展開と活躍が楽しみですね!
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