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「IDOLY PRIDE」第11話感想 [アニメ]

 EPISODE:11「命の音燃やして」
EPISODE:11「命の音燃やして」
 前回に続いてのセミファイナル2戦目。今回はLizNoirとの対決。そしてこれまで積み重ねてきたこと、やりのこしてきた宿題、そういったものにひとつの区切りが付けられていく回でもありましたね。
 “あの日”の琴乃の言葉もついに明かされました。そこからの手帳に記された翌日の予定がグッときます。なるほど2話での手帳を見た琴乃の涙はこれでしたか。

 消えゆく麻奈。残された時間は少ないと悟り、琴乃と向き合う決意をする麻奈。
 とはいえ、心臓を通じて「感じる」ことができたさくらと違って、琴乃は見えるわけでも感じ取れるわけでもない。ここでベタに通訳を挟むとか「なぜか感じ取れた」とかしないで、琴乃の独白という見せ方を選んだところは見事だなと。
 琴乃に関しては、見えるとか感じるとか、信じているか否かはあまり関係無かったのだと思うんですよね。分自身の気持ちの整理として、嘘か誠か知らないけれどそこに姉が居ると言うのならば、セミファイナル、そして決勝を本気で目指していくならば、ずっと引きずってきた後悔に、そしてアイドルとしてステージに立つ気持ちに区切りを付けるなら今この機会しかないという決意が現れていたように思いました。
 そして見上げた夜空に輝く満月。まさに輝きが満ちた、という感じでしたね。

■命の音燃やして
EPISODE:11「命の音燃やして」
 全身全霊でパフォーマンスを披露する琴乃たち。その裏で消えつつある麻奈。まさに命の音を燃やして、ですね。
 さくらと琴乃、それぞれが麻奈との関係にどう区切りを付けるか、というのはこのシリーズの重要なテーマの一つだったわけで、9話で麻奈も言っていました。「ふたりとも他の誰でもない、自分だけの歌を歌えるようにならなきゃ、そこにはたどり着けない」「仲間と一緒にそれを探して」と。この10話11話でそれぞれに決着をつけ、いよいよ互いにひとりのアイドルとして頂点の舞台に立つ準備が整いました。

 ある意味似た者同士な莉央と琴乃。それぞれに長瀬麻奈との向き合い方があり、それぞれに自分の進む道を見つけていく。そして琴乃は決意する。静かに熱いエピソードでした。

 そして次回、いよいよ星見プロ同士(そして麻奈を受け継ぎ、麻奈から解き放たれた者同士)での頂上決戦です。対決の行方は、そして1話にどう繋がるのかも含めて、楽しみですね。




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