Aqours 3rd LoveLive! Tour ～WONDERFUL STORIES～ 埼玉・Day1その４

　ライブも後半へ。

　11曲目は「空も心も晴れるから」の…なんと9人バージョン。アニメ2期7話になぞらえて、といったところでしょうか。後半の花道での歌唱やセンターステージの床のLEDの演出も美しかったですね。
　12曲目「SKY JOURNEY」、13曲目「恋になりたいAQUARIUM」と続いて、再びのアニメダイジェスト。
　函館編の映像にさしかかり、「くるか…！」とざわめきだす客席。
　そして遂にきました！14曲目は待望の「Awaken the Power」。ラブライブ！のナンバリングライブとしては初となる9人以外のキャストを交えてのステージです。カメラワークもアニメPVを再現したものになっていて凄かったですね。最後はセンターステージの床面LEDの映像で「☆」も完全再現ですよ。素晴らしい。
　続くMCもまたアニメを補完するような感じで良かったですね。途中からAqoursの9人は次のスタンバイのためにはけて、Saint Snowの二人だけのMCで間を繋ぐことに。妙にハイテンションな田野さんも面白かったのですが、最後に観客に向けてまだまだ盛り上がっていくぞ的に煽る際、「全セクションのスタッフ！」とスタッフも煽って、しかも微かに反応が聞こえてきたのは凄かったし、今回のライブツアーの独特の一体感を感じさせる象徴的な一幕でもあったと思います。

　ライブもいよいよクライマックス。アニメダイジェストも終盤なのですが、1期での加入シーンを交えての12話のダイジェストなど、ほんとうに見事な再編でした。
　そんなアニメ12話のシーンからの「WATER BLE NEW WORLD」は、この曲の見せ場でもあるスカートが羽根に変わる、というシーンも見事に再現（さすがに本当にスカートが羽根になったりはしませんがｗ）。舞い散る青い羽根は感動的な光景でしたね。

　そしてこの次ですよ！
　このまま青ジャンに続くかと思いきや、再び流れるアニメ映像。ダイジェストではなく新規映像。しかもコレ、決勝後の控室なのでは…！と気付いたときの感動。
　これまでのライブでもアンコールアニメはありましたが、それらとはまた異なる独特の体験。Firstライブの時と同様に、またしても私たち観客は今、あの日のあの場所に居るのだという感覚。物語の世界と現実の世界の「アンコール」がリンクする。そんな「アンコール」からの16曲目はもちろんこの曲、「青空Jumping Heart!」。
　TVアニメでは13話のオープニング映像でアンコールとして「青空Jumping Heart」を披露したことを示唆する構成になっていたのですが、まさかこういう形でそこを補完し、体験できるとは予想もしていませんでしたね。

　かくしてライブ本編は終了。ここからは一般的な方のアンコール。いつもならアンコールアニメですが、それはもうさっきやったので今回は映像無し。ただ、しばらくしてアンコールに呼応するようにライトが点滅し始めたりといった工夫もありました。
　で、アンコール1曲目は「Landing action Yeah!!」。2ndライブのツアーファイナルで披露され、以降ファンミーティングツアーで何度も歌ってきたお馴染みの曲ですね。
　続いては「勇気はどこに?君の胸に!」。待望のフルバージョン初披露です。サビの合唱や掛け合い、そしてあんちゃんの心底嬉しそうな表情もとても魅力的でした。

　最後のMCでは、4thライブ（まさかの東京ドーム！）やテーマソングの発売、劇場版の公開日などが立て続けに発表されました。ツアー初日で4thライブの発表があるとは予想外でしたね。
　そしてあんちゃんの、「宣言通り、3rd初日ビックリしたかーっ！」「有言実行！」とご満悦な挨拶も印象的でした。

　そして最後の曲は「WONDERFUL STORIES」。
　この曲はツアー公演を経ていく毎に魅力が増していくに違いないと思いますね。最後はモニタに映ったキャストの映像にアニメと全く同じようにカーテンがかかる演出で、まさに完全再現。

　最後は「これからもAqoursは前に前に進んでいきます。これからも凄いAqoursを、凄いラブライブ！サンシャイン!! を届けていきます」との挨拶と共に、初日の公演は幕を閉じました。


　素晴らしい3rdライブツアーの幕開けの余韻に浸りつつ、沼津駅へ。

　沼津駅の構内には劇場版の広告が掲示されていました。

　Day.2その１へ続く。

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