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ラブライブ!サンシャイン!! 2nd Season 第7話感想 [アニメ]

 #07「残された時間」
#07「残された時間」
 前回見事なパフォーマンスを披露したAqours。いよいよファイナリストの発表です。そして見覚えのあるグラフ表示。ここはあの頃から変わってないんですね。
 注目の結果は…Aqoursがなんとトップ通過!相当な票が集まったことが伺えます(2位とか3位でギリギリとかではないところがミソですね)。
 「夢じゃないよね、ハッってならないよね…」と信じられないと言った面持ちの千歌。ここは1話冒頭でMIRAI TICKET衣装のシーンで転落からの夢オチというのをやっていたのが効いていますね(そして1話の夢の暗示はある意味…)。
 「ホントだったら奇跡じゃん…」「奇跡よ、奇跡を起こしたの、私たち」

■カウンターの数字
 予選後、テレビ塔前の公園でほっと一息といった感じの9人。
 と、公園に設置されたビジョンに映し出される予選でのAqoursの映像。表示されている視聴回数は今こうして見ている間にもみるみる伸びていきます。
 「ホント、こんなにたくさんの人が…」と感無量。
 「生徒数の差を考えれば当然ですわ。これだけの人が見て、私たちを応援してくれた」
 「じゃあ、入学希望者も」と鞠莉の方を見ますが、どこか浮かない表情の鞠莉。期限は今夜です。ともかく、学校に戻って正確な数字を把握することに。

 この一連の公園でのシーンは、動画のカウンターがどんどん増えていく、という映像を何度も見せていて(最後の「よし!帰ろう!」と言う千歌のカットも、ビジョンを背にしてその間にも増え続ける数字が目に入る構図になっている)、カウンターの数字というのを強く印象付けています(生徒票+一般投票というルールや、そのうえでトップ通過したという状況も、Aqoursがいかに注目と票を集めたかを伺わせる役割を果たしているワケです)。

 夜8時。学校に戻ってきた9人。理事長室で出願状況を固唾をのんで見守ります。
 現時点での出願者は80人。「変わってない…」という鞠莉の言葉からも、夕方公園居た頃にチェックした数字からさほど伸びていないことが伺えます。
 タイムリミットまであと4時間。一方で、今なお増え続けるAqoursの動画の再生数(再生数が伸び続けているのだからのぞみはある、ということと同時に、再生数の伸びに反して増えない出願数というギャップも示しています)。

 再度交渉してみるという鞠莉。その結果、5時間だけ延長してもらえることに。残り3時間が残り8時間にはなりました。そうこうしている間にも、出願数は86人に。少しずつではありますが増えています。
 居ても立っても居られずという感じで飛び出していこうとする千歌ちゃんですが、さすがに今から駅前に行ったところで効果は望めないでしょうし、ライブ動画を撮って配信するのも時間的に厳しい。「信じるしかないよ、今日の私たちを」

 というワケで、各自帰宅して明日の朝の結果を待つ、といきたいところですが、さすがに皆気になってそうもいかない。
 「仕方ないですわね」ということで、保護者と理事長の許可を得て学校に泊まり込んで経過を見守ることに。

■やるべきこと
 深夜の理事長室で、刻一刻と過ぎる時間の中、出願数を見守る9人。
 この一連のシーンは、ハラハラ感と、そしてどこか切なくも楽しげなお泊まり感があって、なんというかある種の儚さがありましたね。人の夢と書いて儚い。
 それはそうと、瞬く間に増えていた予選動画の視聴回数に反して、なかなか増えない学校の出願数。「これが現実なのですわ。これだけの人が浦の星を知っても」「たとえ町が綺麗で人が優しくても、わざわざここまで通おうとは思わない」
 まぁ、確かにそうです。視聴者も薄々感じてはいたのでは?
 Aqoursの人気や注目度が増すこと=入学希望者数が増えることとは限らない、と。
 確かにAqoursという存在を知って、そこが入り口となって学校に興味を持つことはあり得ますし、憧れて同じ学校に通いたいと思う希望者が現れる可能性はある。
 とはいえやはり、ラブライブ!で人気や注目を集めることと学校に入学したいと思うことは必ずしもリンクしない。それとこれとはやはり単純にイコールではありません。

 と、ぐぅ~っとお腹が鳴る梨子ちゃん。
 「そういえば、お昼食べた後何も食べてないわね」
 フッと緊張感の緩む場面ですが、同時にこんな真夜中までお腹がすくのもご飯を食べるのも忘れるほど入学希望者の数字を見守ることに没頭していたことも伺えます。
#07「残された時間」
 というわけで、近くのコンビニまでご飯の買い出しに出た1年生組。
 「まったく、世話が焼けるったらありゃしない。私はリトルデーモンのことで手一杯なのに」「仕方ないずら。今のAqoursを作ったのは、千歌ちゃんたち2年生の3人」「その前のAqoursを作ったのは、お姉ちゃんたち3年生の3人だもん」「責任、感じているずらよ」
 「そんなもん、感じなくてもいいのに。少なくとも私は、感謝しか…」
 そうなんですよね。G's magazineの記事でも善子はそんなこと言ってました。
 ハッとなって振り向くと。ニヤニヤしている花丸とルビィw
 「リ…リトルデーモンを増やしにAqoursに入っただけなんだし!」と誤魔化す善子。
 「だからマルたちが面倒見るずら。それが仲間ずら」
 「だね、なんかいいな、そういうの。支え合ってる気がする」

 前回の感想で、3年生が作ったAqoursと、2年生が作ったAqoursがある、そこが特徴でありらしさでもあると書きましたが、それを支える1年生の存在も忘れてはいけませんね。ある意味、最初で最後のAqours新メンバーでもあります。1年生組には、いつもホント救われる気がします。

 いよいよ残り時間は1時間を切りました。出願者数94人。
 待ってるのもちょっと疲れてきた、と曜ちゃん。気分を変えるため外に。夜明けも近く、外はもう明るくなってきています。
 夜明け前の薄明かりに照らされる富士山に向かって願掛け。
 「おーい!浦の星は、いい学校だぞー!」
 静けさの漂う夜明けの校庭に響き渡る声。どこか清々しさも感じさせる光景です。
 「私がーっ!保証するー!」と梨子ちゃん。
 音ノ木坂から転校してきた人が言うのですから間違いない。

 そうこうしているうちに残り時間わずか。出願者数97人。あと3人です。
 「でも、時間はもう」あと10分。みんな固唾をのんで見守ります。
 「98!」「時計は?」残り1分!
 某サマーウォーズだったら誰かがアカウントを捧げてくれるところですが…。
 「大丈夫、大丈夫、絶対に届く!…届く、届く…」
 しかし非情にも100人に届くこと無く「募集終了」の文字。

 「…ダメだよ、だって、私たちまだあがいてない。精一杯あがこうって約束したじゃん。やれることを全部やろうって約束したじゃん」「全部やったよ。そして、決勝に進んだ。私たちは、やれることはやった」「じゃあなんで、学校が無くなっちゃうの?学校を守れないの?そんなの…そんなの…」
 そんな千歌様子に、「もう一度だけパパに連絡してみる」と言う鞠莉ですが、ダイヤさんや果南に止められます。「これ以上やったら、鞠莉が理事長を辞めるように言われる、受け入れるしかない。学校は…無くなる」
 学校が無くなる、というのが強調されるシーン。

 それにしても、なぜ募集期限は「5時間延長」だったのでしょうか。
 あくまでこじつけではありますが、ひとつは、○月×日締切“ただし日本時間とは言っていない”がひとまず成立する妥協点であること(なので1日延長は無理)。
 それでも向こうの時間での日付が変わるまでではなく5時間なのは、一晩泊まり込むという状況を作るため(これが十数時間延長となると厳しい)と、タイムリミットを“日の出前の早朝”に迎えるからです。
 誰にも邪魔されず9人みんなで最後まで見守るシチュエーションを作ろうと思ったら夜の学校はこのうえない状況ですし、なにより守りたい場所なワケです。そして朝日というのは“希望的なもの”の象徴。夜明けへの希望を感じさせつつ、それが顔を出す直前に“ついえてしまう”…。だから早朝5時がタイムリミットなんですよ。
 まぁ、深夜早朝に出願する中学生が居るのかとか、そういうヤボなツッコミは無しですw…というか、そこも逆に考えれば「5時間延ばしたところでそんな夜中に出願する者は居ないだろうからどうせ結果は変わらん(しかし希望はきいてやりたいという親心もあったかも?)」という意図もあったのかもしれません。
#07「残された時間」

■やりたいこと
 後日、朝礼で統廃合を告げる鞠莉。
 教室では、どこか上の空な千歌。よしみ、いつき、むつの3人も、そんな千歌を気にかけて話しかけます。そんなクラスメイト達に、「そうだよね!優勝目指して頑張る」と明るく振る舞う千歌ですが、まぁどう見ても空元気です。

 放課後、いつものように沼津での練習を再開するAqours。
 気持ちを新たに、決勝を目指して頑張っていこうと練習開始。ですが、やはりどこか力ない千歌。そんな千歌の脳裏にふと思い浮かぶ募集終了の瞬間。そして無意識に零れ落ちる涙…。それを見たメンバーの練習の手も止まります。
 「どうしたの?みんな?」と他人事のように聞く千歌。

 「ごめんね、無理にでも前を向いた方がいいって思ったけど、やっぱり…気持ちが追いつかないよね」と今日はやっぱり練習はやめておこうと言う果南に、「そんなことないよ、ほら、ルビィちゃんも言ってたじゃん。鞠莉ちゃんたち最後のライブなんだよ、それに…」と必死に平気を装うとする千歌ですが、「千歌だけじゃない、みんなそうなの」。
 みんなやはりそう簡単には割り切れるものではありません。
 「やっぱり、私はちゃんと考えた方がいいと思う。本当にこのままラブライブ!の決勝に出るのか、それとも…」
 果南の言葉にメンバーを見渡す千歌。皆それぞれに思う所がある様子。
 「そうですわね」と同意するダイヤさん。
 「待ってよ、そんなの出るに決まってるよ!決勝だよ、ダイヤさん達の」
 「本当にそう思ってる?…自分の心に聞いてみて。ちかっちだけじゃない、ここにいるみんな」

 なかなか上手い展開です。
 物語の中の9人だけでなく、視聴者にも、今一度考えさせる。シリーズのクライマックスに向けて、いったんここで整理させる。
 実は、ここにきてけっこうズレというか噛み合っていないというか、ピタっとはまっていない部分が露見してきているんですよね。見ている側も薄々違和感を感じていたのではないでしょうか。例えば今回冒頭でも描かれた様に、ラブライブ!で活躍して注目が集まることと、学校の入学希望者が集まることは(影響はあるにせよ)決してイコールではない。なんでラブライブ!で活躍することが100人集めることにつながるの?という違和感は少なからずあったはず。なんのためにやっているの?なぜやっているの?自分たちにとっての学校は?輝くって?キセキって?千歌ちゃんの言う輝きたいって、結局どういうことなの?…という部分をこのままで、ラブライブ!で優勝できました輝けましたということになるのか。そういうお話にしていいのか、できるのか。
 それを差し置いても、明らかに無理がきている精神状態でこのまま活動を続けていったところで、この先みんなの悔いが残らない(ような展開や結末になる)とは思えません。
 それではどのみち輝けない。
#07「残された時間」
 「空も心も晴れるから」にのせて、思いを巡らせるメンバーの様子が描かれていきます。ピアノに打ち込む梨子。スクールアイドルの雑誌を読み返すルビィ。図書室の花丸。返却された本には「ラブライブ頑張って」のメッセージ。黒板には「めざせ!!ラブライブ優勝」。どこか穏やかな表情の曜。浮かない表情の善子。泣き崩れる鞠莉。そっと寄り添うダイヤ。そして浜辺で空を見上げる千歌。
 メンバーの元をリレーするように飛んで行った羽根が最後に向かったのは学校。
 そして…。

 朝、学校の屋上へ足を運ぶ千歌。
 「おはよ」と先に来ていた曜ちゃんが声をかけます。見れば既に他のみんなも全員集まっていました。
 「結局、みんな同じ気持ちってことでしょ
 メンバーがそれぞれに思いを巡らせ、考えてきた言葉を語ります。
 「出た方がいいっていうのはわかる」「でも、学校は救えなかった」「なのに、決勝に出て歌って」「たとえそれで優勝したって…」「確かにそうですわね
 「でも、千歌たちは学校を救うためにスクールアイドルを始めたわけじゃない
 そうなんですよね、まずは「輝きたい」だった。学校を救う、も、最初はμ’sと同じ状況になった、みたいなミーハーなノリにすぎなかった。

 「輝きを探すため」「みんなそれぞれ、自分たちだけの輝きを見つけるため。でも

 「見つからない」

 「だってこれで優勝しても学校は無くなっちゃうんだよ。奇跡を起こして、学校を救って、だから輝けたんだ。輝きを見つけられたんだ。学校を救えなかったのに、輝きが見つかるなんて思えない!」
 そうなんです。輝きたいと思った。その輝きで学校を救いたい、救えると思った。偉大な先人がそうしてきたように。救えば輝けると。3話のラストで千歌ちゃんはこうも言っていました、「どっちにするか選べない。どっちも叶えたい」と。しかし、精一杯輝いたのに、100にすることができなかった。ラブライブ!に優勝すれば救えるはずだったのに、優勝してもその時既に救うべき学校は無い。では何のために。何の意味が。輝きとは。
 “やりたい”のに、“やるべきこと”が無い。“どっちも叶えたい”のに。

 「私ね、今はラブライブ!なんてどうでもよくなってる。私たちの輝きなんてどうでもいい。学校を救いたい!…みんなと一緒に頑張ってきた、ここを…」
 それはまさにね、“スクールアイドル”だからこその青春の輝きですよ。その舞台が無くては、輝けない。輝く意味が無い、と千歌は言うわけです。

 じゃあ救ってよ!

 どこからともなく声が。
 ハッとなって屋上から中庭を覗きこんでみると、そこにはなんと全校生徒が集まっていました!「結局、みんな同じ気持ち」で集まってきたのは、9人だけでは無かった。「10人」がそこに集っていた。

 「だったら救って!ラブライブ!に出て」「優勝して!
 迷いの無い、力強いクラスメイトたちの言葉。

 「できるならそうしたい!みんなともっともっとあがいて、そして」
 「そして?
 「そして…学校を存続させられたら…」

 「それだけが学校を救うってこと?
 
 いつきの言葉に、ハッとなる千歌。これもまた“気付き”です。

 「私たち、みんなに聞いたよ。千歌たちにどうしてほしいか、どうなったらうれしいか」「みんな一緒だった。ラブライブ!で優勝してほしい。千歌たちのためだけじゃない、私たちのために、学校のために」「この学校の名前を、残してきてほしい
 「千歌たちしかいないの!千歌たちにしかできないの!」「浦の星女学院、Aqours。その名前を、ラブライブ!の歴史に、あの舞台に、永遠に残してほしい
 「Aqoursと共に、浦の星女学院の名前を
 「だから、だから!だから!!」
 輝いて!!!
#07「残された時間」
 あの時、どうしたいのか、どうすべきなのかを思い、考えるAqours9人の元をリレーしていった羽根が、最後に向かったのは学校でした。それはつまり、巡ってきたその羽根を最後に“掴んだ”のは浦の星のみんな、“10人目のメンバーたち”だったのです。
 彼女たちが掴んだ、あまりにも素晴らしい答え!目から鱗!そしてそれは同時に出題でもある。だったら叶えようよ、みんなで、と。
 まさにスクールアイドル、まさに“みんなで叶える物語”!
 統廃合問題解決、ひいてはAqoursの活動意義に対する、あまりにも痛快で、そして完璧なウルトラCを繰り出されて、これではもうぐうの音も出ないではありませんか!

 優勝して学校の名前をラブライブ!に残す。

 見るからにうずうずしている千歌。
 目くばせする曜と梨子。ここはもうダメ押しの“アレ”しかないですねw
 「千歌ちゃん…」「
 思いっきりイジワルな感じに言うところがまた良いw

 「やめるわけないじゃん!決まってんじゃん…決まってんじゃん決まってんじゃん!
 「優勝する!ぶっちぎりで優勝する!相手なんか関係ない、アキバドームも、決勝も関係ない!優勝する!優勝して、この学校の名前を…一生消えない思い出を作ろう!

 そう、相手もドームも大会も関係ない。それこそ“どーでもいい”んですよ。
 ラブライブ!というプロジェクトにとって、極端なハナシ廃校は単なる面白トンデモ設定であり、ラブライブ!という大会を勝ち進むドラマも所詮枝葉の部分に過ぎません。ラブライブ!は廃校を阻止するお話でも、ラブライブ!という大会のお話でもない。それはラブライブ!サンシャイン!! でもやはり変わらない。だから、ぶっちぎりで優勝する。

 「Oh!アローでもショットガンでも持って来いって感じね!」とノリノリの鞠莉。アローってそれ思いっきりラブアローシュートじゃないですか!w μ’sだろうと何だろうとどんと来い、みたいな?
 「見ているだけでもなんか熱くなってくる!」「じっとしてられない!みんな走りに行こう!」と、居ても立っても居られず次々と駆けだしていくみんな。
#07「残された時間」
 「…ついに普通じゃない、本当の怪獣になっちゃうのかも。千歌ちゃんは
 普通怪獣からほんとうの怪獣へ。まさに爪痕を残し、奇跡を起こし、軌跡を刻むべく、海に還った想いのかけらは怪獣となり再び上陸するワケですw
 ちなみに、7話のクライマックスシーンの劇伴は、1話クライマックスで流れた曲の変奏なんですよね。1話ラストでの気付きと想いを再認識、再構築し、リブートした。そういう意味でも、1話と対になるシーンでありエピソードだなと。

 そんな千歌の元へ再び舞い戻り、そして舞い上がっていく羽根に“気付き”、見上げる千歌。真っ白の羽は、ついには水色(空の色であり水の色でありAqoursの色である)に染まり、天高く、輝く太陽に向かって飛んでいきます。

 ホンキをぶつけあって、手に入れよう、未来を!

■残さない者。残す者。
 今回、Aqoursは学校自体を存続させることはできなかったものの、自分たちが歩んできたその痕跡を、爪痕を刻み、残していこうと誓います。
 これはμ'sとAqoursの対比にもなっている。
 1期12話で、Aqoursが自分たちとμ'sとの違いを知るべく音ノ木坂を訪れたとき、出会った女生徒はこう言いました。μ'sは何も残していかなかった、と。

 音ノ木坂を存続させ、学校を残したけれど、自分たちのことは何も残さず燦々と照らす伝説となった、届かない光、μ's。
 学校は残せないけれど、たとえ、届かない星だとしても、その名と共に自分たちがあったことをラブライブ!の歴史に刻み永遠に残そうとするAqours。

 割とあっさりと廃校問題を解決し、スクールアイドルとは、私たちとは、ということに向き合い、おしまいを選んだμ's。
 一方、常に統廃合問題と向き合い続け、そして最後の最後まである意味学校を残すため、終わりにしないために全力で輝こうとするAqours。
 実に面白い対比だなぁと思います。

■“やりたいこと”と“やるべきこと”
 やりたいこと、輝きたい。やるべきこと、学校を残したい。けれども、それらが微妙にしっくり結びつかないまま、乖離したままここまできていた。あるいは、手段と目的がゴチャゴチャになっていたと思うんですよね。
 千歌ちゃんは、廃校を阻止すれば輝けるの?輝きたいから学校を残したいの?学校が残るから輝けるの?…みたいなモヤモヤ感が少なからずあったと思うんです。
 今回、その辺りを見事に解体して、整理して、再構築し再始動して見せたお話でした。そしてまた、ある種の「枷」が外れた。解き放たれた回でもあったと。

 千歌たちAqoursには、廃校阻止とか、付加された使命感みたいなものが(本質的にはそれ自体はどうでもいいことなのに)ずっとのしかかっていた。それらがやっと取っ払われた。
 …いえ、学校を存続させるために輝きを目指す、という状況はある意味全く変わっていないとも言えます。けれど、確実に世界は輝き始めた。なぜか。

 “やりたいこと”と“やるべきこと”が一致したんです。

 「輝きたい」と「学校を残したい」が一致した。そしてそれによって、学校の存続というものが「枷」から「力」へと見事に転換された。

 「やりたいこととやるべきことが一致するとき、世界の声が聞こえる」

 これは「スタードライバー~輝きのタクト~」というアニメに出てくる名台詞ですが、まさに7話は、やりたいこととやるべきことが一致して、“世界の声が聞こえた”エピソードだったんですよ。

 綺羅星!ギラン!


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