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「Aqours First LoveLive! ~STEP ZERO to ONE~」Blu-ray BOX! [音楽]

「Aqours First LoveLive! ~STEP ZERO to ONE~」Blu-ray Memorial BOX
 今年2月に開催されたラブライブ!サンシャイン!! Aqoursの記念すべき1stライブ、「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours First LoveLive! ~STEP ZERO to ONE~」のBlu-rayが発売になりました!

「Aqours First LoveLive! ~STEP ZERO to ONE~」Blu-ray Memorial BOX
 Day1とDay2をひとつにまとめた「Memorial BOX」には、特典映像としてメイキング映像も収録されている他、ライブフォトブックが同梱されています。
「Aqours First LoveLive! ~STEP ZERO to ONE~」Blu-ray Memorial BOX
 中身はこんな感じ。
「Aqours First LoveLive! ~STEP ZERO to ONE~」Blu-ray Memorial BOX
 Day1はリンク感を、Day2は表情を重視した編集とされており、同じ曲でも違ったアングルで楽しむことが出来ます。

 そんなライブ映像ですが、特に2日目の「想いよひとつになれ」は印象的ですよね。
 後に本人も「1日目よりも笑顔で演奏できたら」と語っていたとおり、ピアノの前に立つ表情には1日目よりも柔らかさが感じれらます。そしてあの場面はわずか1分ちょっとの出来事だったことにも驚きです。それこそ体感時間で2~3分くらいあった気がしていましたからね…。
 そして改めて観ても2日目のパフォーマンスはやはり熱量が違う。ピアノの音も一音一音がより力強く、ダンスも歌唱も持てる力の全てを込めた感じが伝わってくるかのようです。カメラワークも素晴らしいの一言(ライブビューイングで感動的だった真上からのカットがBlu-rayでは無かったのが少々残念ではありますが、まぁそれはあの日ライブビューイングで目撃した人の特権といったところでしょうか)

 2日目は特に…ではありますが、全体を通して見ても完成度の高いステージ演出とパフォーマンスで、曲の雰囲気や演出のツボを押さえたカメラワークや編集も見事で、買って損は無い見ごたえたっぷりなライブビデオに仕上がっていると思います。


 また、今回BOX版の特典映像として収録されているラブライブ!シリーズでは初となるメイキング映像も必見。メイキングと銘打たれてはいますが、例えば制作過程の様子や練習風景、いわゆる密着ドキュメント的な要素はそれほど多くはなく、ライブ当日の舞台裏(主にリハーサル)のAqoursの様子が大部分を占めているので、メイキングというよりは舞台裏映像と言った方がしっくりくるかもしれませんね。
 とはいえ、当日あのステージの裏側がどんな様子だったのかを窺い知ることができる貴重な映像でもあるので、見て損は無いと思います。
 特に2日目の公演を終えた舞台裏、笑顔の8人の元へひとり涙を拭いながら遅れてやってくるりきゃこ。そんな彼女を明るく迎えるあんちゃんという場面が清々しい感動を誘いますし、逢田さんステージではいつもの調子で冗談も交えて笑い話にしていたけれど、本当は情けなくて悔しかったのに、その姿をステージでは見せずにやりきったんだなぁ、立派にプロだよ…とか、本編の映像もまたさらにひと味違って見えてきます。

 それにしても、こういったものを見せられるとちょっと欲も出てきますよね。例えば、どのようにしてAqoursのライブが計画され、ステージが作られていくかといった制作プロセスの舞台裏や、メンバーの密着ドキュメント的な映像も見てみたいですね。


 あと何といっても、今回のライブBlu-rayは、μ’s時代からあったラブライブ!のライブBlu-rayの不満点が大幅に改善されたのもポイント。

 ひとつは「画質」。これまでは全般的にコントラストが強めなのか階調の滑らかさやライティングの美しさに乏しく、特に暗い部分がつぶれた感じの映像になっていて全般的に暗めでノイジーな感じでした。
 この点に関しては今回大幅に改善していて、白飛びや黒潰れも少なく、階調も滑らかでライティングも綺麗に出ていましたし、カメラワークなども素晴らしいものに仕上がっていました。特に「夢で夜空を照らしたい」の映像の美しさは特筆ものですし、Day1の「MIRAI TICKET」での「光になろう~」の直前のカットなどは息をのむ美しさ。
 欲を言えば終演~エンディングの流れやエンドロールの演出にもう一工夫欲しかったところですが、このあたりは次回以降に期待しておきましょう。

 もうひとつは「幕間映像」です。これまで、幕間映像やアンコールアニメが本編からカットされているのがμ’sの1stライブBD以来ずーーっと、数少ない、けれど大きな不満点のひとつだったんですよね。
 今回も相変わらず幕間ドラマについては本編から外されているので、一部ありえない早着替え&瞬間移動みたいになってしまっているのがちょっと残念な点ではありますが、オープニング~ユニットパートまでの前半と、シアトリカルなテイストの後半という最適な区切りでディスクを分け、アニメダイジェストやアンコールアニメをちゃんと観客の反応込みで本編の一部として残した点は(今回の1stライブは特に、あの映像からの流れがあってこそですから)極めて高く評価したい点です。

 あと、同梱物や特典が簡素過ぎたというのも従来の欠点でしたが、今回BOX版にはフォトブックやメイキングの特典映像が付くなど商品内容の充実も図られており、これまでの数少ない不満点や、こうなって欲しいと思っていた部分がしっかり改善され、総じて満足感の高いものに仕上がっています。

 この調子で2ndライブのBlu-rayも期待してますよ!






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