Aqours 1st Live 試聴動画の“リンク感”を紐解いてみる。 [雑記]
「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~」ライブBlu-rayの試聴動画が公開になりました!トータル23分に及ぶボリュームとなっています。
で、ちょっと注目したいのが動画の説明文にある次の一節。
Day1はアニメーションとのリンク感を重視したアングル、
Day2はキャストメンバーのパフォーマンス,表情をより感じ取れるカットでお届けいたします。
これを踏まえて見ると、なるほど確かに違う、というのが分かると思います。
そして、Day1の“リンク感”について感じたことをちょっと紐解いてみようかなと。
ラブライブ!サンシャイン!! では、過去にもイベントのネット中継映像でカメラワークがアニメーション映像をうまく再現したりもしていたので、「アニメーションとのリンク感を重視したアングル」からはそういうものを連想させられます。
ところが、改めて試聴動画を見てみると気がつくと思うんですけど、(少なくとも試聴動画で見られる範囲では)思ったほど“アニメーションのカメラワークは再現していない”んですよね。けれど、明らかにDay2と比べてアニメーションと現実とが“確かにリンクしている”と感じる。二次元と三次元の境界があやふやになる感覚が強い。
で、よくよく見てみると、「アニメーションのカット割りの構成やリズムに合わせてある」「アニメ映像とステージ映像の連続性が意識されている」感じですね。
■映像とステージとのリンク
後ろの映像と手前のキャストとが完全に一致しているタイプのリンク。モニタに映っているのがステージ上のキャストの映像であるかのようなリンク。
■カットの切り替わりで生じるリンク
キャストのアップからキャラのアップ(がモニタに映っているカット)へ、など、同じ構図の連続性の切り替えでのリンク。
↑ステージ上で手を合わせる動作から、同じポーズのアニメ映像がモニタに映し出された引きのカットに切り替わる。一瞬モニタの映像と現実の映像の区別が曖昧になる。
↑アニメーション映像のカットが切り替わるが、一瞬ステージ上が映し出されたように、アニメ映像のスポットライトでステージの上が照らされているように感じる。
■動きのリンク
アニメ映像内の動きが実際のステージ上での動きのように錯覚する。
↑アニメ映像との相乗効果でより前に進んでいるように感じる。
↑指を掲げる振りからのオーバーラップによる連続性で、モニタにはステージを俯瞰した映像が映っているように錯覚する。
■映像の中と外のリンク
アニメ映像のステージ演出やステージの光景と、実際の空間の光景とがリンク。
↑アニメ映像とステージ上のレーザー光の演出、一瞬暗転する光景のリンク。
↑カメラが引いてペンライトが光る客席が映る、という光景のリンク。
とまぁ、こんな感じでしょうか。
アニメーションを高いレベルで再現したパフォーマンスがあってこその映像と現実のリンク感。二次元と三次元の境界が曖昧になる感覚はラブライブ!のライブの醍醐味ですが、その新たな見せ方というか、楽しみ方ができるライブBlu-rayに仕上がっていそうですね。
あと、個人的にうれしかったポイントが、公開された収録曲リスト。
楽曲に混じって…
14.Intermission Movie 1
18.Intermission Movie 2
21.Encore Animation
…というのがあるではありませんか!
やっとですよ!ついにですよ!!
μ'sのFirstライブBDからファイナルに至るまで、ついぞ改善されることのなかった数少ない不満の一つが、幕間ドラマや幕間VTR、アンコールアニメの本編ディスクからのカット(別途映像特典として収録のみ)だったんですよね。
幕間ドラマは今回も特典映像扱いですが、VTR部分とアンコールアニメを本編に組み込んだのは本当に評価したい。特に今回のAqours Firstはあの幕間映像やアンコールアニメが本編の流れの中にあるのと無いのではずいぶん違ってきますからね。
ライブ映像自体も本当に綺麗で高品位ですし、Memorial BOX の映像特典である「舞台裏メイキング映像」も想像以上に良さそうです。
発売まであと1ヶ月弱。待ち遠しいですね!
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