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「ラブライブ!サンシャイン!!」第3話感想 [アニメ]

 #03「ファーストステップ」
#03「ファーストステップ」
 前回の~担当は梨子ちゃん。
 冒頭、浜辺で練習中の2年生トリオ。フォームチェックはお手の物な曜ちゃんに、リズム感なら任せての梨子ちゃん。と、そこへヘリが…近づいてきて、鞠莉さん登場。ダイナミックな登場の仕方です(というか接近の仕方が危ないw)。
 そしてAパート開始早々に更なる驚きの事実が明らかに!

■理事長は高校3年生
 な、なんと!鞠莉さん本人が浦の星女学園の新しい理事長でした!えええ!!「ママは小学4年生」ならぬ、「理事長は高校3年生」です(たとえが古い!…ちなみに「ママは小学4年生」はサンライズ制作)
 みんな小原家の人が新しい理事長と聞いて、「ああ、今作の理事長ポジは鞠莉ママか」とか思ったはず。それがまさかの鞠莉本人とかビックリですよw
 なんでも浦の星女学園にスクールアイドルが誕生したと聞きつけて、ダイヤに邪魔されると可哀想だからとニネンブゥリに舞い戻ってきて 金の力で 理事長に就任したのだとか。
 まあ、実際ダイヤ様には部活の申請基準である5人を満たしたところで認めないと宣言されていて実際邪魔されてる状況ではあるのですが、フリーダムな鞠莉に対してズバズバとモノを言うダイヤ様、でも立場としては理事長に生徒会長と、なかなか複雑なパワーバランスの様相を呈してきました。

 さて、そんなわけで浦の星のスクールアイドルをバックアップするという鞠莉。なんとデビューライブにアキバドームまで用意して……というのはジョークでした。くっそコイツ(笑)
 冗談はさておき、本当の話として学校の体育館を満員にできれば部活動として認定してくれると言います。なかなかに高いハードルですが、5人集めても生徒会長が認めてくれないのならそれより上位の権限である理事長に認めてもらうしか無いかもしれません。
 というわけで条件をのむことにしたのですが、よくよく考えると(設定では)廃校確定の学校。そんなにたくさんの生徒が居るわけではありません。仮に全校生徒を集めたところで体育館は満員にならない…。
 アホっぽいノリの鞠莉でしたが、意外と計算尽くで試されていました。

 さてどうしたものか。
 「そのくらいできないとこの先もダメということでしょ」という梨子ちゃんの意見も一理ありますが、とはいえ、「やっと曲も出来たばかり」だし、駆け出し以前の状態でいきなり学校の内外から人を集めてライブを成功させろというのはかなり高いハードルでもあります。
 「じゃ、諦める?」とサラッと言う曜ちゃん。
 もちろん千歌ちゃんは「諦めない!」
 千歌ちゃんの操縦法を心得ている曜ちゃんですが、なかなかに危うい奮い立たせ方です(それだけ今回は本気になっているとわかっているからこそ、なのでしょうけれど)。

 「次は、伊豆三津・シーパラダイス」という社内アナウンスを聞いてハッと思いつく千歌ちゃん(三津シー→みとしい→美渡&しいたけ→美渡姉ちゃんという連想でしょうかw)。で、ひらめいたアイディアはというと…。
 美渡姉ちゃんにプリンを献上して会社での宣伝をお願いする千歌。お姉ちゃんに会社の人全員連れて来てもらえれば“手っ取り早く”200人は集まるだろう、と。
 身近なツテを頼って宣伝ということ自体は悪くないアイディアですが、プリンでご機嫌取りといい、ちょっぴり虫がいいというか浅はかなところが、美渡姉ちゃん的に愛の鞭で「バカチカ」なんでしょうね。そんな他力本願でどうするよ、と。

 部屋で愚痴を言う千歌ちゃんに、「お姉さんの気持ちもわかるけどねー」とさすがの曜ちゃん。…ところで、お手洗いに行ったきり戻ってこない梨子ちゃんはというと…。廊下をしいたけにふさがれてヘンなことになってました。梨子ちゃんどんだけしいたけ苦手なの…。
#03「ファーストステップ」
 さて、たくさんの人に来てもらうには何はともあれ宣伝だと、沼津駅前でチラシ配り。
 これが以外と難しいのですが、「見てて!」と上手に配る曜ちゃん。あれれ、1話では見向きもされていなかったのに。さては曜ちゃん1話ではわざと本気出してなかったなwこいつめw
 「よーし私も!」と張り切った千歌ちゃんは何故か壁ドン。
 「こういうの苦手」な梨子ちゃんはポスター相手に練習…なんてしてる場合では無いと千歌ちゃんに背中を押され、勢いでぶつかりそうになった あからさまに不審人物なよしk 女の子にチラシを差し出す。そしてそれを奪うように取って逃げていく よしk 女の子。それにしても、コートにマスクにサングラスって、まるでどこぞの宇宙ナンバーワンアイドルみたいではありませんかw

 そんな沼津駅近くの書店に本を買いに来ていたルビィと花丸(ルビィが手に取っていたアイドル雑誌の表紙、かつてラブライブ!地区予選で3位になってた「Midnight Cats」ですよね。あと、風呂敷包みに「ずら」って某妖怪ネタ狙ってるでしょw)。
 彼女たちにもぜひ来て欲しいとチラシを渡す千歌ちゃん。そのチラシを見てふとあることが気になったルビィちゃんが尋ねます。
 「あのっ!…グ、グループ名は、なんていうんですか?」
 (ここでアイキャッチの浜辺に書かれたAqoursの文字っていうのが巧いなぁと)

■Aqours
 というわけで、グループ名を決めましょう。浜辺で練習しつつ3人で相談。
 「浦の星スクールガールズ」「スリーマーメイド」「制服少女隊」…どれもいまひとつ。あれこれ考えてみますが、なかなかこれだ!という名前が出てきません(どうでもいい余談ですが、制服少女隊と聞いて「青空少女隊」を思い出しました)
 ふと目をやると波打ち際に書かれた“Aqours”の文字。
 誰が書いたのかもわからないけれど、「水」というイメージもなんとなくイイ感じですし、名前を決めようとしているときに偶然であったというのも何かの縁です。というわけで、グループ名はAqours(アクア)に決定。
#03「ファーストステップ」
 そんなグループ名も交えて、町内放送でも宣伝(ちなみにこの時「今度の“土曜”14時から」って言ってるんですよね…)。チラシにもグループ名を書き足して配布。
 クラスメイトの3人も手伝ってくれることになり、曲も仕上がり、一歩一歩ライブの開催に向けて歩んでいきます。そしてそんな様子をこっそり見守る美渡姉ちゃん。

#03「ファーストステップ」
 夢中になって準備をしているうちに遅くなって帰りのバスが無くなってしまった曜ちゃんを車で送ってあげる志満お姉ちゃん。
 車中での会話で「あの子は飽きっぽい」と語る志満お姉ちゃんに対し、「飽きっぽいんじゃ無くて、中途半端が嫌い」と分析する曜ちゃん(流石曜ちゃん…なのですが、なんというかあまりに曜ちゃんがいろいろ出来る子すぎるので、なんだかそれが逆に心配でもあります)。
 「それで、上手くいきそうなの?ライブは」と志満お姉ちゃんが聞いたところで赤信号。信号で止まるというのも、なんともラブライブ!的な不安の暗示です。リアルに雲行きも怪しい。
 そして案の定当日は雨。雷も鳴って荒れた天気になりそうです。

■ファーストステップ
#03「ファーストステップ」
 いよいよライブ当日。スカートの短さを気にする梨子ちゃん。絶妙なカメラアングルで見えません(オイ)。そうこうしているうちに時間です。
 手をつなぐAqours。
 「雨…だね」「みんな来てくれるかな?」「もし、来てくれなかったら?」「ここで終わりにする?」「フフフ」
 「さあ、行こう!今全力で、輝こう!」

 静かに幕が開くとそこには…。
 果たして…満員にはほど遠いけれど、何人かは来てくれていました(無観客のインパクトとはまた違って、そこそこ居るというのが逆にリアルで重くもあります)。
 約束は果たせなかった。これで終わりかもしれない。でも、見に来てくれたお客さんが居る限りは舞台を放り出すわけにはいきません。「私たちは、スクールアイドル…せーのっ」「Aqoursです!」という挨拶も初々しい。
 さあAqoursの最初のステージです。
 変装がかえって目立っていますが、善子ちゃんも来ています。体育館の片隅にはルビィちゃんと花丸ちゃん。その奥にはダイヤ様の姿も。体育館の中では鞠莉が見守り、ふと視線を送った先、体育館の外には果南ちゃんも来ていました。それぞれの想いでステージを見守る様子が描かれます。前作よりもその違いが多方面で複雑なのも興味深いところ。

 そして歌もいよいよサビで盛り上がっていこうというまさにその瞬間、まさかの停電!これはまた強烈な試練…。
 満員にはほど遠かったけれどそれでも精一杯歌ってきたのに、ここにきて追い打ちをかけるように停電。どうしようと戸惑う梨子ちゃんと曜ちゃん。そんな中、千歌ちゃんは震える声で歌を続けます。その歌声に曜ちゃんも梨子ちゃんも続きますが…。さすがにこればかりは挫けそう。
 …と、その時!
 パッとステージを照らす光。
 「バカ千歌!あんんた開始時間間違えたでしょ!」
 体育館の入り口を開け放ち美渡姉ちゃん颯爽登場。やだかっこいい…。
 いつの間にか外の駐車場はたくさんの車。学校に続く道も渋滞。町の人やチラシをもらっていた他の高校の子もちゃんと見に来てくれていました。日時の間違いや大雨や渋滞の影響で集まるのが遅れた?or集まる前に始めちゃった?だけだったみたいです(基本的に描かれていないことに大した意味は無い)
 「ホントだ、私バカ千歌だ…」

 体育館の電源もダイヤ様(とルビィ&花丸?)がこっそり非常用の発電機で復旧してくれたようです。
 さあ!気を取り直して歌を披露しましょう!

 曲中にカットインされるシーンも印象的でした。
#03「ファーストステップ」
 美渡姉ちゃんたくさん宣伝してくれてました。チラシ貼りすぎでしょwという大げささが見ている視聴者の笑顔を誘います。
 駅でのチラシ配りも456トリオがやってくれてました。しかもよく見ると他のクラスメイトも居るんですよね。これは何気にポイントかも。
 1年生組は加入へ一歩前進という感じですが、3年生組はなかなか複雑なようです。

 そんなこんなで曲を歌い終え、拍手に包まれる体育館。

 「彼女たちは言いました!
 「スクールアイドルはこれからも広がっていく、どこまでだって行ける、どんな夢だって叶えられると
 と、そこまで語ったところでダイヤ様が割って入ります。
 「これは今までのスクールアイドルの努力と街の人たちの善意があっての成功ですわ!勘違いしないように。
 まぁ確かにその通りかもしれません。そしてそれはリアルな方のAqoursの展開でも言われ続けてきたことでもあります。
 が、しかし。
 「わかってます!
  でも、ただ見てるだけじゃ始まらないって。
  うまく言えないけれど、今しか無い、瞬間だから!
  だから!輝きたい!!!
 うまく言えないっていうのが良いですよね。雄弁に語られるのとはまた違った、等身大な説得力を感じさせます。

#03「ファーストステップ」
 わき起こる拍手。
 晴れ間が覗き、雲間に見える3匹の鳥。
 ひとまずの成功という形で最初の一歩を踏み出したAqours。次のステップはどういう形になっていくのか楽しみです。


■私たちの物語
 ファーストステップというサブタイトルだったので、もしかしたら意表を突いてライブ無しというのもあったりして?と思ったりもしましたが、順当にライブ披露となりました。ま、8月3日には挿入歌シングル第1弾を発売しなくてはいけませんからね。
 いずれにせよ、意図的に大筋の展開を似せつつ外しているのは間違いないと思うので、この「似ているけれど実は違う」という蓄積が後半の展開でどう効いてくるのかがドキドキサンシャイン!! な部分です(例えばファーストライブは無観客でしたが最後は満員にしてみせました…な展開はもはや単純には成立しなくなっている)。

 違いと言えば、なんとなくなんですけど、ラブライブ!サンシャイン!! では“地域”という部分が大きな意味を持ってくるのかなという予感もするんですよね。
 前作のヒフミトリオに相当するところの「よしみ」「いつき」「むつ」の456トリオが居るというのを共通点であり同じような役割を担っていると捉えるならば、本作ではそれに留まらず、高海姉妹が美渡・千歌・志満で「十千万」で、志満お姉ちゃんは淡島の「しま」とも掛かるし、美渡姉ちゃんとしいたけのコンビはみと&しいで「三津シー(伊豆・三津シーパラダイス)」なんですよね。
 学校内の枠内であるところのヒフミや456とはまた違う、家族や地域との繋がりを予感させる。その一端が今回の美渡姉ちゃんのナイスフォローだったり、車で曜ちゃんを送って話も聞いてあげての志満お姉ちゃんだったりするのかなと(基本的に大人達が手助けすることの無かった前作との違いでもありますね)。

 また、意図的に展開を似せつつ外しに来ているという点では浜辺にAqoursの文字を書いたのは誰か問題もそうです。前作に倣うなら(3人以外の)メンバーの誰かがこっそり書いていたというセンだと思いますが、意外と本当にどこの誰だかわからない人が書いただけかもしれない。それはつまり、どこの誰でもない私たちだったり、或いは誌上企画上の名付け親でありクレジットにもグループ名考案と記載されているミケ猫さんが書いたということでいいんじゃないかな、という。

 なんというか、ラブライブ!サンシャイン!! はアレです、FF10!
 「これはお前の物語だ」
 ですよ(笑)

 1話の感想でもなんとなく感じていましたが、それが3話のラストにも端的に表れていたと思うんですよね。
 そう、ダイヤ様の台詞です。
 2話でガチなμ’sファンであることが露呈し、でも千歌達の活動を「認めない」。そんなダイヤ様がなんだかんだでライブを成功させた千歌達に向かって言うのが「今までのスクールアイドルの努力と街の人たちの善意があっての成功ですわ!勘違いしないように」ですよ。これってどこか既視感のある構図ですよねー(棒)
 そのうえで千歌ちゃんは「わかってます!」と堂々と答えるわけで。
 このまんまと手のひらの上だったというか、見透かされてる感じも前作とは違うメタ的構造が垣間見えるような気がして面白い。
 前作「ラブライブ!」も、廃校回避や大会出場を描きつつも一貫していたのは「私たち(μ’s)の物語」でした。そういう点では今作も同じく「私たち」の物語であるだろうという印象ですが、その「私たち」の意味合いは少し違うのかなという感じですね。

 さて、次回は「ふたりのきもち」です。
 前作の構成に倣えば1年生組のメンバー加入でしょうか。気になるのはどの「ふたり」なのか。3話までの流れから順当にいけばルビィと花丸。予告を見る限りもそんな感じですが、Aqoursの1stシングル「君のこころは輝いてるかい」のPVを元に考えると善子と花丸のふたりである可能性もありそう。善子はライブの様子を見てけっこう感動していた様子でしたしね。
 …というか、そろそろ善子には復学してほしいところでもあります(笑)




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