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ラブライブ! μ’s Final LoveLive! 2日目・その4 [日記]

東京ドームにずらりと並ぶ旗
 ついに2日目最終日。泣いても笑ってもファイナル。
 改めてセットリストを見ると、ラブライブ!とμ’sの歴史をぎゅっと濃縮し、最後に「MOMENT RING」と「僕たちはひとつの光」に集約されるような構成だったなと感じます。
 幕間ビデオの「μ’s Chronicle」のそれぞれのパートの内容と、そこから関連して続く楽曲群との構成も見事でしたし、歴代PVからのアンコール、歴代ライブ映像からの「僕たちはひとつの光」は感動をよりいっそう増幅していたと思いますね(なのでこの辺りの構成はライブの進行そのままにBlu-rayに収録してほしいなと切実に思います)

 2日目の座席は1日目とほぼ反対側の3塁側2階席350番台。1日目よりもややステージ寄りの位置ですが、3塁側のサブステージはほぼ正面に見える位置でした。
 基本的にセットリストや演出は1日目と共通だったので、その点では1日目とほぼ反対側の角度から見ることができたというのはラッキーでした。

 1日目と2日目で違っていたのはアンコールの1曲と、オープニングアニメ。1日目で誕生したアルパカの赤ちゃんが、2日目では歩き出す、という内容。
 そんなオープニングのアルパカ誕生のオープニングアニメについてですが、以前、このブログの感想記事でこんなことを書いていました。
 ラブライブ!におけるアルパカは、ある種の繁殖の象徴・暗喩っぽいところがある。1期の時もそうでしたが、アルパカはメンバーが新しく加わる、あるいは それに類する様な回で決まって登場しています。そして2期13話でもアルパカ登場。しかも今回は赤ちゃんが出来ている(新たな誕生)という、まさに繁殖を 象徴する格好で登場しました。
 卒業によるμ’s終了の回ではなく、新たなμ’sの“誕生”の回であることを象徴しているかのようです。

 そして今回、ついに新たな命が誕生し、二日目には力強く歩き始めた。3月31日と4月1日との開催という日程とも相まって、なかなかに象徴的な気もします。まぁ勿論、べつにそんなに深く考えなくても良いことだとも思いますけどね。

 オープニングアニメに続いては、1日目と同じように「ぼららら」と「僕今」の2曲を披露したところで最初のMC。
 1日目同様お馴染みのコール&レスポンスの流れの中、すこし言葉を詰まらせ、思わず泣いてしまううっちー。さすがに最終日と言うことで感極まったのかとも思われましたが、実はこの日の朝から声が出にくくなっていたとは…。最後のMCで涙の真相が明かされた時は衝撃でしたけど、最後までそれを明かさなかったうっちーも流石だなぁと、そのキャラ愛と役者魂に感服です…。

 2日目は、よくよく考えたら一曲一曲がワンマンライブで披露される最後なんだなぁと思うとグッとくるものがありつつも、全力で楽しみつくそうと決めて、最初はバキバキだった肩や腕の痛みもいつの間にか忘れて声援を送ってました。最後の「SUNNY DAY SONG」も全力で楽しんだ。
 そしていよいよワンマンライブ最後となる「スノハレ」は、やはりひときわ感慨深いものがありましたね。過去最大最高の「Snow halation」カラーチェンジをしっかりと目に焼き付けようと見てました。
 一面のホワイトからの、煌々と焚かれるオレンジ。その圧倒的な輝きは、単に5万人の観客が同時にオレンジを光らせているという以上の眩さと熱量に満ちていたような気がします。

 2日目のアンコールでは、4曲目で「どんなときもずっと」が披露されました。最後はみんなが羽を手にステージへ。モニタにもアニメでの羽を手に取るシーンが9分割で映し出され、感動的な光景でしたね。

 そしていよいよ、最後の最後のMC。
 「みなさんと一緒にここまで来れて、本当に幸せでした!」と感謝の言葉を述べるシカちゃん。「いつかまた、μ’sの歌を聴きに来てくれますか?」と再会を願ったそらまる。「どんなときもずっと、これからもずっとずっとみなさんと一緒に輝いていきたいと思います!」とりっぴー。「これからもずっと好きでいてくれますか?私もみんなのことが大好きです!」と愛を語ったくっすん。Pile様は「支えてくれたファンの方々、そしてメンバー、真姫ちゃんにありがとうを言いたいです」と彼女らしい感謝を述べたうえで、「私が“μ’s”と言ったら“愛してるばんざーい!”と言ってください!」とリクエストし、観客も最高の「愛してるばんざーい!」で応えました。First LoveLive! のあの日、最後のMCの時に「これっきりかもね」とひとり歌詞になぞらえてコメントした彼女。最後の最後で再び、(真姫ちゃんの)歌詞になぞらえたMCを残してくれたことが、しかも大好きな「愛してるばんざーい!」だったことが、ほんとうに嬉しかった。
 「最初の出会いは、1枚の紙の上に描かれたイラストだったかもしれません。でも、6年間の間みなさんが一生懸命応援して大好きでいてくれた結果、私たちが出会った9人の女の子は、同じ時間を生きる女の子として命をもらったと思っています」と語った南條さん。本当にその通りだと思います。
 「μ’sのみんなと出会えた、ずっと一緒に駆け抜けてくれたファンのみんなと出会えて、そして何より、園田海未ちゃんと出会えて幸せです」…そう語ったみもりんは途中から声を潤ませ涙していました。舞台の上では常に笑顔を心がけ滅多なことでは泣かないみもりんが見せた涙…。
 「きょうは南ことり役としてではなく、南ことりになりたいと思ってたくさん準備をしてきました」と語ったうっちー。メンバーの中でもひときわ役者魂溢れる彼女らしい言葉。そして明かされる冒頭のMCの涙の真相。きっとことりが声を分けてくれたんだと思います。
 最後に、「μ’sは限られた時間の中で、輝く女の子たちです」「私たちはずっとμ’sです!きょうまで本当にありがとう!これからもよろしくお願いします!約束はまだできないけれど、私たちは絶対またみんなに会いたいと思っています。それは、18人同じ気持ちです。また会うその日まで、みんなファイトだよっ!」と再会を誓ったえみつん。

 最後の曲「MOMENT RING」を歌い終え、いったんステージを去った後、感動のライブダイジェスト映像に乗せてお花のステージが登場し、ダブルアンコールの「僕たちはひとつの光」へ。

 2日目は1日目にも増しての大合唱。この日のために改めて曲を聞き込んで歌詞を叩き込んできたという人も多かったのでは無いでしょうか。ほんとうに素晴らしい合唱でした。

 ドームでのラストライブといえば、TM NETWORKの“終了”ライブLAST GROOVEでのSEVEN DAYS WARの合唱が有名で、この曲は「ラーラーラーラー」のコーラスがお約束なんですけど、それが東京ドームで、伴奏も殆どなく見事に一体となっていた凄いライブでした。
 こんな景色をラブライブ!μ’sでも見せてあげられたらいいなぁとぼんやり思ってたのですが、…それがですよ、軽く匹敵するレベルのものを体験できるなんて…!

 あの大合唱は本当にほんとうにすごかった。

 東京ドームで観客の歌が聞こえるって、相当凄いことだと思うんです。オケが流れていたとはいえ、みんなが反響や残響に惑わされずしっかり歌っていたからこそ、そして残響音に負けないくらいの歌声だったからこそではないでしょうか。
 みんなこの気持ちを歌に込めて精一杯伝えたかった。
 東京ドームの歴史に残る大合唱のひとつになったと思います。

 2日目はμ’sのみんなも、この合唱を聴きながら花のステージの上で9人で円陣を組んで、メンバー同士で互いに感謝の言葉を掛け合っていたみたいで、それもまたとても素敵で、感動的な光景でした。
 最後はμ’sのみんなもいっしょに歌って、お別れ。
 距離も空間も次元も越えて、互いの想いは通じ合っていた。

 深々と頭を下げ手を振るμ’sのみんなが、ステージから見えなくなるその瞬間まで、せいいっぱい手を振って、せいいっぱいの感謝の気持ちを込めて声援を送り続けました。
 そして誰からともなく沸き起こったμ’sコール。

 ありがとうμ’s!


 μ’s Forever


 2日目・その5へ続く。

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