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ラブライブ! μ’s Final LoveLive! 1日目・その3(前編) [日記]

μ’sフラッグ
 怒濤の全42曲。5時間に及んだライブ。その前半。

 1曲目はやはりこの曲「僕らのLIVE 君とのLIFE」。
 μ’sのデビューシングルであり、ラブライブ!始まりの曲。まさにFinalライブのスタートを飾るにふさわしい歌ですし、思い返せば「ぼららら」がライブの1曲目で披露されるのはFirst LoveLive!以来というのもなかなかニクい構成です。
 続けて「僕らは今のなかで」。ラブライブ!が一気に飛躍する切っ掛けとなったテレビアニメ1期シリーズのオープニング。
 そんなμ’sの“始まり”の曲を、まずは2曲続けて披露。

 MCは安定のシカちゃんから。各々お馴染みのコール&レスポンスが繰り広げられていく中、いつもは特別決めぜりふ的な挨拶の無いうっちーが「今回はドームだから」と「ことりのおやつにしちゃうぞー」で初挑戦して、結果照れてる様子が最高でしたねぇ…。

 MCに続いて「夏色えがおで1,2,Jump!」そして「Wonderful Rush」と、μ’sナンバリングシングルの中でもひときわ疾走感があって熱い曲で会場は一気にヒートアップ。
 メンバー達もメインステージからセンターステージへ移動。更に「Wonderful Rush」ではなんと、センターステージに付け足された部分がせり上がって移動!μ’sのライブでまさかのムービングステージ投入ですよ!アリーナ後方中央列はまさかの最接近(さすがに床は透明では無かったようですがw)。

 オープニングナンバーの締めくくりは1stシングルのカップリング曲「友情ノーチェンジ」。大型のトロッコに乗って3塁側をぐるりと半周してメインステージの裏へ。見切れ席の人達は間近でμ’sを見られるポジションでしたね。
 今回のライブは、ほんとうに広大な会場を隅から隅まで、1塁側も3塁側もセンターもまんべんなく使って、見切れ席も含めてどの席の人達も、それぞれに楽しむことができたのではないかと思います。

 そしてここでいつものように幕間ドラマ…ではなく、今回は「μ’s Chronicle」と題して、ラブライブ!というプロジェクトの、μ’sの歩みをキャストインタビューで振り返っていく内容のVTR(どこかで見たようなと思ったら、キャストメッセージと一緒に収録したもののようですね)
 最初に出会った頃を振り返って、みんなが口々に「人見知りで」を連呼していくのが(編集のうまさも相まって)可笑しかったですね。
 そしてプロジェクトのスタートから、ラブライブ!の大きな特等のひとつであるアニメPVについての話。そらまるの「なんて画期的なんだ」や、みもりんの「まさか踊ることになるなんて」には、本当にそうだよねぇ…と思いつつ見てました。
 とにかく、「μ’s Chronicle」の内容は、キャストのみんなの感想や思い出話でもあると同時に、自分がラブライブ!というコンテンツに出会ってからの6年間、いちファンとして感じてきたこととも深く通じる部分があって、全編通して、当時のことを思い返して「うんうん、そうだったよね…」っていう感じでした。

 そんな幕間ビデオ明けの6曲目、再びステージに登場したμ’sの衣装はな、なんと!!「もぎゅっと”love”で接近中!」のメイド服じゃありませんか!まさか最後の最後でこの衣装が完全再現される日が来るなんて…。これで3rdの水着(さすがにこればかりは無理でしたw)以外、ナンバリングシングル曲の衣装は全てライブで再現されました。
 μ’sのワンマンライブでスノハレと共に唯一全ての公演で披露されてきた人気曲「もぎゅっと」が、ファイナルで遂に完全再現です…。この後のMCでも「ここにきてコレを着るとは…」って言ってましたねw

 続いてナンバリングシングルカップリング曲の中でも密かに人気の「baby maybe 恋のボタン」で1塁側ステージへ移動しての、8曲目「Music S.T.A.R.T!!」。この曲は何と言っても「Wonderful Rush」と並んでPile様のソロパートが見せ場な曲。いつにも増してパワフルで伸びやかな歌声に聴き惚れる…。落ちサビではPVを再現するかのように紙吹雪が吹き出す演出がとても綺麗でしたね。1日目は1塁側だったので目の前で観られて良かった…。

 そしてここからはアニメ楽曲メドレーへ。
 「ユメノトビラ」「ススメ→トゥモロウ」と続き、1塁側からセンターステージへ。そして「Wonder zone」ではゴンドラに乗って現れた南條さんも合流。「これからのSomeday」「Love wing bell」の2曲はオリジナルとは異なる“9人バージョン”で披露というサプライズな展開に。アルパカのぬいぐるみを持って戯れるのぞえりコンビが最高でしたねぇ…。
 MCを挟んでの14曲目(ここで再び南條さんは退場)、「Dancing stars on me!」では、メイド服のエプロンがカボチャ模様に早変わりという楽しい仕掛けも。1塁側と同じように3塁側でも紙吹雪の演出。ゴンドラで移動しながら「Happy maker!」を歌いつつ、センターステージ裏へ。

 幕間ビデオその2は、μ’sのライブの原点となったFirst LoveLive!の話題。
 シカちゃんの「これはとんでもないことになる」や、南條さんの「ライブ前と直後で見え方が変わった、現実として始まった」という言葉は見た側としても本当にその通りで、とにかくスゴいものを見た、歴史的瞬間に立ち会ってしまったんじゃないかというあの日の衝撃はほんとうに忘れられない。
 そこから初めてのアニサマ。ビデオの最後でうっちーが語った「見て!スゴいよ!早く気付いて!と思ってた」という言葉も、まさに当時の自分たちの想いとも重なるもので、ホント嬉しかったなぁ。

 お次はユニット曲パート。
 トップバッターはPrintempsの新曲「WAO-WAO Powerful day!」からスタート。
 もちろんあのジャケットの衣装を再現。Firstライブでは、なんとか衣装のイメージだけでも…というところから始まって、そこからグレードアップを繰り返してきたユニット衣装が、遂に本来の姿で登場です。
 MCでは衣装のみならず、うっちーのことりっぷりの話題にも。4thライブ以来髪型に加えて髪色までことりにグッと寄せてきて並々ならぬキャラ愛を見せてきたうっちー。今回はウィッグでトサカ部分までつくってのまさに完全再現。すこしでもことりに近づけたいと、衣装もヘソ出しとまではいかないまでも、お腹を出しで再現度を高めるという本気っぷりに、ただただ脱帽です。
 「NO EXIT ORION」はマイクスタンドを巧みに使ったパフォーマンスを披露。そしてPrintempsといえばこの曲「sweet&sweet holiday」をムービングステージで披露し、みんなをことりのおやつに!

 続いてはlily white。
 衣装はなんと無数の風船に包まれているという手の込んだもの。
 「思い出以上になりたくて」ではメインステージにみもりん、1塁側にくっすん、3塁側にりっぴーとそれぞれ分かれて登場し、歌いながらセンターステージに向かって集まっていくという展開が曲調とも相まって美しかったですね。
 「ふたりハピネス」では一人ずつトロッコで移動しつつ、Printempsの時に移動していたムービングステージに集合。ゆったりめの曲だったということもあってか、それぞれのメンバーがトロッコで移動していった周りのペンライトがそのメンバーのイメージカラーに変わっていって、通り過ぎた後もなんとなくその色で残ってたのが面白かったw
 MCでは風船に包まれた衣装に「とべそう」とピョンピョンするくっすんがたいへん愛らしかったですね。
 そしてリリホワお馴染みの観客を巻き込んでいくコーナー。ちょうど綺麗に桜も咲いたということで、ピンクとホワイトのペンライトでドームに桜を咲かせようと提案。花咲かじいさんならぬ、花咲か姉さん達の合図でウェーブよろしくピンクと白の光がぶわーっと灯っていく様子は壮観でしたね。去年のくっすんバースデーの紫ロウソクも凄かったけれど、ドーム球場という円形に近い客席の構造とも相まって本当に綺麗でした。
 最後は「春情ロマンティック」を儚く切なく歌い上げて退場。

 Printemps、lily whiteときて、ユニットパートのトリはやはりヤツらです。客席もヤツらが来るぞとざわつくw
 おもむろに流れてきた「Cutie Panther」のイントロに会場のボルテージは一気にヒートアップ。メインステージ裏1塁側からトロッコに乗ってBiBi登場(ちなみに見切れ席の人のライブレポートによるとこのときステージ裏で待機していたBiBiは直前のlily whiteの曲で踊っていたのだとかw)。会場に轟く「Cutie!!!」「Panther!!!」のコール。…とにかく毎度ライブでのBiBiパートの盛り上がりはハンパないですね。
 そして立て続けに新曲「PSYCHIC FIRE」を披露。この曲はとにかく観客のコールが凄まじかった。
 BiBiはステージ演出が凝っているのも特徴で、5thでも電飾やモニタ映像と連動した演出を披露していましたが、今回はそれが更にパワーアップ。ハート型のビームを打ち合ったりと、モニタに映し出される映像とシンクロしたAR(拡張現実)的なパフォーマンスは本当に見事でした。BiBiコールでゲージが溜まっていってステージがせり上がっていくとかも楽しすぎでしたね。もはや謎の儀式。
 で、そんなせり上がったステージを下ろすために必要なのが毎度お馴染みのBiBiパワー。相変わらずの難しいお題を突きつけてくるそらまるに加え、今回はドームの残響もあって難しい難しい(笑)
 さすがコミックバンドBiBiと言うナンジョルノに対し、BiBiの最初の設定はモデルオシャレ系ユニットだったはずとPile様。衝撃の事実に…
 「いつから錯覚してた?…錯覚?」
 「それでは聴いて下さい、錯覚CROSSROADS」
 の曲紹介のくだりは面白かったですね(笑)
 そんな「錯覚CROSSROADS」は、オシャレ系の面目躍如というか、これもまたBiBiの真骨頂ともいうべき曲。落ちサビのPile様ソロの歌声は本当に美しかった。思わず「すげぇ…」と漏らしてしまうほどでしたし、周りからも感嘆の声が。

 幕間ビデオ3。ChronicleはNewYearライブ。アニメ放送の直前、今まさに居るこのドームのすぐ隣、TOKYO DOME CITY HALLで行われたライブで、りっぴーは「NYの日、ドームでは別のアーティストさんがライブをやってて、いつか絶対ドームにと思った」と語ってました。
 その直後に始まったテレビアニメ。そらまるは冒頭の穂乃果のシーンで「これはいいぞと、台本の1ページで確信した」と語っていましたが、自分もあのファーストシーンでこれはいける!と感じたのを覚えています。
 うっちーも「アニメの中と自分たちの経験を重ねて、みんなで作っている感じもしていた」と語っていたように、現実とアニメとのシンクロ具合もアニメ「ラブライブ!」の大きな特徴でした。
 続いての3rdライブ。えみつんも「μ’sの転機だった」と語っていたように、この頃からラブライブ!μ’sを取り巻く状況は大きく変わっていったように思いますし、Pile様が語るように「アニメとのシンクロも考えた今の元になったライブ」でもありました。くっすんの「希と一緒に居る。18人で立っている」という言葉も印象的でしたね。
 そして最後のナジョルノの「覚悟ができた」という言葉の重み…。

 そんな“NYライブ”の話題から始まった幕間ビデオに続いて、遂に来ました。多くの人が待ち望んでいたことでしょう。
 25曲目、いよいよ初披露。「Angelic Angel」。
 もちろん南條さんをセンターに据えての9人でパフォーマンス。衣装の再現もですが、あの扇子の軌跡でハートを描くというアニメならではの表現までもライブで完全再現!扇子の軌跡を検出してモニタ映像上に光跡をリアルタイム合成するという演出には驚きでしたね。μ’sのライブはいったいどこまで進化するんだ、どこまで次元の壁を突き破っていくんだと震えました。
 MCでは新しい衣装やみもりんの髪型の話題に。Pile様も髪形再現していましたよね。
 そこから「輝夜の城で踊りたい」「だってだって噫無情」と和風衣装の似合う楽曲を8人で披露。「噫無情」のサビでの扇子をくるくる回すところはカッコよくて可憐で見応えがありました。

 そうそう、開演した頃はまだうっすらと明るかった東京ドームの屋根もこの頃にはすっかり暗くなっていて、これもまたある種のシンクロ感があって良かったです。

 1日目・その3(後編)へ続く。

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