2015年冬アニメ雑感 [アニメ]
2015年の冬アニメ(1月~3月期)も一通り終わったので、ざっくりと感想。
ガンダム Gのレコンギスタ
ライブのようなアニメだった。ストーリーとかは途中から所々よくわからないままなんとなく全体像を把握する感じで見ていたけれど、それでもとにかく見ていて楽しかったし、作画の線が走っている感じもアニメーション映像としてなかなかに魅力的だった。
メカニックや世界観のイマジネーションの凄さなんかはずば抜けていたと思う。
ガンダムビルドファイターズトライ
面白かったんだけど、中盤はちょっと力技なバトル展開に偏りすぎたというか、なんでもかんでも気合いとプラフスキー粒子の超理論で片づけられてしまった感はある。なので、最後の最後で今一度「ビルド」という原点に立ち返ったクライマックスから最終話にかけての展開はとても良かった。スーパーフミナ商品化はよ!W あと、トライオン3もいろんな意味で素晴らしかった(笑)。
アイドルマスター・シンデレラガールズ
良くも悪くもキャラクターが入れ替わったアイドルマスターだったなと。なんというか、基本的にマッチポンプなんだよね…。
神様はじめました◎
ずば抜けたクオリティというわけでも、奇をてらって話題性をかき集める内容というわけでもなければ視聴者の興味を煽るようなプロモーションも仕掛けていない。しかしとにかく毎回楽しみで続きが気になるアニメだった。誠実にていねいにつくられた王道アニメだからこその魅力。菜々生がほんとうに魅力的に描かれていたと思う。
幸腹グラフィティ
飯テロアニメとよく言われるけれど、実際の所は半ば決まり文句的にそう言っているだけであって、このアニメの本質はそことは違う部分にある。料理について事細かに正しく描くグルメアニメでもなければ、リアルな食事を描くアニメでもない。いや、もちろん食事の描写に力は入れられているのだけれど、それはグルメアニメ的な力の入れ方とは違う。バカバカしいくらいに色っぽく誇張された食事シーンもそうだし、この作品において、料理が“リアル”で“正しい”ことにはたいして意味はない。
なんでもないごはんを、楽しくおいしく食べて、おいしいなぁ、幸せだなぁという喜びをかみしめ心を満たされるアニメ。
「また来週」のお約束、そして月単位のエピソード進行からの一巡して卒業・入学エピソードでの締めと、ある意味現実とリンクした構成も見事だった。
ユリ熊嵐
序盤はなんだか奇天烈な様式美を並べただけのようにも見えたけれど、中盤から徐々に複雑に絡み合ったドラマが見えてくるにつれてグッと面白みが増した。
夜ノヤッターマン
クライマックスで明かされた真実は、おおよそそういうことだろうという予想はついていたものの、何より語られた動機とそれにまつわるエピソードがなんとも言えず衝撃的だった。なんというか、現実の世界での紛争や憎しみの連鎖、善悪というものに対する皮肉というか、そういうものも感じさせられた。
荒廃した世界のなかで描かれる純真さが実に良かったし、コミカルなお約束も程よいアクセントというか、お約束だったからこそ他がより引き立ったというか、ホッとして、クスッとさせられて、切なくも温かく、そして力強い、とても見ごたえのあるオリジナル作品だった。
惜しむらくはせっかくの最終回のつくりが…特に肝心のラストバトルまわりが雑だったことかな…。
ガンダム Gのレコンギスタ
ライブのようなアニメだった。ストーリーとかは途中から所々よくわからないままなんとなく全体像を把握する感じで見ていたけれど、それでもとにかく見ていて楽しかったし、作画の線が走っている感じもアニメーション映像としてなかなかに魅力的だった。
メカニックや世界観のイマジネーションの凄さなんかはずば抜けていたと思う。
ガンダムビルドファイターズトライ
面白かったんだけど、中盤はちょっと力技なバトル展開に偏りすぎたというか、なんでもかんでも気合いとプラフスキー粒子の超理論で片づけられてしまった感はある。なので、最後の最後で今一度「ビルド」という原点に立ち返ったクライマックスから最終話にかけての展開はとても良かった。スーパーフミナ商品化はよ!W あと、トライオン3もいろんな意味で素晴らしかった(笑)。
アイドルマスター・シンデレラガールズ
良くも悪くもキャラクターが入れ替わったアイドルマスターだったなと。なんというか、基本的にマッチポンプなんだよね…。
神様はじめました◎
ずば抜けたクオリティというわけでも、奇をてらって話題性をかき集める内容というわけでもなければ視聴者の興味を煽るようなプロモーションも仕掛けていない。しかしとにかく毎回楽しみで続きが気になるアニメだった。誠実にていねいにつくられた王道アニメだからこその魅力。菜々生がほんとうに魅力的に描かれていたと思う。
幸腹グラフィティ
飯テロアニメとよく言われるけれど、実際の所は半ば決まり文句的にそう言っているだけであって、このアニメの本質はそことは違う部分にある。料理について事細かに正しく描くグルメアニメでもなければ、リアルな食事を描くアニメでもない。いや、もちろん食事の描写に力は入れられているのだけれど、それはグルメアニメ的な力の入れ方とは違う。バカバカしいくらいに色っぽく誇張された食事シーンもそうだし、この作品において、料理が“リアル”で“正しい”ことにはたいして意味はない。
なんでもないごはんを、楽しくおいしく食べて、おいしいなぁ、幸せだなぁという喜びをかみしめ心を満たされるアニメ。
「また来週」のお約束、そして月単位のエピソード進行からの一巡して卒業・入学エピソードでの締めと、ある意味現実とリンクした構成も見事だった。
ユリ熊嵐
序盤はなんだか奇天烈な様式美を並べただけのようにも見えたけれど、中盤から徐々に複雑に絡み合ったドラマが見えてくるにつれてグッと面白みが増した。
夜ノヤッターマン
クライマックスで明かされた真実は、おおよそそういうことだろうという予想はついていたものの、何より語られた動機とそれにまつわるエピソードがなんとも言えず衝撃的だった。なんというか、現実の世界での紛争や憎しみの連鎖、善悪というものに対する皮肉というか、そういうものも感じさせられた。
荒廃した世界のなかで描かれる純真さが実に良かったし、コミカルなお約束も程よいアクセントというか、お約束だったからこそ他がより引き立ったというか、ホッとして、クスッとさせられて、切なくも温かく、そして力強い、とても見ごたえのあるオリジナル作品だった。
惜しむらくはせっかくの最終回のつくりが…特に肝心のラストバトルまわりが雑だったことかな…。
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