「ラブライブ!」2nd season 第13話感想・後編 [アニメ]
#13「叶え、みんなの夢―」
感想後編。(前編に戻る)
まだ見てないよ、ネタばれは嫌だよ、という方はここでブラウザをそっと閉じ。
■やさしい風が吹く
「最後はやっぱりここね!」
やってきたのは、そう、屋上。
毎日集まって、毎日練習した、できないことをみんなで克服して、ふざけたり笑ったりした、思い出の場所。μ’sの場所。
「ぜんぶここだった」
ふと、何か思いついた様子の穂乃果。モップとバケツに水を持ってきて何をするかと思えば…。
屋上に水で「μ’s」…これって…!!
2期のエンディングで何気なく目にしてきていたあの場面が、まさか、この瞬間だったなんて…。
でも水で書いた文字は…「この天気だからすぐ消えちゃう」
「でも、それでいいんだよ…」
…そう、それでいい。それで。
「ありがとうございました!」
誰からともなく、みんな一斉に感謝の言葉とともに深々とお辞儀。
にこを筆頭に、ひとり、またひとりと屋上を去って行きます。
皆、清々しい笑顔で。
最後に残った穂乃果。バケツとモップを手に去ろうとしたその時。去来する思い出の日々。薄れゆくμ’sの文字。また、ここで思い起こされる光景は、私たちも知らなかった光景。μ’sの9人だけの思い出。暖かい陽の光に照らされたμ’sの思い出が大気に溶けていくようでもあります。終わって、消えて、そして彼女たちの思い出は永遠になる。
屋上のドアをくぐった穂乃果に、今一度一陣の風が吹きます。どこか後ろ髪を引かれるようでもあり、風に乗って最後の思い出が運ばれてきたようでもあります。
聞こえてきたのは、ここだと決めた始まりのあの日の思い出。
『ここしか無いようですね』『日陰もないし、雨が降ったら使えないけど、贅沢は言ってられないよね』『うん、でもここなら音も気にしなくて済みそうだね。よーし!がんばって練習しなくちゃ!』
『ねぇ、ことりちゃん、海未ちゃん…』『?』『?』
『やり遂げようね、最後まで!』
「やり遂げたよ!最後まで!」
廃校阻止をやり遂げた。やりたいことをやり遂げた。やれることをやり遂げた。μ’sをやり遂げた。2期をやり遂げた。テレビアニメをやり遂げた。それを、確信した。精一杯、やり遂げたよ!最後まで!私たちの夢が、叶ったよ!
そしてエンドクレジット。
曲はなんと「Oh,Love&Peace!」。ああなるほど!卒業式の最後を締めくくるにふさわしい曲です。なにせ歌詞に「卒業しよう」って入ってるくらいですからね。「優しい風になれ心」というフレーズも今回を象徴しているかのよう。
そんな「Oh,Love&Peace!」にのせて、思い出の教室、思い出の廊下、思い出の掲示板の前を通り、ヒフミトリオとお別れし、校門へ向かう。
が、いやいやこれで終わるわけないでしょ、だってラブライブ!だもん。
「じゃあ、行くね」…とその時!
花陽に謎の着信!!そうきたか!まさかここで来るか!
校門を出る直前での引き留め。
着信の内容を確認した花陽はみるみる驚きの表情に。
「たっ…タイヘンですっ!」
もはや伝説の“あのね商法”ならぬ“花陽商法”です(笑)素晴らしい!μ’sに希望をもたらすのは常に花陽の役目でした。しかも今回は「ここでは話せません!部室に戻らないと!」と強引に穂乃果の腕を引っ張っていきます!
「なになに、教えてー!」「今度は何ですか!?」「にゃーっ!」「まだ終わってないって事!?」「なにそれ、イミワカンナイ!」「行って確認してみるしかなさそうね!」「ちょっとぉ、今日卒業式なのよぉ(泣)」
なんだこれ!もうね、楽しくて嬉しくてワクワクして仕方ない!
まだまだいっぱい楽しいことが待ってるよ!まだまだμ’sにはやり残したことがいっぱい残ってるよ!いっぱい叶えていくよ!
そう、それがラブライブ!これぞラブライブ!
「よぉーし!みんな続けぇーっ!!」
引っ張られつつも最後に号令をかけるのはやはり穂乃果の役目。みんなってのは、当然μ’sのみんな。そして音ノ木坂のみんな。そして即ち、私たちみんなです。
みんな続け!新しい夢に向かって、明日へ駆けていこう!
■これが「ラブライブ!」
前回の「KiRa-KiRa Sensation」がラブライブ!μ’sの“ステージの集大成”だとすれば、「Happy maker!」の曲とPVはラブライブ!という“体験”や、物語、作品そのものの集大成。思い出の場所を駆け抜け、時間も場所も超越し、全力全開で突き進み、「みんな」で最高に楽しい瞬間をつくりあげる。これぞラブライブ!
1期1話で3人で歌った始まりのあの場面で、始まりの歌である「ススメ→トゥモロウ」を歌ったあの道で。僕らの道があると歌い2期9話で音ノ木坂のみんなが作ってくれたあの道で。新たな始まりを告げ、新たなハッピーを紡ぐ「Happy maker!」を、9人のμ’sと、音ノ木坂のみんなと、物語を紡いできたみんなといっしょに歌う。μ’sだけでなく、みんながボンボンを手に一緒になって互いに応援を届け、歌う、最高の応援歌!
「だいじょうぶだいじょうぶ!」って歌ってる。「ハッピー」って歌ってる。
もう感動も楽しさも何もかもが何倍にもなる最高のクライマックス。
ぶっちゃけ一定世代以上の人にしか伝わらないと思うけど、ドリフターズのオチみたいな展開がもう最高!イントロがドリフのあの曲みたいにすら聞こえてくる(笑)なんだろうこのワクワク感と思ったら、そうだ、ドリフだ!と。ドリフ大爆笑だ!w
あと、最後は予想していた「ススメ→トゥモロウ全員Ver」そのものではなかったけれど、ある意味「ススメ→トゥモロウ」の真の全員バージョンであり完成形ともいえますね。
いやぁ、ほんとにいい物語でした。近年希に見るくらい気持ちの良い終わり。実に見事に終わった。
え?なに?「“劇場版に続く”じゃねーか」ですって?…いやいや何をおっしゃる(笑)直後に劇場版が発表になったからって勘違いしちゃあいけない!(劇場版発表はたまたまCMが本編の後ろにくっついてただけであって、そもそも本編の一部ではありませんからね)…続いてるとすれば、それは劇場版のことじゃない。“僕ら”がこれまでに体験“してきた”物語であり、“想像”し“創造”する、これから“つくっていく”物語にこそ、続いてるんだよ。
劇場版は“13話の続き”ではなく(「お話」としてはあのラストシーンに続くストーリーの可能性はあるかもしれませんが)、13話ラストで穂乃果が宣言した、穂乃果たちが連れて行ってくれる「見たことのない場所」「見たことの無いステージ」の“ひとつ”にすぎない。みんなで叶えるたくさんの夢のほんの一つなんです。
■笑いと涙とワクワクと
自分は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とか、三谷幸喜の「王様のレストラン」とか「ラジヲの時間」「THE有頂天ホテル」「ステキな金縛り」なんかが大好きで、それら大好きな作品の黄金パターンに通じるエンディングという点でも、ホント最高だった。見てる僕らを意識してお約束で語りかけるラストは「王様のレストラン」や「ステキな金縛り」にも通じるし、テレビの前のみんな!っていう感じもアニメらしくていいじゃない。こういうアニメらしい楽しさもまたラブライブ!の魅力。現実の体験と入り交じったような物語は、例えるならむしろ「ザ・マジックアワー」のようです。要するにそれ。メタとか自伝とかそういう解釈なんてもうどーでもいいやw
最後の最後でまだまだ知らなかったことがいっぱい出てきたり、これからの彼女たちにいっそう思いを馳せることができたりする嬉しさがあったり。
終わった…と思ってたら、最後の最後に大オチ、どんでん返しが待っていて、何もかもかっさらってハッピーエンドにしてしまう。見てる自分たちも物語の世界の一部になったような感覚とか、こういう最高にハッピーで、最高に未来に満ちた結末のお話って、ホント大好き。
娯楽作品というのは(コメディに限らず)エンディングに未来や希望が感じられて、最後に「あー面白かったーっ!」と思わせてナンボだと思ってる。作品としては終わっても、区切りが付いても、物語の世界の登場人物達の毎日は続いていくっていうのが大好きで、理屈抜きのとびっきりのハッピーエンドというのは自分にとって圧倒的に全てに勝る。だからもう、大好物なんですよ。こういうの。
■そして新しい夢に向かって
廃校になりかけた学校が持ち直して、μ’sはスクールアイドルとして最高のステージを実現して、何もかも夢が叶ったようだけれど…でも。
でも、彼女たちにはまだまだたくさんの、そして「ラブライブ!」にはこれからもたくさんの、新しい夢やドラマが待っている。だから、μ’sと僕らとみんなで、また新しい夢に駆け出そう!
そんな未来を予感させる最高に素敵なラストでした。
13話は、卒業でありμ’sの終わりであると同時に、新たな始まり。彼女たちの物語はまだまだ続いて、まだまだたくさんの未来が待っている。
新しい夢を見るためには、一旦夢から覚めないといけない。ひとつの夢を終わらせて、新しい夢を目指す。
μ’sの終わりを描いたようで実は、μ’sと僕らのこれからを描いた、新しいプロローグ。
それに、僕らは彼女たちが駆け抜けたたった1年のドラマを、テレビアニメというカタチでほんのちょっと垣間見たに過ぎない。
何を全部知ったつもりになってるんだと!何を判ったつもりになってるんだと!…オイオイ何勝手に彼女たちの、μ’sの物語を終わらせてんだと!
彼女たちの人生も物語もまだまだ沢山あるし、様々なステージに立ち、いろんなカタチで広がっているじゃないか!
彼女たちは僕らを見たことの無い場所に連れて行ってくれる。そして僕らもまた彼女たちを見たことの無い場所に連れて行くことができる。
それが「みんなで叶える物語!」…それが、ラブライブ!
「さあ行こう!私たちと一緒に、見たことのない場所へ!」
「見たことのないステージへ!」
「叶え、私たちの夢!」
「叶え、あなたの夢!」
「叶え、みんなの夢!」
■「ラブライブ!」2nd season 13話&シリーズ振り返り [アニメ]
感想後編。(前編に戻る)
まだ見てないよ、ネタばれは嫌だよ、という方はここでブラウザをそっと閉じ。
■やさしい風が吹く
「最後はやっぱりここね!」
やってきたのは、そう、屋上。
毎日集まって、毎日練習した、できないことをみんなで克服して、ふざけたり笑ったりした、思い出の場所。μ’sの場所。
「ぜんぶここだった」
ふと、何か思いついた様子の穂乃果。モップとバケツに水を持ってきて何をするかと思えば…。
屋上に水で「μ’s」…これって…!!
2期のエンディングで何気なく目にしてきていたあの場面が、まさか、この瞬間だったなんて…。
でも水で書いた文字は…「この天気だからすぐ消えちゃう」
「でも、それでいいんだよ…」
…そう、それでいい。それで。
「ありがとうございました!」
誰からともなく、みんな一斉に感謝の言葉とともに深々とお辞儀。
にこを筆頭に、ひとり、またひとりと屋上を去って行きます。
皆、清々しい笑顔で。
最後に残った穂乃果。バケツとモップを手に去ろうとしたその時。去来する思い出の日々。薄れゆくμ’sの文字。また、ここで思い起こされる光景は、私たちも知らなかった光景。μ’sの9人だけの思い出。暖かい陽の光に照らされたμ’sの思い出が大気に溶けていくようでもあります。終わって、消えて、そして彼女たちの思い出は永遠になる。
屋上のドアをくぐった穂乃果に、今一度一陣の風が吹きます。どこか後ろ髪を引かれるようでもあり、風に乗って最後の思い出が運ばれてきたようでもあります。
聞こえてきたのは、ここだと決めた始まりのあの日の思い出。
『ここしか無いようですね』『日陰もないし、雨が降ったら使えないけど、贅沢は言ってられないよね』『うん、でもここなら音も気にしなくて済みそうだね。よーし!がんばって練習しなくちゃ!』
『ねぇ、ことりちゃん、海未ちゃん…』『?』『?』
『やり遂げようね、最後まで!』
「やり遂げたよ!最後まで!」
廃校阻止をやり遂げた。やりたいことをやり遂げた。やれることをやり遂げた。μ’sをやり遂げた。2期をやり遂げた。テレビアニメをやり遂げた。それを、確信した。精一杯、やり遂げたよ!最後まで!私たちの夢が、叶ったよ!
そしてエンドクレジット。
曲はなんと「Oh,Love&Peace!」。ああなるほど!卒業式の最後を締めくくるにふさわしい曲です。なにせ歌詞に「卒業しよう」って入ってるくらいですからね。「優しい風になれ心」というフレーズも今回を象徴しているかのよう。
そんな「Oh,Love&Peace!」にのせて、思い出の教室、思い出の廊下、思い出の掲示板の前を通り、ヒフミトリオとお別れし、校門へ向かう。
が、いやいやこれで終わるわけないでしょ、だってラブライブ!だもん。
「じゃあ、行くね」…とその時!
花陽に謎の着信!!そうきたか!まさかここで来るか!
校門を出る直前での引き留め。
着信の内容を確認した花陽はみるみる驚きの表情に。
「たっ…タイヘンですっ!」
もはや伝説の“あのね商法”ならぬ“花陽商法”です(笑)素晴らしい!μ’sに希望をもたらすのは常に花陽の役目でした。しかも今回は「ここでは話せません!部室に戻らないと!」と強引に穂乃果の腕を引っ張っていきます!
「なになに、教えてー!」「今度は何ですか!?」「にゃーっ!」「まだ終わってないって事!?」「なにそれ、イミワカンナイ!」「行って確認してみるしかなさそうね!」「ちょっとぉ、今日卒業式なのよぉ(泣)」
なんだこれ!もうね、楽しくて嬉しくてワクワクして仕方ない!
まだまだいっぱい楽しいことが待ってるよ!まだまだμ’sにはやり残したことがいっぱい残ってるよ!いっぱい叶えていくよ!
そう、それがラブライブ!これぞラブライブ!
「よぉーし!みんな続けぇーっ!!」
引っ張られつつも最後に号令をかけるのはやはり穂乃果の役目。みんなってのは、当然μ’sのみんな。そして音ノ木坂のみんな。そして即ち、私たちみんなです。
みんな続け!新しい夢に向かって、明日へ駆けていこう!
■これが「ラブライブ!」
前回の「KiRa-KiRa Sensation」がラブライブ!μ’sの“ステージの集大成”だとすれば、「Happy maker!」の曲とPVはラブライブ!という“体験”や、物語、作品そのものの集大成。思い出の場所を駆け抜け、時間も場所も超越し、全力全開で突き進み、「みんな」で最高に楽しい瞬間をつくりあげる。これぞラブライブ!
1期1話で3人で歌った始まりのあの場面で、始まりの歌である「ススメ→トゥモロウ」を歌ったあの道で。僕らの道があると歌い2期9話で音ノ木坂のみんなが作ってくれたあの道で。新たな始まりを告げ、新たなハッピーを紡ぐ「Happy maker!」を、9人のμ’sと、音ノ木坂のみんなと、物語を紡いできたみんなといっしょに歌う。μ’sだけでなく、みんながボンボンを手に一緒になって互いに応援を届け、歌う、最高の応援歌!
「だいじょうぶだいじょうぶ!」って歌ってる。「ハッピー」って歌ってる。
もう感動も楽しさも何もかもが何倍にもなる最高のクライマックス。
ぶっちゃけ一定世代以上の人にしか伝わらないと思うけど、ドリフターズのオチみたいな展開がもう最高!イントロがドリフのあの曲みたいにすら聞こえてくる(笑)なんだろうこのワクワク感と思ったら、そうだ、ドリフだ!と。ドリフ大爆笑だ!w
あと、最後は予想していた「ススメ→トゥモロウ全員Ver」そのものではなかったけれど、ある意味「ススメ→トゥモロウ」の真の全員バージョンであり完成形ともいえますね。
いやぁ、ほんとにいい物語でした。近年希に見るくらい気持ちの良い終わり。実に見事に終わった。
え?なに?「“劇場版に続く”じゃねーか」ですって?…いやいや何をおっしゃる(笑)直後に劇場版が発表になったからって勘違いしちゃあいけない!(劇場版発表はたまたまCMが本編の後ろにくっついてただけであって、そもそも本編の一部ではありませんからね)…続いてるとすれば、それは劇場版のことじゃない。“僕ら”がこれまでに体験“してきた”物語であり、“想像”し“創造”する、これから“つくっていく”物語にこそ、続いてるんだよ。
劇場版は“13話の続き”ではなく(「お話」としてはあのラストシーンに続くストーリーの可能性はあるかもしれませんが)、13話ラストで穂乃果が宣言した、穂乃果たちが連れて行ってくれる「見たことのない場所」「見たことの無いステージ」の“ひとつ”にすぎない。みんなで叶えるたくさんの夢のほんの一つなんです。
■笑いと涙とワクワクと
自分は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とか、三谷幸喜の「王様のレストラン」とか「ラジヲの時間」「THE有頂天ホテル」「ステキな金縛り」なんかが大好きで、それら大好きな作品の黄金パターンに通じるエンディングという点でも、ホント最高だった。見てる僕らを意識してお約束で語りかけるラストは「王様のレストラン」や「ステキな金縛り」にも通じるし、テレビの前のみんな!っていう感じもアニメらしくていいじゃない。こういうアニメらしい楽しさもまたラブライブ!の魅力。現実の体験と入り交じったような物語は、例えるならむしろ「ザ・マジックアワー」のようです。要するにそれ。メタとか自伝とかそういう解釈なんてもうどーでもいいやw
最後の最後でまだまだ知らなかったことがいっぱい出てきたり、これからの彼女たちにいっそう思いを馳せることができたりする嬉しさがあったり。
終わった…と思ってたら、最後の最後に大オチ、どんでん返しが待っていて、何もかもかっさらってハッピーエンドにしてしまう。見てる自分たちも物語の世界の一部になったような感覚とか、こういう最高にハッピーで、最高に未来に満ちた結末のお話って、ホント大好き。
娯楽作品というのは(コメディに限らず)エンディングに未来や希望が感じられて、最後に「あー面白かったーっ!」と思わせてナンボだと思ってる。作品としては終わっても、区切りが付いても、物語の世界の登場人物達の毎日は続いていくっていうのが大好きで、理屈抜きのとびっきりのハッピーエンドというのは自分にとって圧倒的に全てに勝る。だからもう、大好物なんですよ。こういうの。
■そして新しい夢に向かって
廃校になりかけた学校が持ち直して、μ’sはスクールアイドルとして最高のステージを実現して、何もかも夢が叶ったようだけれど…でも。
でも、彼女たちにはまだまだたくさんの、そして「ラブライブ!」にはこれからもたくさんの、新しい夢やドラマが待っている。だから、μ’sと僕らとみんなで、また新しい夢に駆け出そう!
そんな未来を予感させる最高に素敵なラストでした。
13話は、卒業でありμ’sの終わりであると同時に、新たな始まり。彼女たちの物語はまだまだ続いて、まだまだたくさんの未来が待っている。
新しい夢を見るためには、一旦夢から覚めないといけない。ひとつの夢を終わらせて、新しい夢を目指す。
μ’sの終わりを描いたようで実は、μ’sと僕らのこれからを描いた、新しいプロローグ。
それに、僕らは彼女たちが駆け抜けたたった1年のドラマを、テレビアニメというカタチでほんのちょっと垣間見たに過ぎない。
何を全部知ったつもりになってるんだと!何を判ったつもりになってるんだと!…オイオイ何勝手に彼女たちの、μ’sの物語を終わらせてんだと!
彼女たちの人生も物語もまだまだ沢山あるし、様々なステージに立ち、いろんなカタチで広がっているじゃないか!
彼女たちは僕らを見たことの無い場所に連れて行ってくれる。そして僕らもまた彼女たちを見たことの無い場所に連れて行くことができる。
それが「みんなで叶える物語!」…それが、ラブライブ!
「さあ行こう!私たちと一緒に、見たことのない場所へ!」
「見たことのないステージへ!」
「叶え、私たちの夢!」
「叶え、あなたの夢!」
「叶え、みんなの夢!」
■「ラブライブ!」2nd season 13話&シリーズ振り返り [アニメ]
2014-07-05 00:55
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