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「ラブライブ!」2nd season 4~6話振り返り [アニメ]

 「ラブライブ!」2nd season も6話までの放送を終え、早くも折り返し地点です。そんな4話から6話までを改めて振り返ってみようかなと。

 で、まずはインパクトのある「場所・舞台」を探して奔走した3話に対して、インパクトのある「自分たち・見せ方」を模索して迷走した6話という構成。
 結局のところ3話ではインパクト問題自体はうやむやになったままともいえ、6話で改めて直面した、という感じとも取れなくもない。

■音ノ木坂の外に飛び出していくμ’s
 2期シリーズを見ていて感じるのは、「μ’sのファン」あるいは「観衆」の存在。1期でもオープンキャンパスに来た人の前でとか、ベルサール秋葉原でのライブというかたちで一般客や音ノ木坂を出てのライブ…というのはやっているのですが、1期では基本的に音ノ木坂の中、μ’sのフィールドで完結していた。2期に入ってからは、――生徒といっしょに体育館で歌っているOPにも象徴されているように――音ノ木坂を代表する存在として、音ノ木坂のみんなと一緒に、音ノ木坂の外に飛び出していって、たくさんのファンの前で歌いたくさんのファンを喜ばせる存在になりつつある、そんな風に描かれている気がする。
 3話では手伝いに駆けつけたヒデコ・フミコ・ミカたちの前でステージを披露し、4話ではにこの弟妹の前で、5話ではファッションショーの観客、6話ではストリートイベントに訪れていた一般のお客さんや通行人の前で歌い踊っている。様々な意味・規模のファンの前で歌うμ’s。特に、5話・6話では観客が音ノ木坂や家族以外の一般客に移っている点が興味深い。

4話「宇宙No.1アイドル」4話感想
■夢がゲシュタルト崩壊(笑)
 「…ていう夢を見たんだよ!」「夢なんかーーーい!」「♪さーっ夢をーーっ」(OP)「♪夢を掴む」(ED)等々……。
 2期はなんかすごく「夢」というワードが出てくるなぁという気がする。
 夢を叶える物語を綴り、夢を見て、夢を語り、夢を歌う。

■練習
 「練習は嘘をつかない。けど、ただやみくもにやれば良いというわけじゃない。質の高い練習をいかに集中してこなせるか。ラブライブ!出場はそこにかかっている」という絵里の言葉。3話で練習着がボロボロになるほど練習した結果、4位入賞で突破できた→練習は嘘をつかない。けれどそれでも4位。だからより質を高めていく必要がある、というのが説得力のある上手い見せ方だなぁと。

■買い物をしているときのにこの表情
 この時のにこは妹たちの夕ご飯の買い物をしているわけですが、いい笑顔です。にこがいかに弟妹思いであるかということが表情に表れている。

■取り払われていく可笑しさ
 にこにバレたとき、絶妙なタイミングで隠れていた段ボールが持って行かれ、自動ドアが開いて筒抜けになり、後ろに停まっていた車も走り去って、自動ドアがすっと閉じるという可笑しさ。

■凛ちゃんカワイイ
 昌平橋の公園のシーン、凛ちゃんだけハンカチを敷いて座っているところがカワイイ。あと、にこの家でのシーンでは、凛ちゃん女の子座りしてます。

■にこの自宅
 にこの自宅については1期で既に明かされていた…というか、背景でこっそり階段を上っているところが映っていたんですよね。視聴者の間でも密かに話題になっていましたが、当時はそれがお遊びなのか裏設定なのかは知る由もありませんでした。それが今回改めてにこの自宅という形で描かれることに。

■にっこにっこにー
 ココロのにっこにっこにーと留守電のにっこにっこにーがバッチリシンクロしているという芸の細かさ。

■弟妹達の情報源
 おそらく弟妹達はにこが作ったポスターやにこの話でしかμ’sのことを知らないということが示唆されている。だからこそ、ラストのにこのステージの場面が活きてくる。

■センターに置かない
 モグラたたきゲーム。最後、にこは自分のをセンターに置かず、端っこの空いてるところに戻します。偽りのセンターから、元に戻る。
 ちなみにこの場面の劇伴は1期5話でにこの過去が少し語られたあの場面と同じというのもニクイ演出です。

■にこの過去
 にこの過去が語られる場面の劇伴は、1期5話での同様のシーンと同じ。

■夜空を見やる
 月明かりの差し込む部屋で、窓の外の夜空を見やるにこ。そしてなにかを決意したような表情。

■にこと真姫
 にこがスーパーアイドルということを信じている妹たち(とその夢)をとても大切に思いやっているにこ。そんなにこにとって、3話でのサンタを信じている真姫は本当はどんな風に映っていたのだろうと考えると、にこが真姫にかまう理由とか、にこと真姫という組み合わせの良さが改めて見えてくるような気がしなくもない。

■徳井青空一人四役
 そらまる一人四役面白かった。

■矢澤にこオンステージ再び
 2期4話は、1期5話と同じ様ににこがその場で歌っているようなエンディングになっています。
 再び仲間を得て、嬉しくてみんなの前で歌った1期5話のエンディングと同じ。


5話「新しいわたし」5話感想
■背中を押す
 まきりんぱなの1年生トリオといえば、互いの背中を押し合う仲。
 冒頭、凛ちゃんが真姫と花陽の背中を押してプールに落とす。
 1期4話では真姫ちゃんと凛ちゃんが花陽の背中を押した。
 そしてこの2期5話では真姫ちゃんと花陽が凛ちゃんの背中を押す。

■逸れろぉ~
 1話での「雨やめー!」に対する視聴者の反応を見透かしていたかのように台風逸らしをやってくるというねw

■夕暮れの帰り道
 凛が自分がリーダーに向いていないと語り出すシーン。凛の横顔から道路を挟んで向こう側の歩道を、子供達が駆けて行くんですよね。男の子二人に、それを追いかけるようなスカートの女の子。子供の頃の凛の記憶と重なって見える演出。

■すっかり顔芸要因な海未ちゃん…
 海未ちゃん表情に出過ぎ。そしてことりちゃん容赦ないw

■星空
 花陽が穂乃果と電話で相談している場面、沖縄に居る穂乃果が見上げる夜空は満天の星空。遠く沖縄に居る穂乃果だけど、星空(凛)をちゃんと見ている。
 1期3話(1期13話)・2期3話、4話、5話と、星空のモチーフはなんだか示唆的なものを感じる。

■スカウトされる絵里
 なにかとモデルにスカウトされていた絵里。なんだか意味ありげ。何かの布石か?

■越える
 イマジナリーラインと呼ばれるものがある。凛がステージに上がる一連のシーンではそれを越えている。「線」を「越えて」舞台に上がる。

■凛の部屋
 5話のラストで初めて明るい陽射しの差し込む凛の部屋が描かれる。それまでは(1期から通して)電気を消しパソコンのモニタだけが明るく灯った暗い部屋だけでした。暗い部屋で可愛い服を「手にとって」姿見の前に立つだけだった凛が、明るい陽射しの部屋で「可愛い服を着た自分」を姿見に映し、楽しそうに部屋を飛び出していく。

■にこ→穂乃果→凛
 新しい練習着を着た凛が屋上に上がっていく場面は、エンディングで穂乃果が屋上への階段を上がっている場面と同じ(穂乃果のように誰かを引っ張って駆け上がっているのではなく、ゆっくりとした歩みなのが異なる)。
 最後の「いっくにゃー」は、1期5話のにこの「いっくよー」と似ている。
 部長矢澤にこ、発起人高坂穂乃果、それを受け継ぐ次代のリーダー星空凛。

■空を飛ぶ6羽の鳥
 なんか意味深。

6話「ハッピーハロウィーン」6話感想
■なすっしー
 だそうですよ。


■暗転からの本棚引き抜き
 なんだか凄く意味深な気がしなくもない。


■CHANGEのカード
 調べてみたら「永遠で不変な中にも、不変なことは変化だということ」みたいな解説があった。ほほう…。

■モノマネ
 他のメンバーの真似をしてなりきるシーン、収録時にはまず最初にそれぞれのキャラの本来のキャストがお手本を演じて、それを参考にモノマネ演技をやったそうです(Webラジオにこりんぱな第45回&えみつんファイトクラブ第2回参照)。

■静かな怒り
 冒頭の海未ちゃんといい、ことりママといい、こういうふうに静か~に怒りを湛えられるとホントこわい……w

■気持ちをぶつける
 にこにとってラブライブ!というのは悲願でもあり、人一倍真剣。A-RISEがいかに手強いかということも誰よりも実感しているはず。そんなA-RISEが冒頭で「イメージを壊して進化する」と宣言して目立っていた。ならばと対抗する方法を見つけたいのに、おかしな方向に迷走してばかりで募る苛立ち。と同時に、にこにとってμ’sはとても大切な場所です。そのうえでの6話のにこの直球な言葉。誰よりも本気で、誰にも負けないくらいμ’sが大切だからこそ、苛立ちがつい乱暴な言葉として出てしまったのだと思います。けれど、ちゃんと本音をぶつけて、ことりもちゃんと自分の気持ちで応えたことで、互いの理解を深め、また、変なわだかまりも残さずにすんだのではないでしょうか。

■やりたいこと
 衣装作りの場面。にこがことりを問い詰め、ことりはふんわりと、でも堂々とこれがわたしのやりたいことという風に応えるわけですが、この場面の劇伴は「絵里のやりたいこと」だったりします。1期8話で希が絵里を問い詰め、絵里が本音を漏らしたあの場面ですね。

■みんなの個性
 イベント当日の場面、穂乃果がふとメンバーの様子を見やるシーン。それぞれの仕草や立ち居振る舞いもそうですけど、鞄に付けているアクセサリもなんだか印象的だったなぁと感じたり。ちなみに、凛ちゃんが付けてるアクセサリ動いてますw


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