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「ラブライブ!」2nd season 第3話感想 [アニメ]

 #03「ユメノトビラ」
#03「ユメノトビラ」
 いよいよ第3話です。ラブライブ!の3話というとやはり特別なものを感じます。何よりサブタイトルは前回作った新曲の曲名。これは期待せざるを得ません。

 さて、冒頭でさくっとルール説明。予選を通過できるのは上位4組。ですが当然そのうちの1枠はA-RISEで確定でしょうから、事実上残る3枠を争うことになります
 予選は参加者も多いため、決められた会場だけでなく参加者が自由にパフォーマンスを行う場所を選び、ネット配信で参加できるそうです。実にイマドキなシステム。

 とはいえ、中継配信であっても一発勝負には変わりありませんし、インパクトのあるものにしないと勝てない。何か目新しくて目立てる要素をと考えるうちに話はヘンな方向に逸れていき海未ちゃんは久々の妄想モードですが、ともあれまずは校内放送で音ノ木坂のみんなにアピールしようと真姫ちゃんが提案。いつもの勢いで思わずマイクに頭をぶつける穂乃果や、緊張の余り「園田海未役をやっています…園田海未と申します」と意味不明な自己紹介の海未ちゃんにダレカタスケテな花陽と、…まぁ相変わらずのグダグダな感じではありましたが(ここで応援を呼びかけたことがきちんと後半に活きてきます)、ひとまず校内PR完了。 

■邂逅
 というわけで改めて予選のパフォーマンスを披露するための場所探し…ですが、しかしこうして見るとけっこういろんな場所でライブやってきたんですよね。校内でめぼしい場所はすでに一通り使って目新しさがない。
 そんな中、秋葉原に足を運んでみた穂乃果達。UTX高校のモニタに映るA-RISEの姿に決意を新たにしているところへ、なんとA-RISEのリーダー、綺羅ツバサ本人が現れます!遂にA-RISEとの邂逅!

#03「ユメノトビラ」
 UTX高校まで連れてこられた穂乃果。遅れてにこと花陽も駆けつけます。すかさずサインを求める花陽。普段引っ込み思案なのにこういう時に積極的なのが花陽らしい。そしてずるいと言いつつOK貰って「いいんですか!」と喜ぶにこw

 さて、思いもかけずA-RISEに招かれる格好になったμ’sのメンバー達。UTXのカフェスペース(学校のカフェってレベルじゃねぇ!)でA-RISEの3人、リーダーの綺羅ツバサ、統堂英玲奈、優木あんじゅとの初対面。
 A-RISEのメンバーも同じ地区のスクールアイドルとしてμ’sに注目していたこと、前回のラブライブ!でもライバル候補の筆頭として見ていたことが語られます。メンバーひとりひとりの情報も把握し高く評価している様子。
 そんな中でひとり、「いつもお花ありがとう」と昔から応援していたことを暴露されメンバーから冷ややかな視線を浴びるにこ先輩さすがです(まぁ改めて小悪魔的存在と評されますが、フッ、世界のYAZAWA先輩の真の力を見抜けていないとは…A-RISE恐るに足らぬ。…というか、それだけにこは普段の姿を見せないよう徹底しているということでもあるのかな)。

■王者の貫禄
 なぜそこまでという絵里の問いにツバサは答えます。
 「これだけのメンバーが揃っているチームはそうは居ない、だから注目もしていたし応援もしていた、そして何より、負けたくないと思ってる」
 しかし、A-RISEは全国1位で、μ’sはまだ何の実績もないルーキーです。しかし…
 「それはもう過去のこと」
 「私たちはただ純粋に、今この時、一番お客さんを喜ばせる存在でありたい。ただ、それだけ」…と。誰よりも人を喜ばせる存在でありたいと堂々と宣言する姿に、A-RISEの強さ、人気の一端を垣間見る。A-RISEがほんとうに凄くて魅力的で強いライバルキャラなんだ、と改めて感じさせられます。
#03「ユメノトビラ」
 「μ’sの皆さん、お互い頑張りましょう。そして、私たちは負けません」という言葉を残し退室するA-RISEの面々。
 そこへすっと立ち上がり「私たちも負けません」と宣言し、「今日はありがとうございました」と例を言う穂乃果(こんなシーン、1期でもありましたよね)。
 そんな姿にさらに興味が増したのか、ツバサはμ’sのパフォーマンスのステージにUTXのステージでライブをやってはどうかと提案します。1日考えてみてと言うツバサでしたが、穂乃果は即決。この勢いが穂乃果らしくもあり、そしてラブライブ!というアニメのテンポの良さでもあります。

 そしてライブ当日。
 やる気満々のメンバー達。本当にA-RISEと一緒で良かったのか不安なことりですが、合同でやると決めて場所探しなどの手間もなくなり、練習に集中できて良かったと絵里は言います。

 一方、穂乃果の自宅では、雪穂と亜里沙がネットでライブの様子を見守ります。大丈夫かなと不安な様子の亜里沙に対し、きっと大丈夫と答える雪穂。その視線の先にはボロボロになった穂乃果の練習着。積み重ねてきた練習の日々を物語っています。
#03「ユメノトビラ」
■目の当たりにする迫力
 いよいよライブ本番が始まります。まずはA-RISE。さすがのパフォーマンスでぐんぐん票を集めていきます。1期での「Private Wars」と同様、全作画による渾身のライブパフォーマンスも王者の貫禄を感じさせます。
 そんな初めて直に見たA-RISEのパフォーマンスに気圧された感じのμ’sメンバー達。ですが穂乃果は「そんなことはない!」と強く訴えます。A-RISEのライブが凄いのは当たり前、せっかくのチャンス、私たちも続こう!と。直前の雪穂たちのシーンでのボロボロの練習着からも窺い知れるように、みんな沢山練習してきたはずです。だからこそ穂乃果の言葉にも説得力を感じます。みんな精一杯練習してきた。積み重ねてきた練習は自信に繋がります。自信を持って本番に挑むために日々の積み重ねがある。そんな練習の日々を思い出してか、みんなにも笑顔が戻ります。
 A-RISEも凄いけどμ’sだって負けてません。さあ!思いっきりやろう!
 土壇場で学校のみんなも手伝いに駆けつけてくれました。学校のみんなに愛されてる、支持されている、学校を愛し共にある、というのもμ’sの大きな力の源ですね。

■そして「ユメノトビラ」が開く
#03「ユメノトビラ」
 星空をバックに、青と白を基調とした衣装、透明感のある舞台設定。キラキラとしたイントロから、カッコイイギターサウンド。一気にμ’sの世界に引き込まれます。
 イントロのセンターボーカルはPrintemps、lily white、BiBiのそれぞれのユニットリーダーである穂乃果、海未、絵里。立ち位置やパート分けもユニット別。花をモチーフに1人1人少しずつ違う衣装。前回の合宿の中で生まれた曲だということもプラスされて、いっそうの感動がこみ上げてきます。

 ライブシーンは…曲自体の違いもそうですが、黒を基調とし、全作画で要所要所をビシッと決める完成されたA-RISEのライブに対し、青と白で開放的なステージを自在に動き回るカメラに2D+3Dというのも良い感じに対比になっていますね。こうして並べてみせるというのも実に巧みな構成です。
 学校のみんなと共にあるμ’sに対して、どこか孤高を感じさせるA-RISE、というのも対照的。

 音ノ木坂から駆けつけた生徒達の温かい拍手を受けるμ’s。そしてそんな様子を離れて見守っていたA-RISE。最後、すこし驚いたような表情からフッと笑顔を浮かべるツバサがイイですね。想像以上のパフォーマンスを目の当たりにした驚きと、自分たちと拮抗しうる好敵手の出現に対する喜び、といったところでしょうか。
 さあ、まずは第一関門突破です。


 そうそう、1期同様毎回歌い手の組み合わせが変わるエンディング、今回はやはり全員Verでした。あと最後の方の羽を掴むシーンは毎回キャラが変わるようで、何気ないことだけれど、なんかいいですよね。

 次回は「宇宙No.1アイドル」。にこの過去エピソードが明かされるのでしょうか。ちないに、このサブタイトルはベストアルバムのCMでにこが言っていたキャッチフレーズですね。こういうネタを仕込んでくるあたりもこの作品の魅力です。


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