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「いなり、こんこん、恋いろは。」第2話感想 [アニメ]

第2話「試練、ひめごと、天照。」
試練、ひめごと、天照。
 学校を休んだ丹波橋くんにプリントを届けるため家を訪れるいなり。ですが緊張のあまり呼び鈴を押せません(笑)。そこでふと思いつき、丹波橋くんの男友達の橋本くんの姿に変身。しかし、男友達を装ってしまったがために、丹波橋くんの“男子”としての一面を図らずも垣間見てしまうことに(苦笑)。ですが、同時に丹波橋くんの魅力も再認識できました。
 そんな変身能力を得たいなりですが、うか様が無断で神通力を分け与えたことの責任を問われ、高天原にうか様と一緒に呼び出されることに。

 さて、神様たちの世界、高天原。
 イメージぶちこわしな天照様や、二次元の虜で「終わっとるがな」なうか様だったりのやりとりを経て(残念すぎるうか様がカワイイ)、天照様からいなりに試練が与えられます。昼間の間は変身能力を使ってはいけない、と。

 翌日、丹波橋くんのバスケの試合の応援に行くいなりは、駅で墨染さんと会い、いっしょに試合会場まで行くことに。いなりにとっては恋敵ともいえる墨染さん。ですが、お話ししてみるととても魅力的ないい子です(このタイプのキャラクターにしてはびっくりするくらい優しくていい子なので、視聴者もいなりと同じように墨染さんの魅力を感じたのではないでしょうか)。
試練、ひめごと、天照。
 しかし、そんな楽しく順調な道中に神様たちの妨害工作が。あの手この手の妨害対策にもめげず半ギレ状態のいなりがたくましくも面白い。
 あまりにしつこい妨害の手を逃れて体育倉庫に隠れたものの、外から扉を閉ざされてしまい出られなくなり、墨染さんも体調を崩して倒れてしまいます。なんとかして助けを求めないと…。いなりは丹波橋くんの弟の姿に変身し、小窓から抜け出して助けを求めに行きます。
 まぁ、お約束の王道展開ではありますが、外に出て助けを求めるためには変身するしかない、でも、変身してしまったらもう丹波橋くんや墨染さんとも会えなくなる。せっかく仲良くなれたのに。…というシチュエーションが王道展開をよりドラマチックなものにしていますね。
試練、ひめごと、天照。
 幸い、墨染さんは軽い熱中症と言うことで大事には至らずに済みました。バスケの試合は中断させてしまいましたが、丹波橋くんからも感謝の言葉を貰えました。でも、言い付けを破って変身してしまったいなりは高天原へ修行に行かなくてはいけません。意を決して丹波橋くんにお守りを渡し、お別れします。
 その夜、いなりは高天原へ向かいます(「ちょっとやり過ぎたかのう…」と心配げな神様達がちょっと可愛い)。さて、天照様からいよいよ審判が下されます。
試練、ひめごと、天照。
 言い付けを破ってしまったいなりに、うか様は優しく言います。
 「正道を悔いることはない」
 いなりは決して面白半分や好き勝手で変身したわけではありません。正しい行いをしたのだから、それは悔いることでも恥ずべき事でもないのだ、と。優しい言葉です。
 そんなやりとりを見ていた天照様から告げられた結果は…合格。いなりは正しい行いをした、そして、うか様もそんないなりを責めることはなかった。だから合格だと(まぁ、本当は単なる暇つぶしだったなんてあの場で言おうものなあ高感度ダダ下がりだから、という理由だったみたいですがw)。
 一時はどうなるかと思われましたが、ひとまずこれまで通りの生活が送れることに。
 翌日、学校では墨染さんが丹波橋くんにいつかの返事を手渡しています。あぁ、やっぱり…と思ったら、バスケ部のマネージャーを引き受けるという返事でした。結局はいなりの勘違い。ホッとしていたら、丹波橋くんにお守りのお礼も言ってもらえて一気に幸せ気分。そんな出来事を神社でうか様に報告しているとそこへお兄ちゃん乱入!どうなる次回!

 というわけで、王道展開だけれど、王道だからこその面白さが詰まったエピソード。あとは墨染さんの魅力を発見できる回でしたね。このタイプのキャラって何かとちょっと嫌な子に描かれがちですけど、墨染さんはそうではない。変身という能力をきっかけに、人の(神様達の)意外な一面が垣間見える、というのも、この作品の面白いところです。


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