2014年冬アニメファーストインプレッション・その３

　2014年冬アニメのファーストインプレッションをざっくりと。その３。
　ひとまずここまで。
　あくまで個人的な意見ですので、あしからず。

「ニセコイ」
　原作未読。まぁ良くも悪くも少年漫画系三角関係ラブコメの王道・テンプレだけど、約束の真相と3人の関係性のバランスをいかに描いていくのかが“カギ”だろう。映像はいかにもシャフトアニメといった感じで、綺麗ではあるのだけど若干ワンパターン感もある。
　それはそうと、なんといってもオープニング主題感の「CLICK」が素晴らしい！やはりClariSとkz(livetune)の組み合わせは相性抜群。1話では最後に流れたけれどこのオープニングの映像や曲からイメージされるような爽快ドタバタラブコメを期待したい。

「ウィザード・バリスターズ～弁魔士セシル」
　期待の梅津泰臣アニメ。監督作品としては「ガリレイドンナ」に続いてだけれど、やはりこの人はこのキャラクターデザインと独特のマッドでサイケデリックなビジュアル・世界観がセットになってこそですね。
　魔法や魔方陣などの表現もありがちなものではなく、ちゃんと独自のビジュアル・世界設定を構築している辺りも見事（OPで描かれている弁魔士バッジ?を介しての発動というのが面白く、そして画になる）。何より圧倒的な映像演出とその迫力に魅入る。梅津作品ならではのバイオレンス要素は実は若干苦手だったりもするけれど、それでも観たいと思わされるだけのモノがある。サスペンス、刑事モノ、法廷（探偵）モノ大好きなんですよ。つかみもバッチリの第1話で、Liaの主題歌も素晴らしい。
　あと、公式サイトのデザインセンスの良さね。
　刑事ドラマの格好良さ、弁護のための証言などを集めていく法廷ドラマの面白さ、魔術バトルの迫力。この世界観で「シルバー事件」とか「遠隔捜査」みたいなアドベンチャーゲームを遊んでみたいなぁ…。ゲーム化しないかな…。


　あとはBS11で「いなり、こんこん、恋いろは。」を観たら2014年冬アニメはひととおり視聴かな。「恋いろは。」は別途感想記事を書くつもりなのでしばしお待ちを。
　原作好きだから楽しみなんですよ。評判も良いみたいだし、はやく観たいなぁ～。
　■1/19追記：感想書きました！


　去年は「ラブライブ！」で燃え尽きた感があってほとんど見ない・感想も書かない感じだったので、今期はちょっとがんばって１話だけでもざっと見てファーストインプレッションをまとめてみました。しっかり見るのはこの中から数本に絞られていくとは思うけれど、今期は割と多い方かもしれない。ただ、多少は仕方が無いとは思うけれど、どうも似たようなパターンが多く見受けられる気がする。
　そんな中で、「スペース☆ダンディ」と「ウィザード・バリスターズ」は独自の個性と世界を築いていて、また、どちらもオリジナルアニメということもあって、この2本が今期の注目作かな（あとは「恋いろは。」が加わる予定）。

　主題歌も似たような曲が溢れかえる中で、ニセコイの「CLICK」と恋いろはの「今日に恋色」、ウィザード・バリスターズの「JUSTITIA」が頭一つ抜けてる。それぞれ、kzのメロディアスで爽やかなサウンドとClariS、May'nの組み合わせ、Liaの豊かで美しい歌声が素晴らしい。続いてスペース☆ダンディのOP/EDかな。

　あとは何と言っても、前期から継続している「ガンダムビルドファイターズ」が安定の面白さで目が離せない。こちらもOP/EDが新しくなりましたが、新しいオープニングも最高に熱くてカッコいいですよね。いやぁ、こんなにも毎週楽しみなロボットアニメは久々です。ホント面白い。

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