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「ラブライブ!」第10話感想 [アニメ]

 #10「先輩禁止!」
#10「先輩禁止」
 夏場の屋上はシャレにならない暑さですよねー。
 そんなこんなで合宿をして、また、この機会に「先輩」禁止で先輩後輩の垣根を取り払おうということに。
 というわけで、「部長の矢澤さんから一言」…あ、そういえば部長だった(笑)。

 さて、真姫ちゃんちの別荘に到着。別荘も豪華で、広々とした部屋にはしゃぐ穂乃果と凛。さも当たり前のように料理人の話をする真姫ちゃんに対し、妙な対抗意識を燃やすにこ先輩…もとい、にこにー。
#10「先輩禁止」
 さてさて、リゾート気分も程々に、合宿に来たからには練習もしなくてはいけません。…とはいえ、海未ちゃんの練習メニューがハードすぎる…。穂乃果、にこ、凛の三バカトリオ(酷いw)は不満顔です。
 「…って、海は!」と穂乃果。「私ですが?」と海未。かみ合っているようでかみ合っていません。
 「そうじゃなくて、海だよ、海水浴だよ!」と穂乃果。「ああ、それなら」と納得した海未が示したのは…遠泳10km…。いやまぁ、確かにある意味海水浴ですが…。遠泳にランニングってトライアスロンかよ!…というかトライアスロンよりハードですよね。不安顔のメンバーに対して目を爛々と輝かせてやる気満々の海未ちゃん。にこの言うとおりやる気スイッチがおかしな方向に入っているようです。仕方ないので隙を見て逃走!
 絵里もまぁ仕方ないと容認します。たまには遊んで先輩後輩の垣根を取るのも重要。
 「さあ、ウミ、行きましょう!」と海未を誘う絵里。この台詞、「行きましょう、海未」と「海に行きましょう」の両方の意味にも取れて面白い。


#10「先輩禁止」
 そんなこんなで海で遊ぶメンバーたち。ちなみにこの海で遊ぶシーンは「夏色えがおで1,2,Jump!」のPVの再現ですね。にこの「おーい!早く早くー!」はまんま「夏色~」のPVと同じですし(着ている水着は違いますが)、他にもスイカ割りのシーンやビーチチェアの真姫ちゃんなどPVのオマージュ的シーンが随所にあっておもわずニヤリとしてしまいます。…というか「PVの撮影とはいえ」とにこが呟いていることから、このときの出来事を元に「夏色~」のシーンを撮ったのかな?というふうにも想像できて面白い。
 それにしても、シングル発売当時にテレビアニメで見てみたいとか書いていたことがまさに現実になるなんて…。

 夕方、食材の買い出しに行かないといけないということで、付近に詳しい真姫ちゃんが自分が行くと言い、そこへ希も同行することに。
#10「先輩禁止」
 夕暮れの海岸沿いを歩く希と真姫。希はなかなか素直にみんなの輪の中に入っていけない真姫を気に掛けている様子。似たようなタイプの人をよく知っているだけに放っておけない…と。この「似たようなタイプの人」は絵里のことのようでもありますが、口ぶりからは希自身のことを自嘲気味に言っているようにもとれますね。

 夜、「しょうがないわねー」などと愚痴りつつ、まんざらでも無い様子で手際よく料理の腕を振るうにこ。すっかり料理できない「設定」のことを忘れています。
 そして出来上がった美味しそうなカレー。花陽だけはお茶碗にご飯山盛りです。さすが白いご飯大好き小泉花陽ちゃんです。
#10「先輩禁止」
 食後、すっかりくつろぎモードの穂乃果に、花火をやろうと言い出す凛、後片付けもしないといけませんし、海未ちゃんはこれから練習をやると言いだし、なんだか収拾が付かないどことなく険悪な雰囲気…。そこへ希が今日はもうお風呂に入って寝て、練習は明日の朝、花火は明日の夜にやることを提案してうまく丸く収めて一安心…。

 そしてお風呂シーン!…は割とあっさり終了。まぁ、露骨なお色気サービスシーンで釣る様なアニメではないですし、そこがこの作品が支持されているところでもありますからね。
 で、リビングに布団を敷いてみんなで一緒に就寝です。相変わらず大はしゃぎの三バカトリオ。そして何気にメガネかよちん再び!ことりがしっかりマイ枕を持ってきていることも見逃せないポイント。
#10「先輩禁止」
 さて、お布団も敷いて、消灯しておやすみなさい…といきたいところですが、そう簡単には寝付けません(海未ちゃんはすぐ寝てしまったようですが)。パリパリと物音に明かりを点けてみれば穂乃果ちゃんお煎餅食べてるし…。うるさいと起きたにこの顔はとんでもない事になっているし。で、希が真姫の仕業にして投げた枕をきっかけに、なし崩し的に枕投げ大会に突入(でも、自分のマイ枕は決して投げないことりちゃん。それだけ大切にしているというのが判る描写ですね)。そして枕投げは次第にエスカレートしていき、ついには寝ている海未ちゃんを直撃…!
 寝ているところを起こされて不機嫌モードの海未ちゃんが放つ怒りの超音速まくらに一人また一人と撃墜されていきます。このままでは全滅かと思われたその時、希と真姫が投げた枕が海未ちゃんをノックアウト。なんとか収まりました。
 「まったく…」とあきれ顔の真姫ちゃんですが、「でも、元はと言えば真姫ちゃんが始めたにゃ」と凛。あれは希がと反論する真姫ちゃんでしたが、しらばっくれる希。
 希に枕をぶつけられ、「何するの希!」と自然と名前で呼べるようになったことに、そんなこと頼んでも無いと照れる真姫ちゃんがツンデレカワイイですなぁ。

■ある意味似たもの同士な二人
#10「先輩禁止」
 翌朝早朝、みんなまだ寝ているなか目を覚ました真姫ちゃん。一人朝の浜辺に行くと、そこには希が。希は真姫に語りかけます。

 「ねぇ、真姫ちゃん…。うちな、μ’sのメンバーのことが大好きなん」

 μ’sを作ったのは穂乃果たちだけど、自分も影ながら見てきたしアドバイスもしてきた。それだけ思い入れがあり、だから、誰にも欠けて欲しくない、と真姫に語る希。
 そうなんですよね。振り返ればずっと助け船を出してきていたし、真姫ちゃんが一歩踏み出すきっかけを作ったのも希でした。そして真姫もまた、こっそり楽曲を提供することに始まって曲作りという縁の下の大事な部分でμ’sを支えてきた存在でもあり、ある意味この二人は最も初期からμ’sを見守っていた二人でもあります。
 希は生徒会副会長として、真姫はその性格から、お互いμ’sをすこし客観的な立場から俯瞰してきた…ある意味似たもの同士だけれど、今なおいまひとつ輪の中に溶け込み切れていない真姫ちゃんに対する希なりの優しさと、それに応える真姫の一歩前進が感じられるいいエピソードでした。
 「めんどくさい人ね、希」と苦笑いする真姫の言葉には、「お互いめんどくさいよね」という気持ちが込められているようにも思えますね。

 最後はみんな並んで、手をつないで美しい朝日を眺めながら決意を新たにします。

 「ラブライブ!に向けて、μ’s…がんばるぞー!」
 「おーっ!!」


 次回は「最高のライブ」ということで、またも感動回の予感です!


 そうそう、冒頭でメンバーが待ち合わせていた場所は東京駅の丸の内北口。2012年に建築当時の姿に復元された駅舎の両翼にあるドーム屋根の部分です。
東京駅丸の内北口
 この写真はちょうど1月3日のNewYearライブが終わった後でスノハレの舞台に立ち寄ったときに記念にと撮っていたもので、まさか一足早くモデルとなった場所を訪れていたとは!w

 あと、みんなが着ていた私服は5thシングル「Wonderful Rush」の時のですね。

 水着も「夏色~」のPVとは違いますけど、過去のピンナップ等で着ていた水着と同じだったりするみたいですよ。


夏色えがおで1、2、Jump!(DVD付)

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  • アーティスト: μ’s,畑亜貴,高田暁,渡辺和紀
  • 出版社/メーカー: ランティス
  • 発売日: 2011/08/24
  • メディア: CD



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