「ラブライブ!」第7話感想 [アニメ]
#07「エリーチカ」
サブタイトルの「エリーチカ」は、絢瀬絵里のニックネーム。「~チカ」というのは、ロシアで「~ちゃん」的なニュアンスなのだそうです。
前回、駆け込んできた花陽の「大変です」からの続き。
すわ、廃校関連で何か起きたのか!…と思いきや…
「ラブライブ!が開催されることになりました!」
「ラブライブ!…って何?」
A.このアニメのタイトルです。
…じゃなくて、全国のスクールアイドルが頂点を競う大会、いわばスクールアイドルの甲子園的なものだそうです。なんだ、そんなことかー、と多くの視聴者が思ったことでしょう。なるほど、花陽にとっては一大事です。花陽が無類のアイドル好きということを逆手にとって視聴者のミスリードを誘った格好ですね(…だがしかし!)。
ちなみに、ラブライブ!というのがスクールアイドルのトーナメント戦の名称であるということはコミック版では既に登場していた設定です。展開は異なりますが、アニメでもこの辺りの設定は同じくするようですね。
で、そんなラブライブ!のチケット争奪戦に参加する気満々の花陽(いやいや、キミ、もうただ見る側じゃ無いでしょう)。
「なぁんだ、私てっきり出場目指してがんばろうって言うのかと思った」という穂乃果の言葉に、「恐れ多い」と途端に小心者キャラに切り替わる花陽。
それはそうと、スクールアイドルを名乗っているからには目指してみるべきです。学校をアピールするチャンスでもあります。とはいえ、参加条件をクリアできるほどのランキング順位でもありません(なにせ2話の時点では999位でしたからね)。ところが、ここにきてランキング急上昇中のようです。思わず「うそっ!」と立ち上がる真姫ちゃんかわいいよ真姫ちゃん。しかも真姫ちゃん、既に出待ちのファンまでいた様子。さすがスター西木野です…。一方で出待ちが全然無いと落ち込む穂乃果。「アイドルというのは残酷な格差社会でもある」って、慰めになってないよかよちん…。
そしてそんなところへラブライブ!の情報を持ってくるにこ先輩。…残念、もうみんな知ってます…。「ラブライブ!」のギャグ要素のこのテンポとリズムはたまりませんね。
さて、ラブライブ!にエントリーするには学校の許可が必要。まぁ、そりゃそうですよね。とはいえ、生徒会長に許可をもらいに行ってもまた拒否されるのは目に見えています。ならばダメ元で理事長に直接話を通してみようと理事長室に赴きますが、そこで絵里とばったり…。タイミングが良いのか悪いのか…。
ところが、理事長は意外とすんなりエントリーを認めてくれました。一方で絵里の生徒会としての活動は断られます(このあたりは1話Bパート冒頭でも語られていますね)。
ただし、エントリーには期末試験で赤点を取らないことが条件。まぁ、さすがに赤点は無いと…、あれれ…、若干3名「orz」状態なんですが…。このシーンは、まぁ穂乃果はアホの子だからやばいんだろうなと想像は付きますが、凛ちゃんとにこ先輩、君たちもかーというところが笑いを誘います(苦笑)。
穂乃果は数学が苦手(しかもかなり重傷)、凛ちゃんは英語だそうです(ちなみに自分も恥ずかしながら英語が苦手科目でした。凛ちゃんとは気が合うな!w)。にこ先輩は…数学でしょうか(6話のカラオケの時といい、動揺すると本を逆さまに持っても気付かないみたいですね)。ともかく、協力してテスト対策です。
放課後、弓道部の練習後一人下校する海未ちゃん。ふと聞き覚えのあるメロディが…。そこには碧眼の美少女。しかも彼女が見ているビデオは、動画サイトに投稿されたものとは異なる様です。彼女曰く、自分はライブに行けなかったけど、“お姉ちゃん”が撮影してきてくれた、と。
「…お姉ちゃん?」
と、そこへ現れたのはなんと、生徒会長の絵里。ん?ということは…。
Bパート。
公園の片隅、「お待たせしました」と飲み物を買ってきてくれた絵里の妹、亜里沙ちゃんが海未に渡したのは…おでん缶(笑)。いや、確かに自動販売機で売ってるけども!…どうやら亜里沙ちゃんはまだ日本での暮らしになれていない様子。ハラショー…。
それにしても、まさかあの映像を撮影しネットにアップしたのが絵里だったとは。
あの映像がなければ今のμ’sはなかったかもしれないと語る海未ちゃんに、絵里は別にそんなつもりでやったのでは無い。むしろ活動を続ける意味のなさを知ってもらうためにやったと。だから今の状況は想定外だが、でも、だからといって認められない。人様に見せられるレベルではないし、そんな状態で学校を背負って欲しくないと絵里は言います。
じゃあ、上手くなったら、人を惹き付けられるようになったら?
そんな海未の問いかけに「無理」とバッサリ。「一番実力があるというA-RISEも素人にしか見えない」のだそう…。
「あなたにそんなふうに言われたくない」という海未の声を余所に帰路につく絵里。
帰り際「μ’s…海未さん達のこと、大好きです!」と告げていく亜里沙ちゃんがカワイイ。そんな亜里沙ちゃんは来年音乃木坂に入学するつもりの様子。今回の最後の方で、音乃木坂が絵里の祖母の母校であることも学校を守りたい理由として描かれていますが、加えて、妹のためにも廃校を阻止したいという気持ちもあるのでしょうね。妹に見せる表情の優しさとか妹想いな様子も窺えますし。…しかしまぁ、亜里沙ちゃんの「ハラショー」可愛すぎる…。
さて、「START:DASH!!」の映像を撮影してアップしたのが絵里だったことが明かされたわけですが、果たして本当にレベルの低さを晒すためだったのでしょうか?…まぁ、それとは別に妹に撮ってきてとせがまれた(あるいは、見たがっていたというのもあって撮ってあげた)、というのもあったに違いないので、いろいろ複雑な想いはあったんじゃないのかなぁ、などと想像してみたり。
それにしても、A-RISEすら素人レベルと言ってのけるとはどういうことでしょう、気になる海未ちゃんは希にその理由を教えてもらい、実は絵里がクラシックバレエの実力者だと知ります。確かに、今のμ’sはまだまだ人様に見せられるものではない、A-RISEも素人レベルと言ってのけるだけのことはあるようです。
それを知って、海未ちゃんはショックを受けて謝ろうと思ったのでしょうか。
…いいえ、違います。
「ダンスを教わりたい」
「いまのみんなが先輩の半分でも踊れるようになったら、本当の意味で人を惹き付けられるのに」…と。
…じゃあ、尚更まずやらないといけないことがありますね。理事長から与えられた参加条件を、まずクリアしないと!
ここのやりとりは、公園での「じゃあ上手くなったら?」と反論していたのと対になっているというか、上手くなったら考えを改めるの?から、絵里凄い、上手くなるためにも教わりたい、への変化。ある意味、2話の穂乃果の真姫ちゃん勧誘と似た感じですよね。
さてさて、そんなこんなで肝心の試験結果ですが…。「じゃーん!」…って、まぁ赤点じゃ無いからクリアはクリアです。
早速理事長に報告に行きますが、衝撃の事実が…!
「音乃木坂は来年より生徒の募集を止め…
廃校とします!」
ええーっ!ちょっちょちょっと、決定事項になってますよ!どうするの!どうなるの!
ここにきて衝撃の展開。続きが気になります!
今回は、ラブライブ!の開催を受けていよいよ本格的に動き始めるスクールアイドル活動と、そこに訪れた大きな転機が描かれました。一方で、(海未ちゃん中心の回であるとはいえ)これまでと違って穂乃果が全く“いいとこ無し”で見せ場が無かったのも面白いところでした。
ラブライブ!という大きな大会の存在。そこに参加するための道筋もでき、そのためにも絵里の力を必要とするという理由もできた。…しかし、非情にも廃校の決定が宣告されてしまいました。そもそもの活動の目標は廃校阻止だっただけに、これは大きな事件です…。
そうそう、海未ちゃんと絵里の組み合わせというのもファンにとっては嬉しいポイントでしたね。
1stシングルの「僕らのLIVE 君とのLIFE」や、2ndシングル「Snow halation」のPVを見ると判ると思いますが、絵里のペアといえば海未ちゃん、というイメージがあるんですよね。アニメでも真姫ちゃんとにこという組み合わせも確立しつつあるようですし、こういうファンがニヤリとする要素もしっかり盛り込んで楽しませてくれるところがさすがです。
屋上のシーンで穂乃果たち三馬鹿トリオ(酷いw)が使っていたスピーカーは、ウオークマン用防水仕様ドックスピーカーRDP-NWR100のブルーですね。雨天を考慮しての防水でしょうか。
SONY ウォークマン用ドックスピーカー防水タイプ ブルー RDP-NWR100/L
サブタイトルの「エリーチカ」は、絢瀬絵里のニックネーム。「~チカ」というのは、ロシアで「~ちゃん」的なニュアンスなのだそうです。
前回、駆け込んできた花陽の「大変です」からの続き。
すわ、廃校関連で何か起きたのか!…と思いきや…
「ラブライブ!が開催されることになりました!」
「ラブライブ!…って何?」
A.このアニメのタイトルです。
…じゃなくて、全国のスクールアイドルが頂点を競う大会、いわばスクールアイドルの甲子園的なものだそうです。なんだ、そんなことかー、と多くの視聴者が思ったことでしょう。なるほど、花陽にとっては一大事です。花陽が無類のアイドル好きということを逆手にとって視聴者のミスリードを誘った格好ですね(…だがしかし!)。
ちなみに、ラブライブ!というのがスクールアイドルのトーナメント戦の名称であるということはコミック版では既に登場していた設定です。展開は異なりますが、アニメでもこの辺りの設定は同じくするようですね。
で、そんなラブライブ!のチケット争奪戦に参加する気満々の花陽(いやいや、キミ、もうただ見る側じゃ無いでしょう)。
「なぁんだ、私てっきり出場目指してがんばろうって言うのかと思った」という穂乃果の言葉に、「恐れ多い」と途端に小心者キャラに切り替わる花陽。
それはそうと、スクールアイドルを名乗っているからには目指してみるべきです。学校をアピールするチャンスでもあります。とはいえ、参加条件をクリアできるほどのランキング順位でもありません(なにせ2話の時点では999位でしたからね)。ところが、ここにきてランキング急上昇中のようです。思わず「うそっ!」と立ち上がる真姫ちゃんかわいいよ真姫ちゃん。しかも真姫ちゃん、既に出待ちのファンまでいた様子。さすがスター西木野です…。一方で出待ちが全然無いと落ち込む穂乃果。「アイドルというのは残酷な格差社会でもある」って、慰めになってないよかよちん…。
そしてそんなところへラブライブ!の情報を持ってくるにこ先輩。…残念、もうみんな知ってます…。「ラブライブ!」のギャグ要素のこのテンポとリズムはたまりませんね。
さて、ラブライブ!にエントリーするには学校の許可が必要。まぁ、そりゃそうですよね。とはいえ、生徒会長に許可をもらいに行ってもまた拒否されるのは目に見えています。ならばダメ元で理事長に直接話を通してみようと理事長室に赴きますが、そこで絵里とばったり…。タイミングが良いのか悪いのか…。
ところが、理事長は意外とすんなりエントリーを認めてくれました。一方で絵里の生徒会としての活動は断られます(このあたりは1話Bパート冒頭でも語られていますね)。
ただし、エントリーには期末試験で赤点を取らないことが条件。まぁ、さすがに赤点は無いと…、あれれ…、若干3名「orz」状態なんですが…。このシーンは、まぁ穂乃果はアホの子だからやばいんだろうなと想像は付きますが、凛ちゃんとにこ先輩、君たちもかーというところが笑いを誘います(苦笑)。
穂乃果は数学が苦手(しかもかなり重傷)、凛ちゃんは英語だそうです(ちなみに自分も恥ずかしながら英語が苦手科目でした。凛ちゃんとは気が合うな!w)。にこ先輩は…数学でしょうか(6話のカラオケの時といい、動揺すると本を逆さまに持っても気付かないみたいですね)。ともかく、協力してテスト対策です。
放課後、弓道部の練習後一人下校する海未ちゃん。ふと聞き覚えのあるメロディが…。そこには碧眼の美少女。しかも彼女が見ているビデオは、動画サイトに投稿されたものとは異なる様です。彼女曰く、自分はライブに行けなかったけど、“お姉ちゃん”が撮影してきてくれた、と。
「…お姉ちゃん?」
と、そこへ現れたのはなんと、生徒会長の絵里。ん?ということは…。
Bパート。
公園の片隅、「お待たせしました」と飲み物を買ってきてくれた絵里の妹、亜里沙ちゃんが海未に渡したのは…おでん缶(笑)。いや、確かに自動販売機で売ってるけども!…どうやら亜里沙ちゃんはまだ日本での暮らしになれていない様子。ハラショー…。
それにしても、まさかあの映像を撮影しネットにアップしたのが絵里だったとは。
あの映像がなければ今のμ’sはなかったかもしれないと語る海未ちゃんに、絵里は別にそんなつもりでやったのでは無い。むしろ活動を続ける意味のなさを知ってもらうためにやったと。だから今の状況は想定外だが、でも、だからといって認められない。人様に見せられるレベルではないし、そんな状態で学校を背負って欲しくないと絵里は言います。
じゃあ、上手くなったら、人を惹き付けられるようになったら?
そんな海未の問いかけに「無理」とバッサリ。「一番実力があるというA-RISEも素人にしか見えない」のだそう…。
「あなたにそんなふうに言われたくない」という海未の声を余所に帰路につく絵里。
帰り際「μ’s…海未さん達のこと、大好きです!」と告げていく亜里沙ちゃんがカワイイ。そんな亜里沙ちゃんは来年音乃木坂に入学するつもりの様子。今回の最後の方で、音乃木坂が絵里の祖母の母校であることも学校を守りたい理由として描かれていますが、加えて、妹のためにも廃校を阻止したいという気持ちもあるのでしょうね。妹に見せる表情の優しさとか妹想いな様子も窺えますし。…しかしまぁ、亜里沙ちゃんの「ハラショー」可愛すぎる…。
さて、「START:DASH!!」の映像を撮影してアップしたのが絵里だったことが明かされたわけですが、果たして本当にレベルの低さを晒すためだったのでしょうか?…まぁ、それとは別に妹に撮ってきてとせがまれた(あるいは、見たがっていたというのもあって撮ってあげた)、というのもあったに違いないので、いろいろ複雑な想いはあったんじゃないのかなぁ、などと想像してみたり。
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…いいえ、違います。
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ここのやりとりは、公園での「じゃあ上手くなったら?」と反論していたのと対になっているというか、上手くなったら考えを改めるの?から、絵里凄い、上手くなるためにも教わりたい、への変化。ある意味、2話の穂乃果の真姫ちゃん勧誘と似た感じですよね。
さてさて、そんなこんなで肝心の試験結果ですが…。「じゃーん!」…って、まぁ赤点じゃ無いからクリアはクリアです。
早速理事長に報告に行きますが、衝撃の事実が…!
「音乃木坂は来年より生徒の募集を止め…
廃校とします!」
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今回は、ラブライブ!の開催を受けていよいよ本格的に動き始めるスクールアイドル活動と、そこに訪れた大きな転機が描かれました。一方で、(海未ちゃん中心の回であるとはいえ)これまでと違って穂乃果が全く“いいとこ無し”で見せ場が無かったのも面白いところでした。
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そうそう、海未ちゃんと絵里の組み合わせというのもファンにとっては嬉しいポイントでしたね。
1stシングルの「僕らのLIVE 君とのLIFE」や、2ndシングル「Snow halation」のPVを見ると判ると思いますが、絵里のペアといえば海未ちゃん、というイメージがあるんですよね。アニメでも真姫ちゃんとにこという組み合わせも確立しつつあるようですし、こういうファンがニヤリとする要素もしっかり盛り込んで楽しませてくれるところがさすがです。
屋上のシーンで穂乃果たち三馬鹿トリオ(酷いw)が使っていたスピーカーは、ウオークマン用防水仕様ドックスピーカーRDP-NWR100のブルーですね。雨天を考慮しての防水でしょうか。
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